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この町には神様がいる。その神様というのはとんでもなく非道いやつだ。わたしはそのことをよ…
初めて彼を見た時、幸福という名が人のかたちを取って座っているのだと思った。 それを衝…
褒められないこどもだった。 頑張ったね、と言われないこどもだった。 それは今にして思…
嘘ばかりの君との会話は 毎日まいにち ああ 疲れてしまうな 春の下り坂 いつかの夢を見てい…
これで触れた曲から勝手に書き起こしたやつのデータ拾って来た。 05410-(ん) ドアが閉…
わたしは不必要なにんげんです 最初から廃棄されて然るべきです 生まれてくるはずではなかった…
今がまるで成人のそれではない仕草をしていること、僕が一番に自覚的であろうと思う。だからこそ友人に会わないようにしている、友人に会う日には〝ちゃんとした〟僕を演じられるように準備をする。友人はこどもっぽいことを嫌う人間だ、それは友人が自らのこどもっぽいところを気に食わないと思っているからだとも思う。 鏡、なのだ。 誰だって気にしているところを目の前に出されて映し出されて、いい気分のするものはいない。 「それって苦しいんじゃあないかなあ」 僕の話を聞いた貴方はしたり顔でそん