【FFヒーター取付編10】徒労に終わりそうなアルミマウント
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いよいよヒーター本体の設置です。
トイレの壁の隙間にそのまま設置すると
シンクのこの部分が当たってしまうので、3〜40mm程かさ上げする必要がありますが…
ティラーを作った時、オートパイロットの接続金具(ブラケット)を取り外し式にするのに使ったこの部分。
このアルミチャンネルがまだ1m分くらい余ってると言うか、家で邪魔になってるので使う事にします。 まさかこんな所に使うなんてなー。
早速ヨットに持ってきて、穴を開けてやり…
ガチャっと。
よしよし、もう片方にも穴を開けて…
実際にこのアルミチャンネルとヒーターの間には金属の板が一枚入りますが、だいたいこんなイメージです。
こんな感じでマウントが出来ました。
パイプ類もなんとか接続作業くらいは出来そうな空間はありそうです。
このマウントとヒーターの間に挟まる金属板の加工がありますが、それは置いておいてまず仮設置して様子を見ます。
はいはい、ぴったりですね!
と書きたい所なんですが、この状態にするために10分くらいガチャガチャやっていて、その10分の間に大失敗を悟りました。
スペースが狭すぎてヒーターにマウントを付けたままだとこのスペースに入りません。
向こう側に1つのマウントを斜めに置きつつヒーターを押し入れ、さらに手前側のマウントを捻り込みながら… みたいなアクロバティックな事をしないとこの状態になりません。 つまりナットで固定する事が不可能なんですわ…
完成した状態では収まるはずなのに完成させる事が出来ないと言うジレンマ。
この状態のヒーターをカティサークのボトルシップ(あの瓶の中に入ってる帆船の模型ね)を眺めるが如く呆然と眺めていました。 便器に座りながら(トイレの中での作業ですから狭いですからね)。
いや、穴を開け作業中から何となく組んだままの状態では入らない事は感じていたんですわ。 しかし「実際やってみたら何とかなっちゃった。テヘッ!」的な展開になるだろうと言うオプティミスト精神発揮しまくりな自分を殴りたい。
今日の作業は徒労に終わりそうな気がしつつ、時間も無いのでマリーナを後にしました。 うーん、どうしようかなぁ…
シンクの邪魔な部分を削る →不可逆的加工はなるべく避けたい。こう言う容易な手段は忍者部隊月光の「拳銃は最後の武器だ!」くらい最終手段。
ヒーター本体から生えてるボルトを大幅にカットする →ついカッとしてやりそう、カットだけに。と言う冗談はいいとして1万円のヒーターだけにすぐ壊れるでしょ、きっと。そして同じ奴を買ってリプレイスする時にまた同じ加工するのは面倒だし、そもそも不可逆的作業は…(以下上に同じ)。
このアルミチャンネルに代わる何かを探す →お金は絶対かけたくないので引き続き家で何かいいものが無いかゴソゴソ探してみる。
根本的にヒーターの設置方法を変える →これも引き続き考える(場所じゃなくて方法をね)。
こんな感じで、三連休の残りを悶々としながら家族サービスに費やします。
FFヒーター取付編11へ続く