『ポケットモンスター バイオレット』プレイ日記③〜未来へのポケモン〜
クラベル校長のドキドキ♡好感度アップイベントもこなしたしさっそく『ポケットモンスター バイオレット』のプレイ日記を書いていこう。今回ももちろんネタバレいっぱいなのでご了承いただけたい。ちなみにまたも3種の道筋に合わせて掲載しているが実際の道順は悪→鋼→水→毒→ノーマル→地面→エスパー→氷となっております。それでは!
・スターダストストリート中編〜不良というよりあぶれ者な奴ら〜
まずは前回ほのお組がメロコのみ倒したスター団戦から始めていこう。続いては西部を牛耳るチーム・セギン、あく組の頭ピーニャへと挑むことに…
ということで今回もカチコミをかけ頭とのタイマンに持ち込みぶちのめし解散を促す。実はこのあく組、スター団の中で一番レベルが低くスターダストストリートにて一番最初に攻略するのに向いてたりする。あくまで自由度高い今作なので攻略順は自分で選べるからこそ起こってしまう現象である……とまあそんなこんなでピーニャの元へたどり着く。悪タイプ使いとしてまだ浅く手持ちはコマタナのみの彼、なんと元生徒会長という不良とは程遠い人間な筈なのだが………(忘れがちだが現在の生徒会長はネモ)
正々堂々カチコミを受けタイマンのうえで負けたなら解散する、自身の立てた規則により脱退するピーニャくんだが彼はスター団が頭領であるマジボスについて言及する。彼含めた幹部全員が見たことないという存在だが、そのマジボスの提案したスター大作戦のおかげで今の自分たちがあるとのこと……いったい何者なのだろうか?余談だが前回のほのお組シェダルやあく組セギン、次に話すどく組シー(ツィー)というチーム名の元ネタはカシオペア座を構成する星の名前である。
そしてお次はタギングルやミミッキュにゾロア(シングルシンボルの時点で他のポケモンに化けてるという見せ方よ)が住まうしるべの森に拠点を置くチーム・シーへ。さぁて門番の下っ端を蹴散らすかと近づくと……まさかの一般学生ヒロノブくんが『同胞』のシュウメイの助太刀として立ち向かってきた!もはや不良でもないのにどうして……
ということでどく組の長シュウメイ。キョウやアンズ、そしてムベさんなるマジもんのニンジャとかそういうのではなくニンジャのコスプレをしてるだけのニンジャオタクくん。ござる口調も古のオタクのそれというか……
コスプレ自主製作で鍛えた服飾スキルを活かし、幹部たちのイカしたファッションを繕う器用なオタクである。
最初に公開されたパンキッシュなバッドガールのメロコに入学直前にボタンに絡んできたスター団したっぱと「スター団=不良ども」という図式はどうしても最初に形成されててしまうだろう、そしてしばらく不登校を続けていたボタンから仄めかされる「いじめ」という学園の闇に彼らが加害者として関与してるのではと無意識なるバイアスで疑ってしまうだろう……しかし話を進めてみると(小さな生物に優しい古典的な不良描写のメロコはともかく)「やらかして嫌われた元生徒会長」に「ただのイタいオタク」と不良とは無縁そうな者たちが幹部として出てきたではないか。むしろいじめられてきたのは彼らの方であった。そして彼らの活躍のおかげでいじめから助けられた人物すらいるのだ。
いじめ、不登校、スター大作戦……少しずつはまりつつあるパズルのピースの先に待つ答えとは?そこに何があるのだろうか?そしてまさかの方向から驚くべき事実までも……
・チャンピオンロード中編〜少しずつ見えてくる強敵たち〜
お次はジム巡りの話だ。ロースト砂漠に咲くオアシスに建てられたカラフシティに陣取るジムリーダーは水タイプ使いのハイダイ氏、名前の由来が昆布の中国語読みな海帯であるように街内にある中華料理屋ハイダイ倶楽部を営んでいる。担々麺、豆花、酸辣湯、そして高級料理で有名な佛 跳 牆などを実際に食べることができたりする。
そんなハイダイ氏のジムテストは……と思ったら食材の仕入れに港町マリナードタウンへ向かったのに財布(コンパンのやつ。かわいい)を忘れてしまったので届けてほしいとまさかの方向へ。自分は寄り道しまくってから行っちゃったので見損ねたがちゃんとすぐに行くと道端に咲く花を見て「ない!……なんてかけがいの“ない”んだい!」と感動する前に財布がないのに気付けなオチャメなおっさんのイベントが見れたりするそうだ……
