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【水深計編13】No oil, No depth. または私は如何にして心配するのを止めてパテを愛するようになったか

水深計編12はこちら

前回、「やれやれ、やっと完成か」と思われた水深計編でしたが、予定していたリーク検査を失念し、いきなり振動子のケース内にオイルを注いだらパテの隙間からヌルヌルとオイルが漏れ出て、オイルと一緒に自分のやる気も漏れちゃった?くらいにテンションだだ下がりの巻でした。
もっともリーク検査をしてもしなくても結局は漏れてるわけで、再度パテを盛ると言う作業からは逃れられませんが。

漏れをなくすために考えたのは…
・さらに上からパテを盛る「ヤシオリ作戦」
・シーラントを上から塗る「タバ作戦」
・全部外してやり直す「絶対やりたくない作戦」

の3つでしたが(作戦名に意味はありません)、タバ作戦は手持ちのシーラントがあまり残って無かったのと、長期的耐油性がわからなかった(と言うか調べてない)ので却下。 現状の欠陥パテ盛りの上にさらにパテを盛る方法になりました。

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シートのクッションを外して座板を外すと出てくる振動子。
振動子を抜くと…

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ああ、振動子ケースの中に満たされていたオイルが完全に空になってますな。

オイルを拭き取り無水アルコールで脱脂をしてパテ盛りに取り掛かかります。
この間の欠けたステムを直した時に使ったパテが残っていたのでそれを使いますが、ガラス繊維が入ったパテなんでなんとなく荒い感じがして本当は使いたくありません。
しかし他にもあったはずのエポキシパテがヨット中見渡しても見つかりません。 仕方ないですね…

まずはパテと硬化剤を…

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ジップロックの上に出して…

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練りに練って…
写真は撮ってないですが、ヘラで盛りに盛って…

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周りをガッツリ固めました。
これで来週はオイルを入れてみますが、それでもダメならケースの周囲に囲いをして樹脂で固めてしまおうかな… いや、いっそこのケース周りの区画を全てオイルで満たしてしまえば… なんてインチキな方法まで考えてます。

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と言うわけでパテの硬化を待つので、一応来週まで放置です!

あとは作業としては先週帰る時にですね、除湿剤水が…

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こんないっぱいになってたので、シンクに中の水を捨てて帰ったんですよ。
それで、1週間後に来たら…

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うわ!汚くなって錆も!
と言うわけでコンパウンドで磨きまして…

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とりあえず錆は落ちました。
上が磨いた後、下が磨く前です。

その後はキャビンの片付けなんかをしまして…

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なんとかさっぱりした状態に戻りました。
これ、ぐりぐり自分で動かしたい方がいらっしゃれば、

↑こちらで上下左右ズームイン、アウトできます。

では次回はいよいよ(2度目の)オイル入れです。

水深計編14へ続く