【風向風速計取付編3】ディスプレイ部の設置
風向風速計取付編2はこちら
先週の作業は同じマストトップ周りと言う事で、調子に乗ってウインデックスを新調したりしましたが、今日はディスプレイ部の取り付けをします。
しかし、梅雨だと言うのに暑いですな。
キャビンの中の気温は…
34度… 見なきゃ良かったな。
風通しを良くしようと、バウハッチを開け…
開かない。
そうだ、マストを倒してるんだった…
マストを倒している時は、
フォアステイ… と言うか、ジブファーラーのフォイルを固定するために、テンションのかかったこのロープが、バウハッチを横切っているんだった。
気を取り直して、作業開始。
まず、今付いている水深計を外す作業から。
なぜ取り外すかと言うと、水深計と風向風速計を上下とか左右に並べるようなスペースがここには無いから…
将来的(←Not too far in the futureくらいのイメージ)には、コンパスをどこかへ移設して、ここに両計器を並べる予定。
まずは水深計の裏側へアクセスします。
裏側の目隠しのボックスの蓋を外すと
水深計の固定部品が出てきますから、蝶ナットを外せば…
それだけで外れます。
しかしここで、トラブル発生。
色々あって、コンパスの照明の配線を切ってしまいました。
線の長さに余裕が無い(配線が固定されてて、引っ張っても全然出てこない)中で、なんとか被覆を剥いで…
はんだごてと、モバイルバッテリーを久しぶりに登場させて…
温めて…
ハンダ付けして、自己融着テープで巻いて、押し込みました。
ハンダ付けって両手でやるから、写真撮れないのね。
そりゃそうか。
これで20分は作業時間をロス。
今日は気を取り直してばかりですが、再度気を取り直して…
念のためサイズ等が違っていないか確認をしまして、大丈夫そうなので、
水深計と同様、ウエザーカバー(蓋)が飛んでいってしまわないようにベルクロを取り付け、
パッキンを取り付けてやって…
装着。
さて、次にメインのユニットです。
(まだ据え付けてないけど)マストトップ上のセンサーユニットからの信号を受信し、それを表示部やNMEA機器へ送る根幹部品。
これを目隠し箱の中のどこかに…
どんな角度や向きでも微妙に箱の中に収まらない、やっつけ仕事あるある事象が発生。
仕方がないので大きさを測ると(←最初からやってれば、こんな手間はない)、
この耳を落とせば、箱の中に収納・固定出来そう。
こういう雑な力技こそ、私の得意分野なので…
Pカッターで耳の根元部分に溝を欠いてやって…
左右の耳をロングノーズプライヤで、ぽっきりと耳なし芳一ですわ。
お経を書き忘れたかな?
関係ないですが、さっきからテーブルの上じゃないところで作業しているのは…
散らかり過ぎて、もうテーブルで作業出来るスペースが無いから。
立って、シンクの上で作業ですわ。
マストトップの作業が部品待ちで、そのまま工具類を放置しているのに加え、さっきの配線ハンダ付けとかで、余計な物を出し過ぎた。
さて、余計な物がなくなったところで、
ユニットの裏側に、ベルクロを貼って。
配線3本(電源2本とNMEA信号)を接続してやって、
先程貼ったベルクロで、耳無し芳一ユニットを固定。
電源の供給線は、水深計の配線をそのまま利用のやっつけ配線で完成。
再び、臭い物には蓋をしてやりましたよ。
電源を入れると、
動いてますね。
そりゃそうか。
センサーユニットに息を吹きかけると…
はいはい、動きますね! OK、OK!
あとは、マストトップにセンサーユニットを取り付ける部品があれば作業が進められますが、まだステンレスの棒が未入荷で、進んでいません。
ウエザーカバーをして、表示部の作業は終了。
あ、水深計のカバーをそのまま使っています。
風向風速計に付いてるのは水深計に使う予定。
入れ替え作戦ですわ。
ここで朝食休憩。
今朝は、家でダメになりかけていた惣菜のコロッケをパンに挟んで、アルミフォイルに包んで持ってきたヤツと、バナナ。
トーストしてあるけど冷たくなったパンの耳がモソモソして食べにくい…
ホットサンドメーカー出して、キャビンの中で焼けば良かったな。
さて食後は… そうだ、はんだごてを折角出したから、帰る前にアレをしておこう。
マスト灯の配線の延長。
線を継いで、ハンダ付けして、熱収縮チューブで包んで完了。
マストトップに設置して、結線したら自己融着テープで巻いてやる予定です。
本日の作業はこれにて終了。
あとは、マストトップ部品が完成すれば、センサーユニットを装着し、マストを起こして完成です!
風向風速計取付編4へ続く