そんな順調に勝ち進むミツザネを前にネモもウッキウキ。どうやら課外授業にジム巡りを選ぶ生徒は多いものの当然脱落者も一定数いるそうで、バッジ6個獲得できるのは1割しかいないほどだそうな
そんなこんなで次は5番目に挑むことにするチャンプルタウンのノーマル使いアオキ。まずジムテストとして同じくテスト受けた学生に勝ちヒントを集め宝食堂(ちなみにここでポケモンのテラスタイプ変更できるが対応したテラスピース50個必要。レビューサイトで★1つけてやる!)の「秘密のメニュー」を注文するのだが……
この冴えないジャパニーズサラリマンがジムリーダー!?そりゃアオキなんて日本人のありふれた苗字(ちゃんと恒例の植物由来です)してるとはいえ……これ!?勤勉さだけがとりえ、しかしその勤勉なくして社会は回らぬ……ある意味でノーマルタイプらしいといえばそうなる。あと切り札がテラスタルノーマルのムクホークってのもいい(ムクホークはノーマルタイプなので)
6番目にしたのは道無き洞窟をミライドンで行き南西に位置するベイクタウンに(道のりが過酷すぎる。ネモはんバッジ6個取れるのは限られる言うがこの道もあるんじゃ)本来なら7番目の実力だそうだが今作はジムの攻略順も好きに選べるんだしそれなら好きにやらせてもらうぜの意気込みで向かうのであった
ここベイクタウンにて待つジムリーダーは一流メーキャップアーティストのリップ。彼女はジムテストとしてエクササイズというリズムゲーを仕向けてくるのだが講師にキハダ先生が「幼馴染(リップ)に負けたからなんでも聞くとのこと」で登場し……えっなんか突如そういうの始まるの!?
いかにも「自分たちが知ってる互いのアレやコレ」を抱えてそうだし、昔からなんというかリップの方はキハダ先生を……いつも言うこと聞いてくれるかわいい子みたいに見てる(たぶん小さな頃からそんな関係!)と思う。これだけで百合の界隈は賑わいそうだがキハダ先生は学校の先生なので他の教師との関係も、というか保健室のミモザ先生との関係性もあるのだ!三角関係!?
体育会系なのもあってケガも多いせいか保健室によく通うキハダ先生は器用に手当てしてくれるミモザ先生に感謝・尊敬しており、そんな彼女のためにサンドウィッチを作ろうと努力して…………幼馴染といえば「自分が一番あいつのこと知ってる」が強みだが、逆にその培った立場にあぐらをかき続けると「自分の知らない所で自分には見せない一面を別の誰かに見せてる」と足元掬われるのも定番である。幼馴染は負けヒロインなのか?いやそれはそんなネタにバイアスかけつつ集積してるだけであって本来は勝つ幼馴染だってあるんだし……(いきなりの早口)ちなみにそんなミモザ先生は「なんか慌ただしい人だなぁ」程度と気にしてない。(彼女の好感度イベントは主人公を見て養護教諭試験に挑戦する勇気を出したりとかそういうのである)なんかこう……一方的な矢印の三角関係ですごいな……いや全部勝手な妄想なんすけど…でもリップがミモザ先生に会って「キハダちゃんは“昔から”ああなのよ〜」と幼馴染マウント取ってきたのに半笑いしつつ困惑する先生とか見たいじゃん!
とまあ7番目に挑むはナッペ山の山頂にて待ち受ける氷タイプのグルーシャ。新ポケのハルクジラと共に事前公開にて最初に公開されたジムリーダーの彼(当初は性別わかんないとかそんなんあったねぇ)だが実際に会うと……冷めている。それもクール気取りではなく暗い。それもそのはず、彼は元プロのスノーボーダーなのだが不慮の事故で二度と滑れなくなり、現在はジムリーダー専業してる唯一の人物なのだから。そりゃ暗い!
残すジムはあと1つ……それについては次回の四天王〜チャンピオン戦含めてとさせていただきます。
・レジェンドルート中編〜これ…未来のドンファン…?〜
そしてお待ちかねちゃんのレジェンドルートへ…とその前にこれまで会った今作からの新ポケモンを見ていきたい。まずは今作のこんなん分かるわけないだろ!な特殊な進化条件がひとつ、連れ歩きで1000歩以上歩かせた後にレベルアップ(まさかの先頭交代するとやり直し)の3匹だ
さらには事前公開されたリキキリンのみならず既存ポケモンの新しい進化もあるぞ!
