【セルモーター交換02】【内装貼り】プロの成功と素人の失敗で内容はほぼ内装
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前回、ロッカーからエンジンルームに大穴を開けて、エンジンの左側にアクセス出来るようにしました。
ヤンマートリビアですが、2YMや3YMはエンジンの右側によくアクセスするルブリケーション系等がまとめて配置されているので、そちらを「オペレーションサイド」、普段あまりアクセスする必要の無い左側を「ノン・オペレーションサイド」と呼んでいます。
↑ほらね
つまり何が言いたいかと言うと、この穴を開けた側は普段あんまりアクセスする機会が無いんですよねぇ…
ま、背に腹は変えられませんでしたので、勢い余って開けたわけですが。
話が逸れましたが、それでいざセルモーターが固定されているボルトを外そうと思ったら、レンチのサイズが手元に無いやつだったと言うオチが。
で、翌週の金曜にマリーナに来まして、さーて交換作業するか…と思うとワタリガニ… いや、渡りに船が!
仕事が立て込んでいて、いつ来れるかわからないと言っていた木更津マリーナの方が急遽こちらに来れる事に。
恐らく私のように、整備する予約をしていたがマリーナに回航出来なかったとか、そんな感じなんでしょう、その艇には気の毒ですが、私は大いに助かります。
早速プロに仕事はお任せし…
あっけなく終了。
あれ?わざわざレンチ買わなくてよかった?(結局、木更津マリーナの方の自前工具で取り外しと取り付けをしたから)
いやいや、どうせ使う事ある… と言うか、またセルモーターに何かあったら必要になるし!
と言う事で、一見落着ですわ、セルモーター。
ま、プロがやっても横に穴を開けないと困難だったと言う部分だけが収穫?
で、暇になった私は何をしたかと言うと…
懸案だったこのバウバース、スターボードサイドの内装の剥がれ。
前のベネトウのヨットに乗っていた時も悩まされた内装、今のヨットでも再びか…
まずは
バウバースのスターボードサイドのマットを出してやって。
って長いな、こんなに長かったか。
コクピットデッキよりバウバースの方が長いか。
ゴミ袋でマスキングして、
このベトベトとした糊(?)的な物が染み込んだスポンジを、
手やヘラでひたすら剥がしていきます。
で、ウイルス騒ぎで高沸しました貴重なアルコール(だいぶ落ち着きましたね)を使って…
パット・モリタ(←ベストキッドね)の教え通り、延々と拭いて、拭いて、ひたすら拭きます。
空手が相当上手くなったところで終了(注:うっすらとした記憶では、パット・モリタが少年に空手を教えるのに、ひたすら車にワックスがけをさせてました)。
で、ニトリの通販で買った
このタイルカーペットをですね、
測るのも面倒なので、よく失敗するパターンの現物合わせで…
カットして、当ててみたら珍しく正解。
ここで、貼り付けるのに
シーカフレックスかシリコンシーラントか悩む事5秒。
やはり値段も安く、失敗しても外しやすそうなシリコンシーラントを塗って、
ペタペタと貼りました。
底面も、
出っ張った部分も切り欠きを入れてちゃんと作りまして、
丁寧にしたつもりで、一応完成はしましたが…
なんだこの微妙な仕上がり感…
端の部分とかは、適当に何かトリム的なものを貼って仕上げようと思っていましたが、オリジナルのキャビンも雰囲気にマッチしない感たっぷり…
これはダメだわ。
元々、FRPの表面が凸凹だから壁紙とかダイノックシートでは綺麗に仕上がらないのはわかっていたので、凹凸なぞびくともしないタイルカーペットを使ってみましたが、ちぐはぐ感がすごい。
テキスチャがそうさせるのか何なのか… そういうセンスがないので理由はわかりませんが、とにかくダメなのはわかった。
シリコンシーラントで貼ってて良かった、コストも安く済んだし、剥がすのもシーカフレックスより簡単で。
近々に他の何かを探そう…
いっそ、Keroyon1123さんのように漆喰?とも思いますし、本日(←作業した日じゃなくて、これを書いてるって意味)ウチのヨットにゲストの方が来られまして、その方はHaber800Sloopのオーナーさん、その方はこの剥がれた部分にビルダーさんにチークの板を貼ってもらうそうな… そうか、板か!木の板と言う発想が無かった!(なせなら木工が不得手なのと、嫌いこそものの下手なりでスキルが無いから)
とにかく、今日はプロが直したセルモーターは復活し、そして素人(私)がやった内装は大失敗で、何かと明暗を分ける感じで作業は終了。
次回は久しぶりに海に出てみますよー、内装は見ない感じでね。