【風向風速計取付編5】センサーユニットを取り付けて完成
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先週、ブラケットが完成しましたので、今回はブラケットにマスト灯とセンサーユニットを取り付け、それをマストトップに据えれば完成のはずです。
と言うわけで、朝5時前にマリーナに来まして海を見ますと
波こそ無いものの、北風が8〜9m程度吹いてピューピューと音がしています。
ま、今日はヨットを出すわけではないので関係ありませんが。
剣崎付近、大きなPCCが北上しています。
アップにすると…
DURBAN HIGHWAYですな、あのグレーの物々しい雰囲気は。
まるで米軍借り上げの船ですが、普通の民間(K LINEだっけ?)のPCC(PCTC?)です。
よそ様の船は置いといて、作業、作業。
昼には会社に戻りたいので(今日は金曜日なんですわ)、ダッシュでやりますよー。
まず電触で荒れたマストトップを
サンドペーパーで三度(言ってみたかった)擦って、ボコボコした部分を均し、腐蝕した部分を(なるべく)無くしまして…
ざっくりスプレーで塗装します。
ジンクのスプレーが手元にあったのですが、アルミに使っていいのかどうかわからなかったので(調べるのも面倒だった)、新たに適当に買ったラッカースプレーを使用。
色に違和感がないな、あまり考えて買ってないのに。
乾燥させている間に、ブラケットの準備をします。
まず、マスト灯のブラケットの電触した部分。
こっちもサンドペーパーで(そこそこ)綺麗に。
ここは新たに作ったステンレス製のブラケットに取り付ける部分、塗装しません。
では、いよいよ先週完成したアレを出しますよ。
この、新しく作ったブラケットに…
マスト灯を取り付けて…
センサーユニットも取り付けます。
次に絶縁材として、
PTFEシートを切るのに、マジックで型を取り、
切り出しました。
これでマストトップアッセンブリーとして完成したので、据え付けますよー。
しかしこれ、格好の鳥の止まり木にならない?
PEラインでも張ろうと思いましたが、センサーユニットの風見と干渉しそうなので、とりあえずこのまま取り付けて、ダメそうなら後日何か考えますか…
塗装の乾燥待ちの間に朝ご飯。
やわらか紅茶のシフォンケーキですわ。
うむ、朝から甘いパンはキツい。
そして、そろそろ塗装も乾きましたので組み付け開始。
ボルトの穴の片方にロープを通して、今回の部品群を吊ります。
これをやっておかないと、絶対落とすからね!
で、アルミボルトにアルミワッシャー、PTFEワッシャーで
組んで完成!
いや、1行6文字で簡単に書いていますが、結構大変でしたからね!!!
ボルトの長さとかPTFEワッシャーの厚みとか、色々ギリギリで計算してパーツを選んでるので。
とにかく、苦労しつつもなんとか完成です! ひゃっほー!
あ、違った!まだ完成してないですわ。
マスト灯の配線をしてなかった(本気でマスト立てるところだった)。
今日は色々吊る日。
モバイルバッテリーを吊って、そのバッテリーからはんだごてに電源供給。
結線→ハンダ付け→熱収縮チューブで絶縁。
ブチルゴムテープでぐるぐる巻きにして、タイラップで止めて完成!
それではマストを起こしますよー。
バーン!
ふむふむ、いいですよ。
念のためにジブセイルとの干渉を見たいところですが、真後ろから結構な風が吹いておりまして、次回にします。
あぁ、稼働しいている状態でディスプレイ部の写真撮らなかった…
とりあえず、先々週にディスプレイ部を取り付けた時に撮った写真でお茶を濁しておきます。
マストの短いヨットなので全く心配していませんでしたが、電波の受信状況も問題ありません。
さて、風向風速計シリーズ、これにて終了!(実際にセイリングして問題が出なければね)