【FFヒーター取付編16】送風ダクト完成
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今日は一気に送風系の完成まで持っていきます。
まず前回作ったダクトの吹き入れ口が長すぎて組み入れられない事が仮組みで判明、仕方なく
短くカットしました。
次にダクトを固定するために、位置を正確に出します。
紙の上の計算では蛇口との隙間が3mmくらいしか無いはずなので、かなり正確に…
で、固定用のボルトが通る穴を
開けまして、
ボルトで仮止めします。
目立たないように、向こう側のボルトは奥の方に。
次に吹き出し口の位置を決めて、それに合わせて
ダクトをどのくらい切るかを決定しまして、再びダクトを外し…
カットしましたよ。
ええ、デッキのチークを切らないように気をつけました。
次にダクトテープを出して来て…
テープ、隙間に突っ込んでたからボッコボコだな…
これまで数百mはダクトテープを使って来ましたが、生まれて初めてダクトにダクトテープを貼ります。
そもそもダクトとかも触るのが初めてだから当たり前か。
再び組み直して、
吹き出し口カバーのベース部品をあてて、センターをマークします。
で、ここにいよいよ…
ホールソーをあてて穴を開けるわけですが…
丁寧っぽく、実は一気呵成に終了です。
実際は向こう側とこちら側の両面からホールソーを使いました(木材は最後が割れやすいから)。
ここに、ジャンクパーツとして150円で売っていたカーエアコンの吹き出し口(多分マツダ車)のパーツを突っ込んでみます。
なんとなくそんな気はしていましたが、そのまま何もせずフィットしますね。
ダメだった時用に色々と方法を考えて来たのですが、無駄になりました。
裏側はこんな感じです。
で、吹き出し口カバーも穴を開けてボルトで
固定しました。
カバーを被せてここは完成。
カバーを被せた状態でもカーエアコンの吹き出し口はそのままいけますね。
やけにあっさり… いいのか? 穴を開けて突っ込んだだけなんだけど…
最後に、この発泡ゴムで作った蓋をダクトの奥にシリコンで接着して、ダクトは完成です(写真が無い…)。
次にヒーター本体との接続ですが、
接続ダクトをあらかじめ測っていた長さに切って…
ホースバンドをはめておいて…
ヒーター本体とダクトを接続し、ホースバンドを絞めれば完成です。
と一言で書いていますが、これも悪戦苦闘する事20分以上かかりましたが。
一応、蛇口も使用出来ますよ。
こんな感じに仕上がりました。
っと、ダクトの工程の前に仕上げた排気パイプの事を書くのを忘れてました。
ヒーターと排気パイプの接続は、
品質保証期限の若干過ぎた高耐熱性の液状ガスケットを排気パイプの内側に塗って、バンドを入れてそっと差し込み…
ホースバンドで締めただけです。
どうせこの区画は全てCMA(Carbon monoxide area=一酸化炭素区画)として気密閉鎖する予定なので、ざっくりで。
そして排気のスルハル金具への接続は…
あ!その前に、前回仮組みした排気パイプは諸事情で使えなくなってしまい、泣く泣く新しい物を買いました(理由は後述)。
しかも前回せっかく角度と計測して流量と抵抗の計算をしたのに、今回は長さが違うので適当な取り回しに…
スルハル金具との接続は、排気パイプとスルハル金具に約6mmの径の差があったのですが、適当な配管部品が見つかりません。 仕方なくその径の差を埋めるステンレスパイプ(魚探の振動子の取付の時に使ったパイプの余り)を排気パイプにTIG溶接でチリチリくっつけました。
ステンレスのTIGなんか何年ぶりだろうか?
実はこの溶接を1回目は失敗していまい、排気パイプが廃棄されるという韻を踏んだ事態になったので、仕方なく480円で売っていた新たな排気パイプ(ただし長すぎ)を買う羽目になったというわけです。
で、ただただ差し込んだだけではさすがに「それはどうなんだ?」という感じですから、先程ヒーター側の方に使った使った液状ガスケットを
接続部周辺にべったりと塗りました。いや、これもどうなんだ…実はなんとなくこの排気パイプは長すぎてダメな気がしてるんですよね。とりあえず稼働させて、1年くらい運転させてからちゃんとした方法を考えます(パイプの取り回しも接続方法も)。
本日はここまで。
次回は電装・燃料系を仮組みして2〜3時間程度の試運転をいよいよしてみますよ!
FFヒーター取付編17へ続く