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シティボーイの居場所として作用する都内オシャレスポット
大学卒業してからの東京生活も4年目を迎えました。
地方出身者の私も、ようやく都会の暮らしにこなれ感が出てきた今日この頃。
こちらに出てきたばかりの頃は、スタバの注文ひとつにも、命を落とすくらい緊張していました。洒落た流行りのカスタムをしようと奮闘した結果、主要な素材を全抜きにしてしまい、手渡された謎の甘い液体をわけも分からず飲み干すこともありました。
しかしいまや東京都民の仲間入りを果たし、スタバ飲みならず個人経営のカフェやセレクトショップにも気負いせず入店できるように進化したアタクシ
散歩や街歩きは、その町にあった服装・身なりをして「街と一体化」することで自分の帰属意識を生み出し、大都会での生活に充実感をもたらすものだと思っています。
この、都会のシャレた店に気軽に入るといった行為も、上記の進化版みたいな感じなのでは無いでしょうか。
※ラッパーがよく言う「仲間」とか「ホーミー」という共同体も、個の集団を地元・薬や犯罪といったつながりで結びつけたものと考えます。
上記の場合、お店に行くことで発覚する服の趣味や生活観の一致が、人々のこういった帰属意識を呼び起こしている可能性があるのではないかと思います。
私はシティボーイが好きすぎるので、彼らが多く所属する共同体はどこにあるのか、個人研究を兼ねてよく街に出かけます。
先日、イケてる若者が集うミュージックバーに潜入したのですが、そこはまさにシティボーイたちの巣窟でした❣️
私的には音楽に乗ると言うよりは、仲の良い店員さんや、見知った常連たちとの身内ノリの中で自分たちの一体感を感じるというメリットがこの店の存続につながっていると感じました。
東京という大きなコミュニティの中で、イケてる共同体に所属できるというのは、地方出身者にとってはとても大きな生きがいの創出になっていると思います。
先ほどから出てきている「シティボーイ」にも二通りあります。
①首都圏で生まれ育ったボーイ
②田舎育ちだけど都会に住み慣れたオシャレボーイ
①と②は、見た目や居室空間は似ていても中身は結構違うと感じています。
①は東京にルーツを持ち、生まれながらにして都内に自分の所属できる空間を持ち合わせています。
しかし②に関しては、大人になって上京したのち、一からシティで自分の居場所を築かなければなりません。
よって、②のシティボーイのたくましさは半端では無いと思うのです。
①のように集団所属へのきっかけが多い人に比べると、②は自ら集団に溶け込む努力(服装やセンスといった)を多めに積まなければなりません。
私が訪れたミュージックバーでは、POPEYEを購読しているようなシティボーイから、ラッパーのカメラマンをしていそうな業界人ぽさのあるラフなシティボーイまで様々なボーイたちがいましたが、総じてイケている格好をしていました。
ミュージックバー自体がそういうドレスコードを求めているのではなく、イケてるひとたちがその場を作るから、訪れる人たちも自然と洗練されて集団の一部になっていくんだと感じました。
はじめこそ居心地の悪さを感じるかもしれませんが、その土地の慣習を理解することで溶け込むまでの時間も大いに短縮することが出来ます。
小ダサい人を排斥しようという意図があるのではなく、集団のオシャレな統一感がそれに似た威圧感をかもし出しているんだという知見を得ました。
都会に出てすぐ感じる居心地の悪さは、上記に加え、田舎者故の帰属場所のなさから来る不安も一生に影響しているのだと思います。
もうスタバでトッピングはできるけど、表参道の個人経営のセレクトショップに入る時はいつも「なにか買わなきゃ一生出れないかもしれない」という一抹の不安を抱きながら入店しています。まだまだシティビギナー
でもやっぱり新たな居場所ができるのはいつになってもうれしいものですよね。
大学で学んだ実地調査方法を活かして、個人研究人生を歩んでいこうと思います。
また潜入し次第記事書きます
シティボーイと繋がれますように🙏