羽那GRADの個人的感想
※鈴木羽那ちゃんのコミュ全般のネタバレが含まれます!ご注意ください!
※少しネガティブが強いものとなっております!ぼくが勝手に言ってるだけなのであなたが持った感想を大事にしてください!羽那GRADをまだ読んでいない人は読んでからここに来てください!
こんにちは
今回は10/9に羽那GRADが実装されました。
色々な意味で衝撃的なコミュでした。僕個人としてはGRAD編は好きではないです。それでもただ嫌いと切り捨てるだけでは良くない気がするのでどの部分が苦手か上手く言語化出来ればなと思います。ぼくは鈴木羽那ちゃんのことが大好きなのでフェアな視点では見れていないと思います。よろしくお願いします。
はじめに
羽那GRADは主にWING編とpSSR【Eyes On You】(以下EOY)が軸になっているため、GRAD編について書く前に先に簡単にEOYを振り返りたいと思います。
他のカードの要素は細かい描写で拾われていると思ったので後ほど。
前日譚:Eyes On You
ざっくり言うと、このコミュは羽那が苦手な撮影をPと一緒に乗り越えていきます。
その中で羽那が撮影を苦手としている理由が『顔の見えないファンのことを意識するのが難しい』であり、Pのことを意識することで上手くこなすようになります。
また、羽那は近寄ってくる人間に悪い人はいないと思っていたり、
盗撮(これは仕方ないところがある)についてもピンと来ていないため、周囲の人の目に対して鈍感であることが分かります。
GRAD編
読んでびっくりしました。正直。
多くの要素を入れすぎて中途半端になってしまった感じがあるし、その中での困難の成果がEOYで描かれたことを補強しているという変わっているようで最初とあまり変わっていない気がする。ファンへの意識を持つようになってからそれが活かされる描写が少ないように感じた(決勝勝利と201%敗北)。終盤ではPがGRADを羽那が大きなステージに立つための『通過点』としていて、この先の展開を期待させる描写があったのは良かったんですけどそれでは隠し切れないほど内容が薄く感じた。
要素をピックアップしてそれについて書いていきます。
羽那
本当に苦しかった。終わってみれば演技下手とスキャンダル、両方必要だったか怪しいし、ただただ悪意を浴びせ続けられ、Pからは嘘をつかれ……なんで彼女がこんな目にあわないといけないんですか。
そう思ってずっと考えていたんですが、央路に演技が下手なことを指摘されたときもノーダメージとは到底言えないものの大崩れすることはありませんでしたが、次のスキャンダルでは央路が傷ついているという話に追い詰められていました。この頃はPの否定するという言葉に支えられていたのかもしれない。これに関してはMarry You?での経験から傷つけたくないという考えに至ったかもしれませんし羽那が元々持っている考えなのかもしれません。プロデュースシナリオだから後者の可能性の方が強いかな。
羽那は自身に向けられるものはあまり気にしない一方で、自身の持つ天性のアイドルとしての輝きで無意識に周囲に光と影を生み出してきており、一度影が目に入ってしまえばずっと気にしてしまうのかもしれません。
長々と話してしまいましたがつまり羽那は演技が下手という指摘を受けたくらいでは崩れないことを示した上で、周りが自分の影響で傷つくことには大きく揺らいでしまうということを示したかったのでは、と考えました。
羽那ちゃん好きとしては最初に言った様になんで羽那ちゃんはこんな目にあうんだ……となったので心が2つあります。
成長点としては「意識」でした。EOYで明示された顔の見えないファンのことを意識するという課題に対してスキャンダルで荒療治を行いました。荒すぎる。ファンを見るという意識はGRAD本選で、見られているという意識はドラマで(自信ないです)、央路の言う羽那自身を使う人を利用するという意識は今後の展開の伏線になるかもしれません。
WING編と比べると能動的に動く部分が多かったのは良かったと思いました。Pに一度任せたコメント欄を戻そうとする行動には成長を感じられて良かった。過保護なPが阻んだんだけど。
