《スト6》2000MR到達のための徹底攻略ガイド《完全保存版》
はじめに
本稿は、既にマスターランクに到達された方々を対象としています。そのため、初歩的な内容は最小限に抑え、MR2000の壁を突破するために真に必要不可欠な知識と戦略に焦点を当てて解説を進めていきます。上級者の方にとって、実践的かつ有益な情報を厳選してお届けしていくつもりです。
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本記事の筆者は、スト6の様々なキャラでプレイ経験があります。現時点でのMRは以下の通りです。
これらの経験を通じて得た知識や気づきを、できる限り皆さんと共有できればと思います。ただし、私自身まだまだ学ぶべきことが多く、完璧なプレイヤーではありません。この記事が皆さんの上達の一助となれば幸いです。また、誤っている箇所や、分かりにくい表現等がありましたらコメントで教えて下さい。
キャラ別攻略
※全キャラの攻略をする予定ではないのでご了承ください
1. フレームデータの基礎
フレームデータを理解することで、瞬時の状況判断を可能にし、有利な展開を生み出す戦略的思考の基盤となります。また、応用することで高度な駆け引きや相手が次に取る行動を絞ることができるようになり、勝率の安定に繋がります。
各キャラクターの正確なフレームデータについては、トレーニングモードで実際に検証し、自身で確認することをお勧めします。
ガード時の微有利、微不利の攻防(起き攻めもほぼ同じ)
★ガード時+1の状況
ガードさせて+1有利を取れる状況後の行動選択は、微妙な駆け引きの場面です。ここでの選択肢と駆け引きについて解説します。
1. 投げ(発生5F)
• メリット: ガンガードに勝てる
• デメリット: 相手のコパに負ける
2. コパ(最速技、通常4F)
• メリット: 相手の最速コパを潰せる
• デメリット: 相手が遅らせグラ、ファジーコパをしていた場合ガードされる
3. 中技(6-7F)
• メリット: 相手の遅らせグラ、ファジーコパを潰せる。ダメージも高い
• デメリット: 相手のコパ、最速投げに負ける
この+1フレーム有利という微妙な状況では、単純な「最適解」は存在しません。相手の特性、試合の流れを判断し、状況に応じた最適な選択を瞬時に行うことが必要になってきます。
★ガード時+2の状況
この状況の+1との決定的な違いは、投げがコパに潰されないので、投げの選択肢が強気にできるということです。
★ガード時+3の状況
この状況では、+2有利よりも強気な選択肢が視野に入ってきます。6F技が相手のコパを潰し、7F技が相手のコパと相打ちになりコンボが伸ばせるようになります。
★ガード時+4、+5
基本は同じですが、投げが通りやすくなります。また、バクステで相手の遅らせグラを避けたら中技や大技でパニカンさせることができ、大ダメージを狙えます。
★ガード時+6〜
投げが重ならない(重ねるのが少し難しい)ので、投げが選択される可能性は低くなります。代わりに、各キャラの様々なセットプレイが選択肢に上がってきます。
★ガード時に自分が不利フレームを背負う場合
基本の攻防は前述した通りですが、相手の癖が読めてきたらジャストパリィも選択肢に入ってきます。相手の癖が読めない内のジャスパはパリィをしたのを見てから投げをされることがあるのでおすすめしません。
また、ジャスパを狙う感覚で、投げにも勝てるOD無敵技、SAを狙うのもありです。ただし相手にガードされたら体力が半分減る覚悟はしておきましょう。
ドライブシステムのフレーム
★ドライブインパクト(DI)
発生26F:ダウン後+23-26F取れる状況でのDIは投げで潰されることがないので積極的に狙っていきたいところです。
★パリィラッシュ(生ラッシュ)
