【ただただ磨く】錆落とし、現実逃避の手段として
今週もマリーナに来ましたよ。
さーて、エンジンの調子でも見ようかなー
って、エンジンが無いやん!盗まれた?(すっとぼけ)
ええ、ご存知のように瀕死のエンジンは
マリーナの工場でこんな状態。
コンロッドのメタルやクランクシャフトのピンやジャーナル部まで爪が引っかかるレベルで傷が入り、本当に瀕死。
うん、エンジンだけで無く私の気持ちも瀕死で重篤ですわ。
リーガルな形で電動化出来るなら、間違いなくこのタイミングでマブチの水中モーター(←最近はタミヤが復刻してる)でもTorqeedo(←最近ヤマハの子会社に)でも積むところなんですが、そうは問屋が…
いや、問屋は卸しても日本小型船舶検査機構が許しちゃあくれません。
実際、問屋って言うか小売店で買う事は出来るし。
とりあえず、エンジンは色々待ちです。
この件に関しては、そのうちゆっくり書きますわ。
今日は先週書いた通り、
このインテークサイレンサーが錆だらけなので、綺麗にしますか。
ほうら、錆だらけでしょ?(こんな状態になったのは色々理由があるのですが、それはまたそのうち)
内側は大丈夫なんですけどね。
とりあえずサンドペーパーで削るか… と、
む!?
このステッカーは外すか… よーく知ってるし…
削るぞー!
ザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリ…
1時間半経過…
ザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリ…
2時間半経過…
ザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリザリ…
3時間、ここで80番のサンドペーパーが尽きましたわ。
これ以上粗い番手のは持ってないし、次に持ってる番手は180番だから、ちょっと細かすぎ。
今日はここまでにしておくか!
サンドペーパーを買い増して、また(来週はマリーナに来れないから)再来週以降だ。
こんなのサンドブラスター吹いて一発じゃないの?
とか
その時間働いたら新品の部品買えないか?
と思われるでしょう?
はい、その通り!
そんな事はわかってますわ。
しかし今日は、何も考えずただただ無心で作業したい気分の日ってあるでしょ?
そんな嫌な事をリセットしてくれるのが本来は(私の)セイリングの役目なわけですが、それが出来ないんじゃ仕方ない。
ただただ無心で手を動かす。
リセットこそされないまでも、まぁちょっとは気持ちも良化されるのでは?
他にもスタンションやパルピットをピカールで磨くとか、そんな作業でも可。
ウインチの分解・整備とかはダメね、無心では出来ないからね。
あとは、最近マリーナに現れた
木造ヨット。
多分、佐野の23クリッパー?22かしら?
こんな艇のオーナーになって維持・管理するようになれば、ひたすら木部(全部じゃん!)のニス塗りなんかが続いて、無心での作業が増えるかもね。
それなら気分も毎週スッキリ…
いやいや、今度はその作業自体が(私には)ストレスになるわ!
ほんと、チークヨットのオーナーさんは尊敬。
憧れる者は多くとも、その手間を考えると多くの人が尻込みする中で、敢えて選んでいるわけですからねぇ。
ま、私の作業は消化不良だったんで、
新橋のDRY-DOCKで、
North Sailsのコースター眺めながら、
チキンバスケットや自家製コンビーフを肴に、
クラフトビール呑んで週末を〆ますか。
いや、週末感欲しいだけで、実際は明日も仕事ですけどね。