Kintone アソシエイト受験記
はじめまして。
肉肉にくにくと申します。noteを初めて書くもので、ハンドルネームで名乗らせていただきます。(しばらくぶりに言いました、ハンドルネーム)
さて先日の話ですが、kintoneアソシエイトの試験を受けて、見事合格してきました!1発合格です、嬉しい。
試験勉強を進める中で過去の受験者の方々の受験記が参考になったこともあり、恩返し的なバトン的な意味も込めて、私の受験記を書いてみたいと思います。まずは、試験結果を!!
【試験結果】スコア(トータル) 82%
【内訳】 アプリ 84%
スペース 80%
管理者設定 80%
その他 80%
応用 80%
【Kintone使用経験】
勤務先でKintoneを半年くらい前から導入しており、自部署での問い合わせ管理に使用しています。
私は自部署内のアプリ管理を行っていますが、Kintoneのシステム管理は別担当が行っており、システム管理は未経験でした。
【受験のきっかけ】
問合せ管理のアプリの作成、管理を行っていますが、「もっとこんなん出来たらなー」「使ったことない機能たくさんありそうだけど、何があるんだろう?」と思う場面が多々あり、使いこなせていない感じがしていたので、もったいない精神から知識を増やしたいと思いました。
会社に相談したら合格時には資格受験代の負担、報奨金支給との運びとなり、勢いをつけて受けることにしました。
【勉強期間と合計勉強時間】#おおよその数字です
一ヶ月半くらい
最初の1ヶ月は1日30分くらい(計15時間)
最後の半月は1日3時間くらい(計45時間)
合計 60時間
覚えが悪いので、どうしても時間がかかってしまいました。
【使用テキスト】
試験対策テキストを購入しました。
※これを買わずに合格は不可能と思っていいと思います。
※他にテキストは無いはずです。
【勉強の経緯】
①積読期(2021年4月~6月)
テキスト購入は4月。
買ったことに満足して、積読していました。熟成期間ですね。
②初期(2021年7月)
7月頭頃に、そろそろやるかー。。。。
とテキストを開いてみると、冒頭でKintoneの30日間無料お試しの話が書いてありました。
会社のアカウントではシステム管理の権限が付与されておらず操作できない部分もあったし、会社の環境でアプリ作ったりガチャガチャいじったりはしたくないしなー、、、と、まずは無料お試しを登録。
※30日間無料お試しは何度でも、再試用可能です。
※そのたびにデータはリセットされますが、期間に縛られないので、まずはためしに無料お試しだけでもやってみるといいかと思います。
テキストの各章の最後に練習問題があるので、とりあえず練習問題に一通り挑戦。案の定、思った以上にわからない問題が多く、挫折しかける。
毎日パラパラと散漫に練習問題に取り組むも、今一つ理解が進まず。。
③本腰期(2021年8月頭~真ん中)
8月頭にこのままではいかんぜよ!!と一念発起。
8月の真ん中に試験を予約して、落ちたら16500円自腹、とプレッシャーをかけておきました。
ここからは毎晩3時間くらいの勉強を開始。
テキストを読み飛ばさずに、無料お試し環境で同じ環境を再現して、どのように表示されるか?そのような挙動になるのか?
といった部分をつぶさに確認していきました。
ポイントには蛍光マーカー、気になるポイントはガシガシ書き込み、とアナログな勉強方法で理解を深めていきました。
※アナログ、デジタル、どちらの勉強方法がいいのか?という話がありますが、私は断然アナログでした。昭和生まれなもので。。。。
自分で書くことが一番記憶できる、という傾向が私はあるようです。
【効果的だった勉強方法】
別ベンダの資格(CCNAやLPIC等々)は、ネット上に有料無料入り乱れて、様々な過去問が存在しています。
中にはなかなかの的中率の過去問もあり、Kintoneアソシエイトも同じようなものは無いかなー。。。とヨコシマな考えで探してみましたがそんな虫のいい話はありませんでした。
やはり、王道で当たり前ですが、試験対策テキスト通りに進めることが一番と思います。
(※考えてみたら、サイボウズさんが実施している試験なんだから、サイボウズさんが著者であるテキスト通りに勉強することが一番理に適っていますね。)
アプリ、フォーム、管理者、スペース、ピープル、お気に入り、ブックマーク、、、、、と内容は多岐にわたっており、通常使用しているだけではすべてを網羅して使用しているユーザーは少ないんじゃないかなと思います。
これらについて覚えるためには、やはり触ることが一番の方法だと思います。時間はかかりますが、個人的には触ることが何よりかと。
【練習問題について】
練習問題はテキストには138問掲載されています。あまり繰り返しすぎると、単なる回答欄の丸暗記になってしまうので、注意が必要です。選択肢それぞれが正しい理由、間違っている理由を、テキストやKintoneヘルプページとにらめっこしながら考えるといいかなと思います。
【回答時の注意】
問題は全て4つの選択肢が用意されており、以下のどれかを選択する形式です。
1「正しいものを一つ選べ」
2「間違っているものを一つ選べ」
3「正しいものをすべて選べ」
4「間違っているものをすべて選べ」
ここが回答についての一番のキモだと思います。
まず、3,4の場合には回答が2つなのか?3つなのか?4つなのか?指定がありません。4つ全てを選ぶことが正解になる問題も出題された気がします。
(受験後に正誤の照らし合わせが出来ないので、不明ですが、おそらく)
また、正しいものを選ぶ問題、間違っているものを選ぶ問題、が入り乱れて出題されます。ここを取り違えて回答してしまうと、不正解になってしまいます。
上記のような取り違えでの不正解は本当にもったいないです。
現に私も受験時に、見返しのタイミングで取り違えが2,3問はありました。
試験は50問60分なので、わからない問題はチェックを付けて一旦飛ばす、不安な問題もチェックを付けて次に進む、として一通り回答してから、チェックのついたものを見返す。最後に50問すべてを見返す、としつこくチェックすることをオススメします。
50問集中して回答するのってなかなか大変ですからね、、、どこかで集中が削がれて間違って記載している、と考えるくらいがちょうどいい気がします。
【Kintoneアップデートの注意】
現時点(2021/8/24)ではKintoneアソシエイトの試験では2020年4月1日時点の機能についての問題が出題されています。
たとえば、スペースをお気に入りに登録する機能は2021年6月に追加されています。
この場合試験ではスペースはお気に入りに追加できない、というのが正解になるので、テキストの練習問題と無料お試しの画面で差異が出た場合には、こういったアップデートの影響もある。という点について、留意しておくといいかもしれません。
【まとめ】
とりとめなく覚えている範囲での受験期を書いてみました。何かご質問等あれば、Twitterからご連絡下さい。覚えている範囲でしたら、お答えします。
アソシエイトを取得できたので、次はアプリデザインスペシャリストに挑戦!と思いつつ。kintoneの実務経験があまり増えていないことも悩みだったりします。
業務改善!業務改善!と息巻いても、会社で無下に不要なアプリばっかり作っても仕方ないですし、本業の傍らで改善の一環としてやっているものなので、業務中にkintoneばっかり触っていられないですし。
Kintoneアプリ作成のお手伝いとか、どこかで出来たらなあ、と思ったりする次第です。がっつりではないですが、ちょっとお手伝い程度、何かあればTwitterから、お声がけ頂けると嬉しいです。
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