他にも道中こんな出合いがあったり…
新ポケについて書いたしようやく第3のスパイス野ために潜鋼のヌシへ……しかしそのヌシの姿なかなかに奇妙なポケモンだった!
潜鋼のヌシこと新ポケモンのミミズズだ!ミミズらしからぬ手がウニョウニョ生えてるがこれは毛であり、そもそもミミズという生物が体に生えた短くも太いトゲ(剛毛)で地を這って移動しているので現生物の特徴をちゃんと落とし込んでるデザインになっているのだ。そんなミミズズだが鋼タイプだしドオーのじたんだで倒すかーと思ったら特性「どしょく」で地面技を回復してきた。やべぇこいつ全盛期のドータクンか!?
とまあ一度は退けたミミズズだがもう一戦しなければならぬ。なんか炎……特殊技寄りの炎タイプが欲しい……カルボウをソウブレイズに進化させる方法は近くにあるがあいつ物理だし、マスカーニャにドオーにキョジオーンと物理ばっかなのでそろそろ特殊火力が欲しい…とうんうん唸ってたらまさかのポケモンを思いついた。新ポケのスコヴィランだ!
西部を走ると必ず轢いてしまいこちらをイラつかせることでおなじみのカプサイジが炎の石で進化し初の草炎の組み合わせに。人型の赤ん坊からツーヘッドドラゴンになるのは正直なぜなんだと驚きだがこのスコヴィラン、特性追加したルビサファから20年……ようやっと待ちに待った炎タイプの「ようりょくそ」持ちなのだ!さんざん水タイプは3世代から当然のように雨中倍速威力上昇で暴れ回り炎は7世代ダブルでドレディアのおさきにどうぞされてコータスが噴火するのがやっとだったのに……ついに単独で達成したんだよ……!
しかも草・炎の組み合わせは意外と強いというか水と地面に耐性かつ打点がある炎は画期的なのである。種族値はぶっちゃけノクタスと変わりない二刀流低耐久中速なものの晴れてるなら火力バフ+倍速で已む無しなバランス調整を感じる(隠れ特性がムラっけなのもあると思う)。
マフィティフも少しずつ回復し(ついでにミライドンも大ジャンプを思い出した)次に待ち構えるは土震のヌシ……ハイダイの財布を届けに砂漠を突き進むことになるのだが、そこにそいつは爆走していた………PVで登場しみんなを驚愕させたドンファンに似た謎のポケモン、イダイナキバに……バイオレットなのでテツノワダチだ。
ドンファン……ドンファンなのかこれ?イダイナキバはまだザ・古代種ドンファンでドンファンの見た目だったが、こっちはモニターに表情がLEDで映るやつだし特徴の長い鼻が無いというか転がって走行するならモノホイールみたいにローラーだけ回転すればよくね?で分離してしまった。未来のドンファンはこんな形に適応してしまったのか、はてまた未来の誰かがドンファンを模してポリゴンみたいに製作したのだろうか……生態に謎が深まるがヌシならば倒してひでんスパイスせしめるまでよ!
ヌシとひでんスパイスも残るはあと一つ……最後のひでんスパイスを口にしたとき、マフィティフの体調は完全復活するのだろうか?ついでにミライドンもPVで見せた崖登りを思い出すようになるのか?そして次に待ち構える偽竜のヌシとはいったい………?
…………ん?なんで寿司が地面に落っこちてるんだ?
・オマケ
ひでんスパイスを獲得した後に再び砂漠をぶらついていたら………
ヌシお前そこにいたんかい!ひでんスパイスをつまめなくなってしまったばかりにすっかり元のサイズに戻ってしまって……というか小さい。原種ドンファンが見た目によらず小さいのもあってテツノワダチめっちゃ小さい。こんな小さくてもテーブルシティのポケモンの大きさを見てくれるやまガールによると一番大きな個体だそうな。なんというか……進化で小さくするってのは実際の生物にあるし、誰かが作ったのなら予算とか資源不足とか世知辛い事情とかあったのかな……
・今回はここまで
ということで今回はここまで。次回は3つの道それぞれの終点についでだろうか……それでは!