【ティラー製作編2】増えた板は授業料
ティラー製作編1はこちら
えー、ティラー製作編2回目です。
自分で立てた予定では、今日は接着とか角を丸めるような作業をするつもりだったんですよ。 ところがですね、先日ヨットに行った時になんの気無しにティラーを握ったら、ウチに置いてある今度ティラーになるであろう木材の塊より明かに薄いんですわ。
「???」
角が丸いからとか、そんなレベルじゃないくらい薄いです。
ノギスをキャビンから持ち出して測ると… 35mmを指しています。
ちなみに今作ろうとしてるティラーの大きさは…
上から10mmのウォールナット、5mmのスプルース、10mmのチーク、5mmのスプルース、10mmのウォールナットと、40mmの幅です。
5mmのスプルースを1枚抜けば35mmになるやん!って話ですが、見た目が左右非対称になってしまいます。
いやいや!それは無いから!
しかし、そもそも木工の知識ゼロのため板を薄くする方法がわかりません。
わかっても、0.5mmと言うオーダー(つまり左右を2.5mm削る)で削るような事が出来る気がしません。
買うか!
板を組み替えて、最低2枚を新しく買えば35mm組み合わせになりそうです。
今の組み合わせ
ウォールナット 10mm
スプルース 5mm
チーク 10mm
スプルース 5mm
ウォールナット 10mm
新しい組み合わせ
チーク 10mm
スプルース 5mm
新しく買う木 5mm
スプルース 5mm
新しく買う木(チーク) 10mm
この組み合わせなら、チークを1枚と何かを1枚買えば35mmになりますわ、出費だけど。
早速、木を決めます…
「本花梨(パドウク)!」 ←ドラえもんの秘密道具を出す感じで
木の知識が無いので、木の簡単な説明文と色で即決(あと、意外と5mm厚の板の選択肢が少なかったし)。
注文してすぐに届きました。
クランプで止められてるのは古い組み合わせ、クランプの下の2枚のうち上がチーク、下が本花梨です。
新しい組み合わせは…
ふむふむ、なるほど。
これはこれで、いいんじゃ無いですか?
10mm厚のウォールナットの板2枚が余ってしまいましたが、まぁこのティラーを製作中に当て木にしたり、慣れない木工のテストと慣熟用に使う事としましょう。 文字通りの授業料ですわ。
これ書いてる時に思い出したんですが、最初にティラーの幅を測ったのはノギスじゃなくてiPhoneの計測アプリだったんですな… 自業自得です。
次回は接着と角をトリマーで落とすくらいは出来るかな?