最速で発生11F:ダウン後+15-18F取れた場合、生ラッシュ(11F)+コパ(4F)が相手のコパ暴れに潰されなくなります。
★ドライブリバーサル(Dリバ)
ガード時+6:各キャラでのDリバガード時のコンボはトレモで練習しておきましょう。
詐欺飛びについて
ダウン後+41-42F取れてる状況でジャンプ攻撃をしたら、相手の対空(昇竜拳)はガードでき、自分のジャンプ攻撃は相手に当たります。(+42詐欺飛びでもリリーの風弱昇竜には負けるなどの例外あり)
基本的に画面端で行うかなり強い戦術ですが、ジャスパが当たり前になってくる上級者帯ではあまり安定しない選択肢になります。
ジャスパを回避するためにジャンプ攻撃をせずにスカし投げやスカしコパが選択肢にあがりますが、+42から空ジャンプした場合、こちらが-2-3Fを背負うので相手のファジーコパによってどちらも潰されることになります。
フレーム消費について
フレーム消費とは、相手をダウンさせた際の有利フレーム状況において、自身の技や移動のフレーム数を使用することで、起き上がりのタイミングに合わせて最適な攻撃や位置取りを実現する技術です。
例(リュウの場合)
強波掌→ラッシュ引大K2段当て→中竜巻→前ステ +5F
(画面端)中足刀→大K +5F
これは各キャラによって異なるのでトレモで確認してみてください。
2. ドライブシステムの活用
パリィの使い所
パリィは、Year2での硬直時間増加を考慮し、ドライブゲージ回復手段としての重要な役割は保ちつつも、相手の投げ間合い外や決定的瞬間でのジャストパリィ狙いなど、より戦略的な使用が求められる技術となっています。
中距離(中足間合いなど)での不用意なジャスパ狙いは、リスクが高く効果的でないため、より慎重で状況に応じたパリィの使用を心がけるべきです。
ドライブインパクトの振り方
MRが上昇するにつれてDIの成功率が低下し、返されたときのリスクが非常に高いため、DIの使用は慎重に吟味し、決定的な場面に限定することが、不要な負け筋を作らないための重要な戦略となります。
特に、画面端での優位性や相手の飛び道具読みに基づく直感的なDI使用は、高度な読み合いが求められる上級者戦では、最も危険な展開を招く可能性が高く、慎重な判断が必要です。
DIの最適な使用タイミングは、ダウンを奪った後に+23から+26フレームの有利を確保できた状況であり、これは前ステ投げと択になるので成功率を最大化できます。
ラッシュの通し方
ラッシュは接近と有利フレーム獲得の強力な手段ですが、上級者レベルでは視認反応での対処が一般的となり、その効果的な使用にはより高度な戦略と駆け引きが要求されます。
ドライブラッシュの効果的な使用は、中距離での牽制、飛び込み、飛び道具、奇襲技などで相手の注意を分散させ、心理的な隙を作り出した上で行うことが、上級者レベルでの成功率を高める鍵となります。
簡単に止められる場合は、相手の注意を分散させられていなかったということです。
ドライブリバーサルの狙い所
Dリバは、相手の攻勢を断ち切る強力な防御手段であり、Year2からの起き上がり時での使用可能化により、その有効性と重要性が更に増した必須のスキルとなっています。
しかし、Dリバを効果的に実践できているプレイヤーは、依然として少数派にとどまっているようです。
Dリバは、相手の強攻撃(から必殺技でキャンセルして有利展開を作ってこようとする場合)、またはキャンセルラッシュが見えた時に発動することで効果を発揮します。
他にも状況別でDリバを狙う場面はありますが、それはキャラ対策で説明します。
キャンセルラッシュの使い所
キャンセルラッシュは攻勢の維持やコンボ拡張に有効ですが、Dゲージを大量に消費するため、その使用には慎重な判断が求められ、不適切な使用はバーンアウトのリスクを高めます。
