【Tips05】トイレの窓を目隠しし、スプレー類も隠し、匿い三昧しつつスタックパックを匂わせる
いや、匂わせるというか作りますよ、スタックバッグ。
マリーナはスロープのレールの更新工事で来週までは上下架できません。
早朝にマリーナに来ますと、
コンクリートは砕かれスロープのレールは外されて、
あっちに打ち捨てられていました。
そうか、あれは左右繋がってるものだったのか… などと感心しつつ海に目をやると、
山頂にまだ少し雪の残る富士山をバックに、沖縄は琉球海運の「にらいかないⅡ」が浦賀水道に入るところでした。
にらいかないⅡは沖縄に行くとよく見かけるし東京港に来る時は我が家の窓からも見える馴染み深い船です。
そう言えば初代「にらいかない」もクルーズ船に乗ってる時に石垣島とかで見かけたなぁ…
という感じの事はおいといて、今日マリーナに来たのは
スタックカバー(スタックパック)
を作る決断をしまして、その計測をしてもらうのに業者さんに来てもらうお願いをしたんですわ。
いや、測るだけならいくらでも自分でやるんですけどね、ウチのヨットはスループ艇とは言え普通のバミューダリグ(一般的なヨットのあれね)じゃなくてガフリグじゃないですか?
つまり、
ああ、懐かしい… 右の写真は今のヨットに買い替える前のBeneteauのFirst 300 Spirit、初代ビスケットですわ(鴨川の草レースで僚艇に嫌がらせしてるところ)。
いや、そういう事では無くって、このガフスパーがどうなんだ?と。
と言うのも、
ブームよりガフスパーの方が長い訳で、これでバッグの後ろの方をどうやって処理するの?というところを、そりゃあいくつか方法はあるんでしょうが、どんなソリューションをあてるのか聞きたかったんですわ。
あとバミューダリグだとメインハリヤードはマストに平行ですから問題ありませんが、ガフリグだとガフスパーを持ち上げるピークハリヤードがその役割をするのですが、ピークハリヤードはマストから離れたところからマストに向かってるわけで、その辺もどうやって処理するか?とか聞きたかったりで来てもらう事に。
と、長々と書いてますが今までのこれ、今日の作業になんの関係も無いですからね!
なんかスタックバッグの話になっちゃったな、おい。
今日はその業者さんにが来られる前に、先日作り直した新もやいバッグに…
もやいロープを入れ替えてキャビンに入り、まずは整理整頓です。
このファブリーズと重曹掃除スプレーと掃除用アルコールと苔取りスプレーのスプレー4兄弟がキャビンの散らかり具合(というか見た目)に拍車をかけているので、
こんなタオル掛けを買いまして、
ヒーターの取り付けの時の内装板を固定するローレットボルトと鬼目ナットの余りを準備して、
キャビン入口からは見えないシンクの横にマークを付けて穴を開けて…
(下のゴミ袋はドリルで穴を開けた時に、切り子が下に落ちないようにです)
穴に鬼目ナットを入れて…
うむ、
ローレットボルトでタオル掛けを取り付けて…
アームを取り付けレバースプレーハンガー完成。
なぜローレットボルトかと言うと、これ上が簡易テーブル的な感じになってまして、天板が折り畳めるんですわ。
このタオル掛け(現スプレーハンガー)があるとそれが畳めなくなっちゃうので一応取り外し式に。
これで、
スプレー4兄弟は見えないし、
こっちも少しはサッパリに。
因みにこの棚の上の段は差し板を入れるコットンバッグ、下の段はハンモックにゴミ袋(として使う予定のコンビニ袋)と暑い時に頭からふりかけるシーブリーズ。
スプレーが隠れたところで次にトイレの中を隠しますよー。
ウチのヨットのトイレはポートライトがありまして、コクピットからトイレの中が見える仕様になっていまして(なぜだ?)、
ほーらね。
普段は
前オーナーが作ったと思われるこんな布で目隠ししているわけですが、これをいい加減卒業と言う事で、
100均で3枚1組で売ってる保冷バッグが結構ヨットに余ってたので(つまり魚が釣れてないと言う事)、それを切り開いて
ポートライトの型を取りまして、思ったよりヘニャヘニャで薄いので2枚作り…
それでもまだ薄い感じなので、保冷バッグの底にあったボール紙を真ん中の芯にして、シリコンで2枚を貼りまして。
おっと、シリコンを使ったのは、たまたま近くにあったからです。
ジョージ・マロリー風に言うと
「Because it's there. (そこにシリコンがあるからさ)」
ですな。
とにかくシリコンが乾くのを待つのも面倒なので
上の方に細いベルクロを付けて(写真撮り忘れ)完成。
当然外からも見えませんよ。
って、あれ?
これ取り外し式にする必要無かったんじゃ??
それならもっとカッコよく作れたのでは?と一考。
結論: 近々これは廃止してポートライトのアクリル板に直接何か貼るかな…
つまり、作った直後に廃止予定。
この後業者さんがグッドタイミングで来てくれまして、計測して頂いたり疑問だった点を色々教えて頂きました。