【残業代請求】権利で勝ち取る方法を伝授。
こんにちは。nileと申す者です。
いきなりこんなタイトルですが、
未払いの残業代について実体験を基にした
内容で書いてみようと思います!
ちなみにですが、僕は法律のスペシャリスト
ではありません。ただの、一般人です。
ただ、実績として独学でつけた知識の下、
以前の勤め先から支払われるべきであった
残業代を請求し、無事に解決しました。
付け焼き刃の知識でも、行けるんです。
法律は、立場の違った人間が同じルールの
下で戦える、武器だったのです。
よろしければこのまま読んでみてください。
※特別、労基法を引用することはありません。
【未払い残業代請求について】
私達は、当たり前のように企業に属して、
労働に対しての「賃金」をもらって生活を
しています。いわゆるサラリーマンですね。
かつては、生きるために食料をとり、
寝るための寝床を整える。あと生殖。
これが出来れば生きることができましたが、
現代においては共通の価値である
【金(通貨)】で様々なモノ、コトを
売り買いできるようになりました。
その金を手に入れるために、我々は働きます。労働の対価として、賃金を貰うこと。
すなわち「win-win」の関係であることが
わかるかと思います。※何故か使用者より労働者の立場が低い図式にはなっているのですが、法律の観点では、労使対等といい、労働条件は両者が対等の立場において決められる。とされています。
なにが言いたいかというと、
契約内容(労働基準法等を含む)で
保証・明記されていることについては、
会社(使用者)に対し、申し入れや請求を
する権利があるということです。
僕の同年代の友人と話していると、
「残業代も出ねーし」、「時給換算で600円だわ」、「バイトの方が楽だし稼げる」
こんな声が飲み会などでもちらほら…
僕も以前は同じことを考えていました。
毎日基本終電で帰宅し、週に2回は
てっぺん超えてタクシーで自宅へ。
こんな生活に未来を感じられるはずはなく、「なんでこんな損しなきゃいけないの?」
そんな気持ちから、ちょっとだけ労働法を
調べてみることにしました。
まー小難しいことがズラリズラリと…
ただ、要点さえ抑えられればよかったのです。
・残業代は、支払わらなければならない。
・残業代の時効は2年。
これだけ分かれば大丈夫でした。
僕は、自分の考えとやり方が
間違っていないか確かめるべく、
ネットで広告を出していた
都内の法律事務へ無料相談へ行き、
自分のやり方で大丈夫かということを
聞いてきました。
すると、
やれるだけの材料はある。
そういった返答をもらったのです。
ぼくは、「依頼するかは考えさせて下さい」
と言い、自分で進めることにしました。
だって、高いんだもん…
さて、ぼくが交渉材料として用意したのは、
1カ月分の規定就業時間後のメールログ
なんとこれだけなんです。
もちろん場合にもよりますが、
①タイムカードがない会社
②労働時間を記入、管理する台帳がない会社
上記においては、参考程度の就業時間後の
残業が日常的にあったことがわかるログさえ
あれば充分です。多少ハッタリは必要ですが…
さて、では具体的な方法についてですが、
まずは電話でもメールでも、人事か代表宛に
連絡をします。(僕の前職ではほぼ全て代表管理のため、代表宛にメールをしました。)
以下、内容です。
◯◯様
ご無沙汰しております。
御社を退職し、半年ほど経過いたしましたが、
未払いの残業代について請求をさせていただきたいと考えております。
私が記録している労働時間ログ上、みなし残業時間の40時間を超過した分が、少なくとも月40時間ありました。
私にとっても全てを開示するのは少々手間がかかるため、参考までに1カ月分のメールログを添付いたします。なお、これらは弁護士事務所と相談の上、労働時間の証明として有効であると意見をいただいております。
その上で、基本給を出勤日数で割り、時給換算した場合の超過労働費用を含んだ◯◯万円を請求させていただきたいと考えております。
なお、金額の正当性については協議の上決定させていただきますが、
支払い拒否、何かしらのご連絡が頂けない場合は、労働基準監督署への相談もやむを得ないと考えております。また、弁護士事務所にも正式に依頼をさせて頂くこととなります。
私としては、お世話になったことも踏まえ、出来るだけにご迷惑をかけることは避けたいと考えております。大変お手数をかけまして恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
はい。
注目すべきポイントは、
①弁護士事務所には相談済で、まだ正規依頼をしていないことを伝える
②監督署へ、通報も考えていると伝える
ずばりこの2点です。
①では、すでに色々と手を打ってはいるということをつたえるだけでなく、示談にする意思があることをやんわり伝える意図があります。
(訴訟問題になると、こちらがちゃんと労働時間を証明する書類などをがっつり作らないといけなくなると思います。)
②では、応じなければ労働基準監督官の調査が入りますよと言うことです。これが非常に大きく、調査が入れば、僕以外の社員の残業や、その他の問題まで調査され会社にとってとんでもない不利益になりうるのです。(そもそもそんな状態で運営してるのがおかしいのですが。)
適切な労働管理をしていない会社にとっては、
1人の社員の残業代を払うより、監督官の踏み込みの方が会社に不利益となるのです!
つまり、示談に応じた方が会社にとっては
損失は少ないため、こちらの要求を飲んで
貰いやすいと言うことです。
なお、この場合特別前の会社に行ったり、
誰かと対面する必要もありません。
全て書面のやりとりで解決できるため、
精神衛生上とても楽です。
ぼくは前の会社の代表がヒートアップした時、
とても高圧的になるため対面はまず無理だと
思っていたので、とても助かりました…
こうしたやりとりをし、僕は残業代を
支払ってもらうことができました。
ただ、相手は経営者や人事です。
電話だと言いくるめられてしまうことが
あるため、メールやりとりをした方が
賢明かもしれません。
中小企業だから成立したことでも
あるとは思っています。
ポイントは、
①労働管理をしていない会社
②自分以外の人間も残業しており、
残業代を貰っていない
③退職後か、退職寸前で伝える
④めんどくさがらない、ビビらない
だと思います。
日本の国民の多くは、民間企業に属して
働くのに、なぜか労働基準法を
学んでいません。おかしい話ですよね。
これに関しては本当に胸糞悪い話です。
ルールがわからずに曖昧なまま、
使用者にいいように使われて、
やがて考えるのをやめて働き続け、
それが当たり前だと錯覚してしまうのです。
ただ、知らないと本当に損をします。
もう、国も会社も個人を守らない時代です。
自分のことは自分で守るように、
必要最低限の知識は必要なのです。
未払い残業代で悩んでいる方、
もしこれを読んでやってみたいと思えば、
できる限り協力はさせていただきます。
同じような悩みを抱えてる人がいれば、
助けにはなるかもしれないと思い、
noteとして残すことを決めました。
ただ、やはり会社により色々違うところは
あるのでその辺はご了承下さいね。
twitterでDMなど貰えれば対応します!
もちろん無料です!笑
ではではこの辺で!