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ラケットのグロメットが陥没?見えないダメージを防ぐ方法

バドミントンラケットのグロメットは、ガットを通す穴を保護する重要なパーツ。しかし、気づかないうちに陥没していることがあります。
特に、アストロクス88Sは陥没しやすい傾向があるように思います
この状態を放置すると、フレームの破損やガットの耐久性低下につながるため、定期的なチェックと適切な対策が必要です。


グロメットの陥没とは?

グロメットの陥没とは、ガットのテンションや摩耗によって、ラケットのフレーム内にグロメットが沈み込んでしまう現象です。


これが進行すると、

  • ガットがフレームにめり込む

  • フレーム自体がダメージを受け、最悪の場合は割れる

といったトラブルが発生することがあります。特に、グロメットを外して初めて陥没が確認できるケースも多いため、表面的なチェックだけでは見落としがちです。


グロメットの陥没をチェックする方法

「見た目は問題なさそう」と思っていても、実際にグロメットを外して確認することで初めて陥没の有無が分かります。定期的に以下の方法でチェックしてみましょう。

  1. ガット張替えごとにグロメットの状態を確認

  2. グロメットを外してフレームの陥没状況をチェック

  3. 摩耗している場合は早めに交換


グロメットの陥没を防ぐには?

陥没を防ぐための最善策は、新品のラケットを購入した時点で、陥没防止グロメットを装着することです。また、以下のメンテナンスを習慣にすることで、グロメットの劣化を抑えられます。


グロメットを回転させて再利用する(特定の箇所に負担がかかるのを防ぐ)
定期的にグロメットを交換する(摩耗が進んだらすぐに交換)
張替え時にグロメットを必ずチェックする(ガットの交換だけでなく、フレームの状態も確認)

特に、高テンションでガットを張る人や、スピンを多用するプレイヤーはグロメットの摩耗が早く進むため、より頻繁なチェックが推奨されます。


グロメットが陥没した場合の修復方法

もしグロメットの陥没が見つかった場合、修復する方法はいくつかあります。

🔧 ヒートガンで熱を加えて修復
🔧 T型グロメットを装着して再発防止
🔧 摩耗したグロメットは新しいものに交換


当店では、グロメットメンテナンスをご希望のお客様のラケットをチェックし、

  • 陥没箇所をヒートガンで修復

  • T型グロメットを装着して耐久性を向上

といった対応を行っています。


ラケットの寿命を延ばすために

バドミントンラケットは、適切なメンテナンスを行うことで長く使い続けることができます。グロメットの陥没は、見た目には分かりづらいダメージの一つですが、放置すると大きなトラブルにつながる可能性があります。

「うちのラケット、大丈夫かな?」と思ったら、一度グロメットのチェックをしてみましょう。気になる方は、専門店でのメンテナンスをおすすめします!


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ガット張る人@姫路🏸
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