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【バテン】バテンと燃料補給で出航準備

 さーて、セイルも張ったし後は帆走チェックをすれば最低限「ヨット」として海に浮かべる事が出来ます。 今はただの貧弱なエンジンを積んだ前の見にくい船ですから。

 と言うわけでセイルにバテン(中骨)を入れてガッツリ帆走仕様にします。 まずはバテンとバテンテンショナーを出して…

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  バテンとバテンテンショナー(上の工具類は別作業で出してるだけで関係ありません)。 バテンテンショナーはバテンを入れた後、そのバテンをラフ方向に張力をかけるためのフィルの位置(張力)を決めるための道具です。

 ガフスパーを少し上げ、畳んだセイルを多少広げられる状態にして…

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 一番トップのバテンポケット。 ここはフルバテンなので、セイルを下ろして収納する時は外す必要があります。 まぁこの手間だけで(多分)セイルのパワーがアップするなら面倒な事ではありません。

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 シュッと入れて…

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 二重のフタ(ベルクロ止)で封印。 セイルの上のバーはブームやマストではなくてガフスパー。 完全に上げた状態では、

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 こんな感じで、かなり垂直に近くなります。
 話が逸れましたが、次のバテンです。

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 2本目は普通のバテン。 バテンを入れた後にフタの先端の小さいポケットにバテンテンショナーの先端を入れて…

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 グググッとラフ方向へ押し込みます。 それで自分の求めているテンションになったら…

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 圧をかけながら(内側がベルクロになってるから密着させる)、テンショナーを抜けばOK! バテンを抜く時は、この黄色いコードを引けばポケットのフタが外れます。 それ以降サクサク進めてバテン入れ作業終了。

 再びセイルを畳んで、セイルカバーを取り付けため、トップのバテンは抜きました。

 次に燃料補給。 と言っても前回満タンにしてから海に出た回数は4回、時間にして約14時間20分、30マイル弱の距離ですからたかが知れています。 わざわざ燃料屋さんを呼ぶほどでは無いですから船内に保管している予備燃料缶を取り出して…

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 電動給油ポンプ(石油用)でシューっと給油。 ぼーっとしていると、いつの間にか止まっていました(溢れ防止の自動停止)。

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 と言うかヤバイなこれ… 本当にギリギリだ。
給油は約8.5リッター、全然減らないな…

 そんなわけで、全ての準備が終わりました。 
次に出る時は
・水深計の振動子の場所の確定
・ジブのファーリングシステムの確認
・ジブシート類の経路チェック(正解がわからない)
・メインセイルを広げて走ってみる

をする予定です。

 まぁ、土曜日の予報見ると…

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風が12mオーバーなんで、ちょっと出せそうも無いんですけどね。