《スト6》Dゲージ管理の徹底攻略《完全保存版》
1. Dゲージの基本的な特性
a)消費シーン
①ドライブパリィ (最速で0.5本)
②ドライブインパクト (1本)
③ドライブラッシュ (1本)
④ドライブリバーサル (2本)
⑤必殺技のDキャンセル (3本)
⑥OD必殺技(2本)
b)増加方法
①自動回復
▶︎通常時(N立ち):1F/0.04本回復=1本回復するまでに約4秒
▶︎前進:1F/0.06本回復=約2.8秒(1本回復)
▶︎被弾中,ジャンプ中:1F/0.02本回復=約8.3秒
②パリィ成功時の獲得量増加
弾パリィで0.5回復、通常技パリィで1本回復、インパクトやSAパリィで2本回復
③通常技/必殺技でのヒット
キャラによって異なるが基本的に弱<中<強攻撃の順で増加量が増える。
c)削る方法
①Dインパクト
ガードで0.5本、通常ヒットで1本、Chで1.2本、Pcで1.5本
②SA
SA1:0.5本
SA2:1本(一部例外あり)
SA3:1.5本
CA:2本
③通常技/必殺技をガードさせる
キャラによって異なるが基本は、弱<中<強攻撃の順で削り量が増える。
④パニカンヒットさせる
キャラによって異なるが基本的に弱<中<強攻撃の順で削り量が増える。OD無敵技(OD昇竜拳など)はパニカンヒットしても削れないので覚えておこう。
d)ゲージ自然回復までのクールダウン時間
①SA被弾時,ガード後:1.5秒後に回復が始まる
②OD,インパクト,リバーサル:硬直終了から2秒後に回復が始まる
③キャンセルラッシュ:コンボ終了から2秒後に回復が始まる(SA3で回避可能)
④パリィ失敗,パリィラッシュ:硬直終了から4秒後に回復が始まる
⑤パリィ成功時:硬直終了から1秒後に回復が始まる
2. 状況別の戦略的使用法
a)攻めの場面
①コンボ中のDキャンセルによる火力上乗せ
Dゲージを3本使用し手軽に火力を上乗せできるが、Dゲージ回復までのクールダウン時間が長いので、試合序盤〜中盤はDゲージが5.6本ある時にのみ使うように気をつけたい。終盤はリーサル時に狙っていきたい。
②コンボ中のOD必殺技
Dゲージを2本使用する。Dキャンセルとの違い、コンボ中にもDゲージが回復しクールダウン時間が短い。Dゲージ管理をする上では、Dキャンセルを多用するよりOD必殺技を積極的に使いたい。
③パリィラッシュからの崩し
Dゲージ1本使用し奇襲や、起き攻めをするときに使う。できればDゲージが3本以上の時に使っていきたい。遅い弾持ちキャラは、弾を撃った後にラッシュをすることで弾を追いかけながら攻めることができる。
④インパクトによる守りの崩し
Dゲージを1本使用し守りを崩す。もしインパクト返しをされると1+1.5=2.5本削られるので、セットプレーにインパクトを組み込むなどして細心の注意を払って使用する。
b)守りの場面
①パリィ(ジャスパ)による反撃機会の創出
パリィをする時は常にジャスパを狙って、攻守逆転を狙いたい。パリィをし過ぎると、見てから投げをされて0.5+1=1.5本削られるので注意。
②Dリバーサルでの起き攻め対策やコンボ中断
DリバはOD無敵技がないキャラの起き攻め対策でよく使われる。また、リリーの風OD突進やラシードの気流弱ミキサーなどのガード後に密着不利Fを背負う状況で使っていきたい。
③OD必殺技(無敵技)による切り返し
打撃と投げに勝てるが、シミーに負ける選択。無敵技をガードされて反撃された場合、2+1=3本削られるので、試合序盤〜中盤はDゲージが5.6本残っている時に狙うようにしていきたい。
c)ニュートラル管理
①無駄な空振りを控えめにする
空振りを差し返されるとパニカンヒットし、Dゲージが削られるので、特に自分のDゲージが少ない時は空振りをしないように注意しましょう。
②リスクの少ない技で牽制しながらゲージを貯める
「空振りをしないように」と言っても、牽制しなければ相手に攻められ放題なので、技を「置く」意識は地上戦で重要になってきます。相手が攻撃をしてきそうと思った時に、リスクの少ない牽制技(中K、下中Pなど)を撃つようにしてDゲージの十分な回復まで粘りましょう。
③相手との間合いを意識した移動でゲージを貯める
自分のDゲージが少ない時は、相手の大足間合い外で前後移動をすることにより、Dゲージを貯めつつ、相手の出方を伺うことができます。
d)相手のゲージ状況による立ち回りの変化
立ち回りで重要なのは、相手のDゲージ残量に応じて攻めのリスクを調整することです。
①相手のDゲージが少ない場合(Dゲージ1.2本)
積極的に攻めを仕掛ける好機です。相手はパリィをミスれないため、ジャスパを狙ってくることが減ってきます。そのため大技での押し付けが有効になってきます。また、相手がラッシュによる接近をしてこなくなるので対空、差し返しに意識を集中することができます。
②相手のDゲージが豊富な場合(Dゲージ5.6本)
相手のOD技、パリィラッシュ、中足ラッシュの攻めに注意しつつ、確実に当たる技で少しずつ相手のDゲージを削っていきたい。中足の間合い内でしゃがみガードをして、相手の中足ラッシュを誘いDゲージの逆転を狙うこともできる。
③相手のBO(バーンアウト)中
