【トイレ編01】トイレ外しで指を切る
日立の電動トイレが付いています。
スイッチを入れると動く努力はしてる感じですが動きません(リレーがカチカチ言うような音が聞こえる)。
誰でもトイレに求めているものは動こうと言う努力じゃなくて、きれいさっぱりと要らないもの、流したい物を流し去ってくれる結果でしょう。
忘れたい過去を流し去ってくれと言う贅沢は求めません、せめて眼下の20cm四方のプールに浮かぶ要らない物を流して下さい…
まずモーターが悪いのかコントロールユニットが悪いのかの切り分けをします。
と思ったら、トイレが非常に狭く便器裏のモーターに自由にアクセスできません。 ウチの小舟は狭いので便器がスライド式になってまして使う時に手前に引く仕組みになっており、トイレの奥の方は便器の高さしか無いので便座部分を外さないとモーターにアクセスするのは無理そうです。
パーツリストを見るとこの赤い部分がボルト4本で外れそう。
さっそく…
外れません… ビクともしない感じ。
えーい!もう便器全部外して外で作業するか!(いつもの勢いに任せる作業)
ベースから外しました。
と、一言で書いてますが、狭いので苦労しましたよ。
便器に覆い被さるように… と言うか実際に被さって作業したり、見えない裏側のナットを適当にレンチを突っ込んで回したり… いつもの、勢いに任せた整備ですが、ナット4本外すのに30分くらいかかったような。
とにかく便器を床から外せばどうにでもなります。 ホースと電気のコネクタを外してデッキに出しました。
いや、ホントに便器がドライな状態で良かった。 これウェットコンディションなら泣いてます。
何か非日常なおかしな絵柄…
とりあえず非常用にヨットに積んでるジャンプスタート用のリチウムイオンバッテリーを持ち出してモーターを直につないでみます。
モーターは動きませんでした。
写真をちゃんと撮ってないのは
指を切ってテンションだだ下がりだったからです… 痛い…
まぁ、少なくともモーターはダメっぽい事がわかりました。
ここで単体でモーターを買って交換するか、トイレ全部買い換えるか。
その差、多分5〜6万円くらいの差?
コントロールユニットは生きてるっぽいですが、もう製造から十数年経っていますのでイマイチ信頼性に欠けます。
海上でトイレが動かず、あれやこれや(ちょっと書けません)のリスクを負うくらいならこれくらいのコストは問題無いでしょう、思い切ってトイレ全部交換する事に決めました!
とりあえず便器のないトイレ…
新しいトイレが届くまで、しばらくこんな感じです。
前に乗っていたベネトウのように手動式で十分なんですが、今使ってるのと同じ電動モデルを買えばパイプも配線もボルト穴も全てそのまま使えますから、同じ物を買います。
「流れるトイレ編」に続く。