恵那峡(木曽川・岐阜県)は、こんな感じ❗️大井ダム湖です。
JR恵那駅(中央本線)から、バスで恵那峡へ。徒歩でも可能ですが、2時間ぐらいは、かかりそうですので、それなりの準備をして下さいね。
■大正時代、1924年に完成した大井ダム
さて、恵那峡は、大正11年(1922年)に着工し、1924年に完成した大井ダムのダム湖です。大井ダムは、水力発電で小学校の社会科の教科書に出ていましたね。
大正11年は、この記事の執筆時(2022年)から、約100年前です。第一次世界大戦(大正3年・1914年〜大正7年・1918年)が終結し、株式の大暴落が起きて戦後不況の最中でした。
こうした困難な時期でしたが、当時「日本の電力王」と呼ばれた福澤桃介が手掛け、アメリカでの外債発行で、資金を調達するなどして、完成させました。
大井ダムは、木曽川の本流を堰き止めており、堤高は、約53.4メートル、幅は275.7メートルもあります。日本で初めての本格的なダム式発電所で、現在は、関西電力が保有しています。
■2020年にリニューアルした恵那峡
恵那峡の公園や遊歩道は、2020年にリニューアルされ、さざなみ公園となっています。「出島」のような形の公園で、周りを散策できます。
ぐるっと散策しますと、大井ダムの建設に取り組んだ、福澤桃介と川上貞奴の展示や、弁天島があります。
弁天島には、弁財天様がいらっしゃいます。ダムの建設で、沈むことになった場所(江戸時代中期に勧請)から、小高い山が、そのまま小島になった、この場所に移されました。弁天島には、公園側から橋が架けられています。
恵那峡は、岐阜県の自然公園に指定されており、四季折々の景観が楽しめます。なんといっても、大井ダムの水量の豊富さは、圧巻です。
さざなみ公園の奥側の場所は、公園の入り口からは、わかりにくいので、ぜひ奥側も散策されて下さいね。
■岐阜県・恵那峡(大井ダム)
JR中央本線・恵那駅からバス
恵那峡国際ホテルなど、宿泊ホテル多数
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