今回羽那ちゃんが悪かった点といえば最初の央路の名前のくだりくらいでした。彼女にとっては率直な感想だと思います。
プロデューサー
GRAD編一番の違和感。WING編では『美しいままで』で羽那の「美しさ」を認識して以降、羽那をより大きなステージに立たせることを考えて目の前の羽那と喜びを分かち合うことを忘れていたり、WING敗退で泣いたりととにかく様子がおかしくなるP。
その後のEyes On Youや優Youなどのカードコミュやシャニソンのコミュでは特に違和感なくPと羽那の二人三脚で進んでいき、特に最新のMarry You?では落ち込んでいる羽那に対して欲しい言葉をかけてあげられるなど関係も深まっているように思いました。
ですが、GRAD編のPは様子がおかしいWING編のコミュを引き継いでいました。羽那が見ていないコメント欄を自分のエゴで制限したり、先のステージを考えすぎてスキャンダルを否定せず目の前の羽那を悲しませており、央路がなんとかするという始末。その顛末を羽那から聞いて悔しがる様子は本当に理解できなかった。その上で
この台詞が出てくるから恐ろしい。
決勝勝利や201%敗北では羽那がいつもより座席を見ていたという成長に気づく一方で、敗北では羽那の成長に気づけていないような中身のないフォローをします。
エンディングでは羽那がコメント欄の制限を解除しようとするのに対して却下するのが衝撃的だった。怖いよ。
WING編『美しいままで』で示された、羽那が大きなステージに立った時その純真無垢な美しさはあるのだろうかというP自身の疑問に過剰に恐れるあまり過保護になっているのかなと。羽那をいち早く大きなステージに立たせたいという気持ちがあり、今の羽那を見れていなかったりGRADを『通過点』としていてどこか2人の見ているところが違う気がして仕方がない。コメント欄のやり取りに関しては成長を阻害しているように見えるしPは羽那を鳥籠に閉じ込めるつもりなのかな。
あと全体的になんかメンタルが図太い。スキャンダルを否定するか悩んでいるときだけ図太さが無かった。なんで?
央路の言う通り、羽那プロデュースシナリオのPは彼女の魅力に盲目的になっている。
央路&マネージャー
央路は初対面からぐいぐい来るタイプの正論モンスターでした。演技が下手だったのも事実だし、Pが放任主義、盲目的など痛いところを突いてくる。そして央路のマネージャー。勝手に央路の気持ちを代弁して他事務所のアイドルを叱責する衝撃の人物。そのことを羽那から央路が知ると、
これめちゃめちゃびっくりした。Pに放任主義と言っておきながら自分のマネージャーは性格終わってると知ってて管理できてないって…… マネージャーの管理はタレントの仕事ではないのは分かるけどここに違和感があって央路のことはあまり好きではない。スキャンダルをPの代わりに対処してくれたのはありがとうだけど。
恋愛ドラマの出演理由
出演理由について直接は明かされなかったので考察になるのですが、「羽那がいち早く大きなステージに立つこと」をずっと考えているPにとってドラマ出演、しかも話題になりやすい恋愛ドラマというオファーは願ってもないチャンスだったのではないでしょうか。羽那の普段の振る舞いも含めてぴったりのオファーと感じているかもしれない。羽那にも確認していると思いますが形式的なものになっていそう。
全体を振り返って
話の内容が薄く感じたのは今までの振り返りだったからでは?という感じがした。あとやっぱり羽那ちゃんには傷ついてほしくない。笑顔でいてほしい。
Pの通過点発言といい確実に『何か』が始まろうとしていることにはやっぱり期待したいという気持ちがある。その一方でこのGRAD編を読むと不安も感じる。Landing Pointではまだ着地しないかもしれない。
この後のソロ曲も読めないし本当に謎が謎を呼ぶシナリオだった。
個人的にあまり好きなタイプのお話ではないけれど羽那とPの行く末が気になりました。
珍しい表情をしているこの新しいpSSRで何が描かれるのか、楽しみです。カードコミュはまともなので……
このカードについてもまた書けたらなと思います。
いつもよりまとまりのない文でしたがここまで読んでくださり本当にありがとうございました。