★キャンセルラッシュが適切な場面
→ドライブゲージが5-6本ある状況(リーサル時は例外)
→牽制技のヒット確認時(特に下中Pや大Pなど補正の少ない技)
→画面端からの脱出や相手を追い詰める際の中足ラッシュ
★不適切な場面
→ドライブゲージ4本以下(バーンアウトリスク高)
→小技からのコンボ延長(ダメージ効率が悪い)
このように、ゲージ残量、技の種類、画面位置を考慮し、状況に応じた判断が重要です。適切な使用はゲームの流れを変え、不適切な使用はバーンアウトにつながる可能性があります。
オーバードライブ(OD)の使い分け
OD技は、キャンセルラッシュと比較してドライブゲージの回復開始が早いという特性を持ち、適切な使用によってゲージ管理と試合展開の両面で優位性を獲得できる、戦略的に重要な選択肢となります。
OD技はキャラによって特性が異なるので、一概には言えないところがありますが、おすすめの使用方法は牽制技に仕込むことです。
例(リュウの場合)
下中Pを置いて→OD足刀を仕込む→ヒット時は中竜巻→前ステで約+9
下中Pにキャンセルラッシュを仕込んでコンボを伸ばした時より、Dゲージの回収量が多いため、その後の試合展開を有利にしやすくなります。
3. 基本テクニックの洗練
移動テクニック(歩き、ステップ、ジャンプ)
★歩き
相手の攻撃範囲を意識した防御的歩き方が重要です。中足間合いに接近する際はしゃがみガードを意識し、投げ間合いから離脱する場合も断続的なしゃがみガードを交えることで、被弾の確率を減らし、安全な位置取りをします。
画面端への追い込みも意識して、前進することを心がけてください。この際、自キャラの発生が早くキャンセル可能な攻撃範囲(例:ベガの下中P射程)を基準に間合いを調整することで、有利な状況を維持しつつ、相手の選択肢を制限する効果的な戦略となります。
★ステップ
前ステップは、急激な間合い変化を生み出す手段の一つです。下大K射程外での膠着状態を打破し、不意の投げや、相手の投げ抜けを誘うなど、攻めの選択肢を広げることができます。この奇襲性と相手の反応誘発能力を活用することで、高度な駆け引きと状況打開が可能となります。
バックステップは、相手の予測可能な攻撃を回避し有利な状況を作り出す戦略的な動きです。画面端での投げ読みや、キャミィの低空ストやベガのニーの先端当て狙いなどの特定技に対する先読み対応として効果的で、成功時には強力な反撃の機会を生み出します。
★ジャンプ
ジャンプの使用は高度な状況判断を要します。上級者の鋭い対空意識を考慮すると、無謀な飛び込みは避けるべきです。効果的な使用は、相手の飛び道具に対する先読み(あまりオススメできない)、位置入れ替えを狙うめくりジャンプ、または相手の攻撃を読んだ際の垂直ジャンプなど、特定の戦略的状況に限定することで、リスクを最小限に抑えつつ有効活用が可能となります。
コンボの組み立て方
1. 始動技の選択:
状況に応じた適切な始動技を選び、ヒット確認を頑張りましょう。補正の軽い大技、下中Pで始動するのが理想的です。
2. ダメージ効率の最適化:
コンボを決める時は、技の種類によってダメージの出方が変わることを覚えておきましょう。下中Kのような補正の重い技で始める場合は、ダメージよりも有利な状況作りを優先し、大Pなどの補正の軽い技からは最大ダメージを追求するなど、状況に応じた最適なコンボ選択をしましょう。
3. 画面位置の管理:
コンボ終了時の位置取りを意識し、有利な状況を作り出します。勝率向上の核心は、起き攻めの持続性にあります。相手のダウン後、有利な状況を最大限に活用し、プレッシャーを維持することで、試合の主導権を握り続けることが勝利への近道となります。
4. ゲージ管理との両立:
DゲージやSAゲージの消費と回収のバランスを考慮したコンボ選択をします。
5. 状況別コンボの使い分け:
