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どうしても「さわやか」を知りたくて。

前にさわやかの記事を書いた時の事。
なんとなくわかるんだけど、謎の日本語に喉元がかゆい印象になった、会長が語るさわやかの社名・店名の由来

記事を読み直してみたらやっぱり喉元がかゆすぎたので、ちょっとなんでそう思ったのかを整理してみました。完全なる自己都合デス。
以下引用します。

さわやかとは、自然のいきいきとした状態をいいますね。
私たちは「自然」に生かされており、自然の恵みである「食材」から、生きる力をいただいています。
(中略1)
社名・店名の「さわやか」は、「自然」に生かされ、「生きる力」をいただいている「食材」に「感謝の心」を込めて、最大限に活かした、野趣豊かな「愛情料理」を提供し、いきいきと、元気の広がる「ふるさとの店=地域一番店」を実現していくことを「目標」に宣言をした、「プラス発想の経営」です。
(中略2)
さわやかは、利便性や効率性を優先した「食べモノ」を売る店舗ではなく、安全・健康・元気の出るおいしさを込めた、「さわやか物語(モノ×コト)」を提供してまいります。さわやかになるオンリーワンの価値を、ワクワクする、ふるさとのレストランで証明です。

中略1:自然と人間のつながりが強い
中略2:社長の起業きっかけと、会社ポリシー

店名にかかわりありそうなところを抜きだしてみました。

「さわやか」
いきいきとした自然から頂く食材を通じて「さわやか物語(モノ×コト)」=「愛情料理」を提供する場所

というのがたぶん店名の意味。(会社はそれを扱う会社ってことかな)

この文章そのものはとても会長のお話の丁寧さと気持ちとキーワードにあふれているわけですが。
「話した文章」と「読ませる文章」との違いを意識すると読みやすくなるような気がします。
読ませる文章の場合のポイントをことごとく外していますw

 ・このページの目的が「会長のお人柄」を伝えるページなら問題なし。
 ・さわやかの社名・店名の由来を伝えたいのであれば、「読ませる文章」に構成しなおすべきかな、と。

 1.結論を先に書く
   ※さわやかの由来を端的に記載するとよいと思う。
 2.起承転結をつくって【章立てする】
   ※会長の企業理由
   ※企業にあたって意識したポリシー
    →自然と人との接点について
   ※店のポリシー
   ※店名の由来を再度
 3.各章にはタイトルをつける
 4.各章の中で主語と述語が成り立つようにする
 5.カギ「」乱発をやめる。
   ※オリジナリティのあるワード、もしくは独自の意味を持たせる
    ものだけに付ける。

特に気になるポイントとしては、

 【 社名・店名の「さわやか」は…… 】で始まる段落
  一番本題に近そうなのに、目的語が「経営」になってる。

 【 さわやかは、利便性や効率性を優先した 】で始まる段落
  意味は書いているけど、最後に倒置法的1文は、前で処理したほうが
  すっきり終われたはず

 の2点なんですよね・・・。


私は、さわやかというハンバーグチェーンを私はこよなく愛しておりますし、大好きです。
だからこそ、さわやかの由来を知りたいと思ったのですが。
わかるまでには、全文を読んで再構築するということが必要でした。

イメージは伝わるけど、端的に表す言葉が見つからない。
お客様に「なんでさわやかなの?」って言われた時に従業員は3秒で説明できるんだろうか。
店名は大事なコミュニケーションツールなので。
そのあたりが、パワーワードになるようにWEBの発信を工夫するといいのになぁというのが。WEB屋の印象でしたw

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