防災士研修1日目 を受けた。
はじめに
9月7日、8日に東京で防災士研修を受けてきた。今回は1日目で印象に残ったこと、思ったことを復習のつもりで残す。
1~3限 救急救命講習
救急救命講習、最後に受けたのは…大学で受ける機会があったんだが、受けそこねたので多分高校の時だろう。
こんな感じであんまり覚えてなかった。
この講習は、講義もありつつ、実習も結構ちゃんとやった。
なんか救急救命講習っていうと、
こういうやつ使うのかなって考えると思うんだけど、違った。
あっぱくんだった。
これが、各席130人分置いてあった。
なんか、よくあるあのお人形さんで救急救命講習しようとすると、グループ6~7人くらいでやることになって、実際その胸骨圧迫をするのは、1人か2人で他の人が棒立ちで余る。それを無くして、全員ができるようにするためのものだそう。
まあ、確かに棒立ちにはなる。
実習の内容としては、ちゃんと、「倒れてる人がいます!周囲の安全確認 ヨシ!〜」ってちゃんとやってく。
で、「あなたは119番通報をお願いします、あなたはAEDを持ってきてください」って言って、呼吸の確認、胸骨圧迫に入る。ここまでがセット。
これを胸骨圧迫30回ver、胸骨圧迫60回ver、胸骨圧迫1分間verに分けて3回繰り返す。
これをなんかとにかくいっぱいやった。
そのあと、AEDの使い方みたいなのもやってまた胸骨圧迫までのセットを何回か繰り返した。
後日談としては胸骨圧迫を頑張りすぎたのかよく分からないが、翌日にお腹と腕が筋肉痛になった。
2日目辛かった。
とりあえずめっちゃ繰り返したのでさすがに覚えた。あと、コロナの影響もあって人工呼吸はなしで、マスクかハンカチつけさせた状態で胸骨圧迫するらしい。身内とか子供とかが相手なら人工呼吸はすべきみたいだけど。
あと、注意としては、胸骨圧迫はとにかく続けろと。救急車の人が来ても辞めずに隊員に引き継げと。救急車が来て辞めちゃう人がいたそう。AEDが体に触れるなって時は一旦やめるが。
4限 気象災害・風水害
過去の大きな気象災害でどんな予測がされていて、どんな被害があったのか。みたいな解説の講義だった。台風とか線状降水帯とか。あと、雪の予測。日本海側の雪は当てられるようになってきたけど、太平洋側の南岸低気圧の予測は難しい。と。
確かに昔からあんま当たらん感はするな。
今はもうこれだけは難しいんやろなって思いながら予報見てる。
あと、局地的な現象は自分で把握しろと。竜巻とかそういうスケールの小さいやつ。
大気の状態が不安定な時は竜巻注意情報がでて、それで注意を呼びかけてると。竜巻注意情報、普段はBSC24っていう地震配信つけっぱにして見聞きして気づいてはいるけど、普通はどうやって気づくんやろうか。
5限 防災士に来される活動
初手、東京強靭化プロジェクトってのが紹介されてた。全然知らなかったんだけど、研修会場でも 5/130 しか知ってる人いなかった。毎回そんなもんらしい。
サイトはこちら。少しでも興味持ったらこの後は読まなくてもいいので覗いてみてね。
防災士の制度は阪神淡路大震災の教訓もとに誕生したそう。阪神淡路大震災で救助された人の97.5%が自助と共助だと。公助で助けられた人は1%しかいない。これはびっくりした。あんなテレビとかでよく出てるのに。テレビは救助隊の後ろついて回って撮ってるからそこしか映らないと言われればまあそりゃそう。自助と共助がめちゃくちゃ重要であることが分かった。
主な防災士資格取得者は多岐にわたるみたいだけど、東日本大震災が起きてから一気に増えたらしい。今回受けたのざっと周り見たけど、社会人が多いな。30歳前後くらいの。あとおじさんも多い。大学生ほぼいないだろって感じ。
高校生の防災士育成とかも東京都、徳島県とかでやってるらしい。初めて聞いた。いやまあそもそも、防災士自体、今年同級生に聞くまで知らなかったんだが。
6・7限 災害情報の活用と発信・耐震診断と補強
この講義はめっちゃ動画使っててよきだった。アンケに書いとけばよかった。動画あるとより集中して見れていい。まずはこの動画を見た。今までも何回も見たことあるやつだった。
※緊急地震速報が流れます。津波の映像も流れます。
なんか探すのに苦労した。なんでだ。毎年見てるはずなのに。
画面上では緊急地震速報が流れてるのに、国会は平然としてる。これは、国会に緊急地震速報が一切流れないかららしい。純粋に疑問。なぜ。
あと、被災地での映像として、これも見た。見たことあるやつだった笑
地震発生から2分で停電。この時点で火力、原子力発電所は全部一旦止まって、確認が終わるまで動かない。この停電で東北の一般家庭はテレビが使えなくなって、地震発生から3分後に出た大津波警報も届かないと。テレビでどんなに必死にほんとに必要なところには届いてなかったと。まあラジオがあるにはあるけど。防災無線もあるにはあるが、壊れたところもあったとか。それで情報が断たれて逃げ遅れた方が出たと。
どうにかできないのかな。ヘリ飛ばすならヘリからって思ったけど、ヘリ自体がうるさすぎてどうしても聞こえないな。ドローンとか?って思ったけど、飛行距離が短すぎてむずそう。あれから12年経ったけど何か画期的な解決策はないのかな。ラジオが一番か。
釜石の奇跡では、自分の頭で考えて想定に縛られず行動し、全力を尽くして率先避難者として行動することが重要である。と。
『率先避難者たれ』←めっちゃ言ってた気がする。
おわりに
1日目はこんな感じ。誰かのブログ記事で前の席に座るといいよ~ってあったから、勇気出して右寄りの一番前の席に座った。前にしかスライドがなかったので、確かに見やすかった。別に前にいるからって当てられることもないし、快適。寝ないように気を付けながら1日目の講義を終えた。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
2日目は こちら
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