カウンターヒット時、画面端、リーサル状況などに応じたコンボの準備をしましょう。
6. セットプレイの選択:
各キャラクターの強みを生かしたセットプレイを使いましょう。
確定反撃の重要性
確定反撃を完璧に使いこなすことは、相手の隙を逃さずダメージを与え、試合を有利に進める力を高めます。これにより相手に精神的プレッシャーをかけつつ、効率的にダメージを与えられるようになります。
キャラクターによって確定反撃の方法は違います。自キャラでどんな反撃ができるか、トレーニングモードで実際に試して確認しましょう。
4. 立ち回りの基本
間合いの重要性
間合いの制御は、自キャラの強みを活かし相手の弱点を突く機会を生み出すため、技の射程や相手の動きを正確に把握し、常に最適な距離を維持することが大事です。強くなる第一歩は、自キャラの技がどこまで届くか、しっかり把握することです。
攻めと守りのバランス
攻めるタイミングと守るタイミングを上手く使い分けることが大切です。相手の動きや試合の状況を見て、攻撃と防御を切り替えましょう。攻めすぎると危険ですし、守りすぎるとチャンスを逃します。キャラクターによって攻め方や守り方が違うので、それぞれのキャラクターについてはまた詳しく説明します。
画面端の有利性とリスク
画面端の状況は、ストリートファイター6の試合展開を大きく左右する重要な要素です。画面端の有利性は以下の通りです。
1. 相手の後退選択肢の制限:
大攻撃が当てやすくなり、相手のDゲージを減らしやすくなります。また、近づいて投げるのも簡単になります。
2. 効果的な起き攻め:
相手は後ろ受身ができないので、セットプレイが行いやすくなります。
3. 高ダメージコンボの機会増加:
これは言わずもがなですね。
4. 心理的プレッシャーの付与:
画面端に追い込まれた相手は、全ての選択がリスクになるので、精神的なプレッシャーを感じ、冷静な判断が難しくなります。
様々なメリットがある画面端ですが、入れ替えられたら簡単に状況が逆転するので、過度の攻めや単調な攻撃パターンを避け、常に相手の反撃に備える姿勢が必要です。
5. キャラクター知識
各キャラクターの特徴や使い方については、今後の記事で詳しく説明していきます。
自キャラの長所と短所の理解
自キャラの長所と短所を深く理解することで、有利な状況を最大限に活用し、不利な展開を最小限に抑える戦略的なプレイが可能となり、より効果的な試合運びができるようになります。
(例)リュウの長所と短所の簡単まとめ:
長所:
1. バランスの良さ:近距離から遠距離まで対応可能
2. 扱いやすさ:飛び道具、対空など基本的な性能が備わっている
3. 確定反撃の強さ:パニカンヒット時の火力が出しやすい
4. 汎用性の高いコンボ:ノーゲージでも起き攻めができる
短所:
1. 突出した強みの不足:圧倒的に有利という状況が少ない
2. 予測されやすさ:オーソドックスな動きのため
3. 中距離戦の難しさ:波動拳の撃ち分けが難しい
4. リーチの短さ:他キャラと比べてリーチが短い
リュウを使いこなすには、この特徴を理解し、長所を活かしつつ短所をカバーする柔軟な戦略が重要です。状況に応じた技の選択と、予測されにくい動きの工夫が、リュウの真の強さを引き出すカギとなります。
6. 心理戦の重要性
相手の習性を読む
相手の習性を読むとは、対戦相手の行動パターンや癖を観察し、予測することです。プロやトップ層のプレイヤーは、相手の癖を素早く見抜いて対策を立てるのが上手です。
例:
・相手が起き上がり時にコパ暴れをする癖があれば、様子見は減らして中Pを重ねてカウンターヒットを狙う。
・相手が苦しい状況でよく飛び込んでくれば、対空技で待ち構える。
・相手が後退を多用する場合、下段攻撃を多用する。
