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【FFヒーター取付編08】独りブレストが終わり何度目かの最終決定

FFヒーター取付編07はこちら

さて、FFヒーターの取り付け方法や排気パイプの出口についで考えに考えました(この1ヶ月で3〜4回方針転換してる)が、「もうこれで最終決定!」としないと進まないので、以下のようにします。

最初の妄想案
キャビンのベンチ下に置いて配管・配線類はなんとかする。
→実物をヨットに持って行ったらベンチ下に微妙に入らなかったので断念。 どちらにせよ配管が黒部ダムの工事並の困難さだったと思う。

当初案
トイレに置き、ガンネルまでパイプを引っ張って、そこから排気。
→配管作業と部材調達の面倒さ(当然コストもかかるし)、直径70mmの断熱材に包まれた排気パイプがロッカー内を2m以上通る事によるスペースの無駄さ、そして燃料タンクの真上を通す不安もあって断念。

この間までの案
トイレから後ろに引っ張って、ハルから排気。
→どこをどう配管しても燃料タンクのベントに影響してしまう事が発覚。 ベントの位置を変えるのは結構な手間がかかりそうなので断念。

さっき諦めた案
ヒーター取り付け位置のすぐ後ろの下の方に…

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こんな感じじゃダメ?と自問自答してたんですが、これは排気口が喫水に近すぎた。 普段はヨットが船台に載ってるから、ここがどんなに海面に近いか理解して無かった。 ヒールしたら水中だよ、ここ。
まぁ、前に乗ってたファースト300だと

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こんな風に、すごいヒールさせて窓が水中に浸かったままずっと走らせても排気とか大丈夫だったから行けるんじゃないか?とも考えましたが、やっぱり(気分的に)ダメだ。単純に開口部が水の中と言うのは怖い。

妥協案(仕方無くこれで進める案)
結局、排気パイプの折れ曲がる回数と角度が増えて望ましく無いのと(ざっくり計算すると圧力損出が150Paは余裕で超える)、排気系のエリアを密封する手間の面倒さ、見た目を良くする為の目隠し用化粧板の設置の手間と言う様々な短所がありますが、

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これで行きますわ…
しかしこんなに排気パイプがグニャグニャ曲がってたら、せっかく買った

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この断熱材使えんのか? そもそもどのくらい周りとパイプを離す必要があるんだ? と色々調べてみると、リンナイのウェブサイトに(住宅への)FFヒーター設置施工のガイドが載ってました。

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断熱材使えばほぼ接触しててもOK。使わなくても15mm離してればOK。
あれ?もしかして断熱材買わなくてもよかった??

まぁ、これ以上悩んでも春の暖かい日が訪れて取り付け熱が下がる一方になるのは目に見えているので、細かいところは作業を進めながら現物合わせでやるとして

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これで進めます。

次回ヨットに行ったら、もう後に引けないようハルの穴開けと排気用スルハル金具の取付けを行う予定。

FFヒーター取付編09へ続く