ガードさせた時に+4Fになるので、それを意識した固めをしつつ、すぐにスタンさせるのではなく、回復までの時間を意識して攻めていきたい。BO中は相手の防御手段が限られるため、投げが効果的になる。ただし、SAによる切り返しには注意したい。
3. 立ち回りテクニック
a)ゲージ管理の優先順位
①BO回避の判断
まずはBOしないようにDゲージを使っていきます。一番多いBOパターンが3本以下からの中足ラッシュ(中足ラッシュ以外の攻め方を知らないプレイヤーに起こりやすい)です。次に多いパターンが、Dゲージ約4本の時に中足ラッシュをして、その攻めが通らずに相手から反撃を受けそれをガードしてBOするパターンです。「中足ラッシュはDゲージが5.6本の時のみに行う」と意識しておけばBOしにくくなります。
②起き攻めのためのDゲージ使用
攻めるためのDゲージ使用は、起き攻め状況を良くして、その後継続して攻めることで結果的にDゲージを回復させることができます。Dゲージが3.4本の時にDゲージを使用する場合は、起き攻め状況を良くするために①ノーゲージコンボからラッシュ起き攻め②OD技を絡めたコンボをするなど、常に起き攻めを意識しましょう。
③コンボ拡張の見極め
試合の序盤、中盤、後半でコンボ拡張の見極めは変わってきます。序盤は起き攻め優先のコンパクトなコンボにするのが良く、中盤はBOしないようにコンボを拡張し(一気に試合を終わらせようとコンボを拡張しすぎてBOすると逆転負けのリスクがあります)、終盤はリーサルを意識して、倒し切れるようならDゲージをすべて出し切るのが重要になってきます。
b)相手の行動読み
①Dゲージ残量からの行動予測
相手のDゲージ残量によって、警戒すべき行動が絞られ、ある程度の行動予測ができるようになります。
5.6本:(いきなりですが)ほぼ行動が読めません。なので、相手の間合いを管理しつつ相手の出方を伺う姿勢が大事になってきます。
3.4本:中足ラッシュを喰らっても、相手がBO寸前になるのでむしろラッキーです。相手の中足ラッシュ、 OD弾などの警戒は少し解いて、ラッシュによる攻め、対空、差し返しに意識を回しましょう。
1.2本:中足ラッシュ、 OD弾、ラッシュによる攻めの警戒を解き、対空、差し返しに意識を回しましょう。
②相手の消費パターン分析
相手のDゲージ消費パターン(癖)を分析し、ラッシュが多いならラッシュ止め、インパクトならインパクト返し、中足ラッシュなら後退して差し返しなどを狙っていきましょう。
c)フレーム管理との連携
①有利フレーム時の消費判断
相手の攻撃をガードして1-3F有利が取れた場合、まずは投げ、コパ、中Pなどで相手の暴れを潰すことを優先します。コパで暴れを潰した場合はOD技で有利な展開を作るのは有効ですが、弱技は補正が重い(コンボダメージが伸びない)のでキャンセルラッシュでコンボ拡張するのはリーサル時以外はやめましょう。
②不利フレームのリカバリー
通常技や必殺技(本田の頭突き、ラシード弱ミキサーなど)がガードされた場合や、相手の攻撃をガードして不利フレームを背負った時は、ジャスパを狙うことで相手の打撃重ねを抑制することができます。また、相手が大技などを押し付けてきた場合はDリバが効果的な場合があります。
③確定反撃時の消費判断
確定反撃時はほとんどの場合、キャンセルラッシュを使ったコンボよりもODコンボの方が効率が良いので基本的にODコンボを優先します。リーサル時はキャンセルラッシュから始動し全ゲージ出し切りましょう。
4. 実践的なコツとアドバイス
a)試合運びのコツ
①序盤のゲージ管理方針
▶︎防御時のパリィは控えめにする(パニカン投げのリスクがある)
▶︎ラッシュは確実に当たる状況で使用する
②中盤での消費配分
▶︎相手の攻撃パターンを見極めてパリィを使用する
▶︎ラッシュやパリィに使用するゲージを常に確保しておく
▶︎相手のゲージ状況も把握しておく
▶︎試合終盤のリーサルに向けてゲージを温存する
③終盤での逆転狙い
▶︎体力差がある場合は逆転用にゲージを温存
▶︎優勢時は相手のDゲージを回復させないように技を当てる
▶︎確実に勝てる(リーサル)時のコンボに使用
▶︎BOを恐れる相手の心理を突く
b)BO(バーンアウト)関連
①BOを凌ぐコツ
BO時は相手の攻撃をガードしてBO回復まで凌ぎます。また、隙を見つけたらノーゲージコンボから起き攻めを狙います。相手はスタンを狙ってくるので、壁際に追い詰められた時はSAを狙います。
②相手のBO時の攻め方
相手がBOした時は、ガードさせて+4になることを活かしてBO時限定の固め連携を駆使して相手を壁際に追い詰めます。壁際まで追い詰めたら、インパクトと投げで択をかけていきましょう。
5. トレーニングモードでの練習法
①Dゲージ回収ルートの確認
効率的にゲージを使ったコンボ、ゲージを回収するコンボを確認して実践で使えるようにしましょう。例(エド):大P> ODフリッカー>弱昇竜>強ブリッツ→詐欺飛びJ大P>大P>弱フリッカーで安全にゲージ回収
②実戦的な想定での消費練習
自分のDゲージが残り3本、相手の体力が50%などの状況からコンボを当てた場合、どの起き攻めをしてどのコンボを使えば勝負を決めれるか、などの実践的な消費練習を行います。