これらの習性を見抜き、それに対応することで勝率が安定してきます。ただし、上級者は自分の習性を意識的に変えてくることもあるので、常に相手の変化に注意を払うことが大切です。
自分のパターンを崩す
自分のパターンを崩すとは、予測されにくい行動を取ることです。自分のクセは試合中に気づくのが難しいので、試合後にリプレイを見返して確認するのが効果的です。そうすることで、自分の行動パターンや改善点が見えてきます。
プレッシャーのかけ方
プレッシャーをかける事で、相手を心理的に追い込み、有利な状況を作り出しやすくします。効果的なプレッシャーのかけ方をいくつか紹介します。
1. 間合いの支配:
相手の攻撃が届かない、かつ自分の攻撃が届く距離を保つ
2. 攻撃の連続性:
ガードさせて自分が微不利な状況になった後も、あえて攻撃を続けて相手のDゲージを奪う
3. 投げの脅威:
相手に投げの恐怖を植え付けて、ジャンプやバクステを誘発させる
4. 画面端への追い込み
5. ドライブゲージの消費強制:
あえて中足間合いまで近づき、相手に中足ラッシュをさせることでDゲージを使わせ、リソースを枯渇させる
6. 起き攻めの徹底:
起き攻めで必ず択をかけるようにする
これらを状況に応じて使い分け、相手を常に不安定な状態に置くことがプレッシャーをかける基本です。
7. 試合運び
序盤、中盤、終盤の立ち回りの違い
試合の序盤から終盤にかけての立ち回りの違いは、状況に応じて戦略を変化させる重要な要素です。以下に各段階での基本的な考え方をまとめます。
1. 序盤:
- 相手の動きを観察し、プレイスタイルを把握する
- ゲージを温存する
- リスクの低い技で相手の反応を見る
2. 中盤:
- 序盤で得た情報を基に戦略を調整する
- ゲージ管理を意識し、効果的な使用タイミングを狙う
- 起き攻めを重視したコンボを選択する
3. 終盤:
- 体力差を考慮した立ち回りをする
- 時間切れも視野に入れた戦略を立てる
- リーサルコンボを狙う
体力差による戦略の変化
体力差による戦略の変化は、試合の展開を左右する重要な要素です。以下に、体力差に応じた基本的な戦略をまとめます。
1. 体力で有利な場合:
- リスクを抑えた安全な立ち回りを心がける
- 時間切れを意識し、逃げ切る選択肢も考慮する
- 相手の焦りを誘い、OD無敵やSAを誘発する
2. 体力で不利な場合:
- 積極的に攻めて逆転を狙う
- リスクの高い技や読み合いにも挑戦する
- 相手のバーンアウトを狙い一気に逆転を狙う
8. 練習方法
トレーニングモードの効果的な使い方
1. コンボ練習:
- 基本コンボから応用コンボまで段階的に練習
- 様々な状況でのコンボを想定して練習
2. フレームデータの確認:
- 技のフレーム有利不利を実際に確認
- 確定反撃の研究
3. 対空練習:
- ジャンプ設定を使って対空の精度を上げる
- めくり、投げ抜け後などのジャンプに対応する練習
4. 起き攻め練習:
- ダウンリバーサルにコパを設定して練習
- その他様々な起き上がり状況に対する対策を立てる
5. 特定の状況の再現:
- 実戦で困った状況をレコードと再生で再現して対策を考える
- 画面端や様々な距離での立ち回りを練習
6. キャラクター対策:
- 苦手なキャラの動きを研究
- 特定キャラの限定的状況別の対策
リプレイ分析の重要性
1. 自己改善:
- 自分のミスや癖を客観的に確認できる
- 改善点を明確に把握し、練習に活かせる
2. 戦略の見直し:
- 勝敗を分けた重要な場面を詳細に分析できる
- より効果的な戦略を立てるヒントを得る
3. 相手の研究:
- 対戦相手の癖やパターンを発見できる
- 次回の対戦に向けて対策を立てられる
4. 技術の向上:
- 成功した技や失敗した技を細かく観察できる
- Dリバ、DIなどの使い方を振り返る
5. 心理面の分析:
- 試合中の判断や心理状態を冷静に振り返れる
- メンタル面での改善点を見出せる
6. トッププレイヤーの研究:
- 強豪プレイヤーの試合を詳しく研究できる
- 高度な戦略や技術を学べる
9. メンタル管理
試合中の冷静さの保ち方
特にランクマッチで冷静さを保つのは本当に難しいですよね。ポイントが上下するたびに心が揺れるのは自然なことです。でも、大切なのは各試合を長期的な成長の一部と考えることです。ただただその試合から学べることに注目しましょう。一時的なポイントの変動よりも、自分の技術や戦略が少しずつ向上していることを実感できれば、より落ち着いてプレイできるはずです。
ランクマッチで当たる相手はライバルというよりも、同じ実力のスパー相手と考えるのはどうでしょうか。
もっと大変なのが、大会です。オンライン大会でさえとても緊張するものです。私も大会で心臓がバクバクして、冷や汗が止まらず、指の感覚がなくなって過呼吸気味になったことがあります。この経験は多くのプレイヤーが共感できると思います…
しかし、こういった経験も含めて、オンライン大会は培ってきた技術と精神力が試される貴重な成長の場です。たとえ緊張で体が震えても、その経験自体が長期的な上達とモチベーションアップにつながります。緊張を完全になくすことは難しくても、それを受け入れ、少しずつ慣れていくことで、より良いパフォーマンスを発揮できるようになると思います。
連敗時の対処法
連敗時は一旦冷静になり、リプレイ分析や練習モードでの調整を通じて問題点を見直すことが大切です。自分には実力がないと落ち込まずに、むしろこの経験が今後の成長の糧になると考えましょう。誰もが最初から強いわけではありません。今の挫折は、今より強くなるための大切なステップです。
モチベーション維持の秘訣
1. 小さな目標を設定し、達成感を味わう
2. 動画を作成して自分の成長を定期的に振り返る
3. SNSやDiscordでコミュニティを作り、切磋琢磨する
4. 新しいセットプレイ、別キャラに触れるなどして常に新鮮さを保つ
5. トッププレイヤーの試合を観戦し、刺激を受ける
6. 適度な距離感を取り、燃え尽きを防ぐ
7. 自分のプレイを楽しむことを忘れない
私個人的には、「ランクマッチでプロと対戦して、その試合が動画になること」が一番のモチベーションでしたが、ある時カワノさんのYouTube動画(私のベガVSカワノさんの豪鬼)でその夢が叶ったので、一時的に燃え尽きていました(笑)
今後の目標としては、新たなキャラでランクを上げ、プロ選手との対戦を果たし、その試合が動画として残ることを目指しています。
10. まとめ
MR到達への道のり
1500:
基本的な技術と戦略の習得。キャラクターの特性理解と基本コンボの完成。
1600:
状況に応じた技の使い分けの向上。フレームデータの理解と活用開始。
1700:
高度なコンボの習得と実戦での活用。相手の習性を読む力の向上。
1800:
画面端や起き攻めなどの有利状況の最大活用。ゲージ管理の最適化。
1900:
高度な心理戦と状況判断力の向上。様々な対戦相手に柔軟に対応。
2000:
全ての要素の高度な統合と一貫した強さの発揮。
2100〜:
トップクラスの実力と高い戦略性を持ち、メタゲームを支配する「レジェンド」。
継続的な学習の重要性
継続的な学習と、ゲーム環境の変化への適応は、ストリートファイター6での継続的な強さを維持する上で極めて重要です。
パッチによる調整、新キャラクターの追加、メタゲームの変化に迅速に対応し、常に最適な戦略を取れるようにしましょう。
また、モチベーションを維持し、コミュニティとの繋がりを深めることで、長期的な成長と楽しみを得られます。常に学ぶ姿勢を持つことが、真の強者への近道となります。