SONY INZONE M10S 省エネレビュー
■目次
・概要
・SONY INZONE M10S 梱包
・SONY INZONE M10S 見た目
・ゲーム使用(Valorant)
・ゲーム使用(Monster Hunter: World)
・ゲーム使用(COD BO6)
・総評
■概要
10月25日にSONYさんから新作のモニターが発売された。
ざっくりとした概要は下記の通り
・有機EL 27インチ QHD1440p
・リフレッシュレート:480hz
・応答速度:0.03
・24.5インチモード
・購入時価格:¥174,900(高杉)
・Fnatic共同開発(Fnatic スキ)
参照:Amazon
デバイス系YouTuberなどがレビュー動画をたくさん出しているけれど、ステマの可能性もあるので個人レビュー(メモ程度)をしていくヨ!
■SONY INZONE M10S 梱包
BenQモニター箱などによくみられる豪華な箱ではなく、テレビなどの梱包に使われてそうな質素な段ボール。
正直、豪華な箱に比べると届いたときの感動は薄れる。
けれど、置き配や配達員から直接受け取るときに「こいつオタクゲーマーだな・・・」って思われないから割といいなと思ったよ!
■SONY INZONE M10S 見た目
メインモニターで使用していた ZOWIE XL2546K を外して、
とりあえずモニターアームに取り付けてみた。
毎回思うんだけど、モニタースタンド使わないからモニタースタンドなしバージョンも別途用意してほしいよね。
捨てるのに困るし・・・その分安くしてほしいし・・・
写真で比較して分かるように、左モニターより右モニター(INZONE)のほうが圧倒的に黒い!きれい!さすが有機ELって感じ。
さっそくつけてみる。
有機ELだから黒の発色がめっちゃ黒。
コントラストもINZONEのほうがいい(モニターの設定とかもあるけど!)
何よりQHD(2560×1440ピクセル)だから圧倒的に解像度が高くてきれい。
※よくみんなが使用しているのはフルHD(1920×1080)だヨ。
これまでメインモニターとして使用していた ZOWIE XL2546Kは、TNパネル(応答速度は速いけどあまりきれいに映らないやつ)を使用しているからどうしても発色の悪さとか視野角の狭さが気になってた。
ちょっと椅子に寄りかかった姿勢でゲームしようとすると、モニターの上部が見えにくかったりして、その都度モニターの角度を変えるのがストレスだった(FPSするモニターは角度とかいじりたくないし)。
そう思うと、現時点で買ってよかったと思ってる。
細かい内容はYouTuberが動画出してると思うから割愛。
■ゲーム使用(Valorant)
おまちかね!ゲームでの比較だよ!!
知り合いはFPS大好きマンが多いと思うから、この辺をレビューしたいと思ってるよ!
王道のバロからいろいろ見ていくよ!
まずはレビュー用PCスペックから(かなりざっくり)
GPU:RTX4070Ti SUPER 16GB
CPU:Intel Core i7 13700K
メモリ:32GB
電源:CORSAIR 1000W 80PLUS GOLD
今回買ったINZONE M10Sには24.5インチモードが備わってて、27インチのモニターでも24.5インチとして遊べちゃうんだヨ!
24.5インチモードでもQHDで映像出力できるヨ!
24.5インチモードは中央とボトムに表示することができるらしい
(センターは写真撮るのあきらめた)
なんかよくわからないけど、内部でいろいろやってて遅延は無いらしい。
FPSプレイヤーは環境を変化させるとパフォーマンスが変わることが多いから(一部例外あり)この機能はかなりありがたいと思う。
「FPSは24.5インチでやりたいけど、モンハンとかのグラ重視ゲーは27インチがいいんだよな・・・」って人にかなりおすすめ!
詳しくはSONYさんのHPみてね!
参照:SONY INZONE M10S
さっそく射撃、カスタム、デスマに入ってみたよ!
主な設定は下記参照。
27インチ状態
ゲーム内解像度:QHD(2560×1440)
リフレッシュレート:480hz上限固定
射撃もカスタムも大体同じFPSだった(360~460くらい)
平均して420FPSくらいは常に出てたと思う。
急なFPS低下やラグなどはなにも感じなかった。
今までモニターを60Hz→144Hz→240Hz→460Hzと使用してきた感想として
一番変化を感じたのは60Hz→144Hzの時だけど、240Hz→460Hzはその次くらいに変化を感じたよ!
めっちゃ滑らか!!!
体感はこんな感じ
60Hz <<<<<<<<<<<< 144Hz <<< 240Hz <<<<<<<< 460Hz
60Hz→144Hzを体感したことある人は分かるはず・・・?
次に色々な解像度とインチを試してみたよ!
内容は下記参照
① 24.5インチモード、解像度FHD(1920×1080)
② 24.5インチモード、解像度QHD(2560×1440)
③ 27インチ、解像度FHD(1920×1080)
④ 27インチ、解像度QHD(2560×1440)
全部を通して、FPS値の変化はほとんど差がなかった。(体感±10未満)
24.5インチモードにした時も同様で、特に目立った差はなかったよ!
①③解像度フルHD(1920×1080)と②④解像度QHD(2560×1440)では結構差があった(解像度的に当たり前だけど・・・)
以前使用していた ZOWIE XL2546KフルHD(1920×1080)と INZONE24.5インチモード、①③解像度フルHD(1920×1080)を比較すると、後者のほうが全体的にぼんやりした表示になってる気がした。
※27インチ24.5インチモード、解像度QHD(2560×1440)はめっちゃきれい
クロスヘアが一番変化があった。①③解像度フルHD(1920×1080)と②④解像度QHD(2560×1440)を比較すると、①③解像度フルHD(1920×1080)は輪郭が極太になってて違和感しかなかった!
これはモニターの仕様上仕方のないことなのかもしれない・・・
正直、①~④どのパターンもFPS値の変化がないので、②④のどちらかを使用すれば特に問題ないと思う!!以前のモニターよりきれいだし!!
ここで問題発生。
ホーム画面でマウスカーソルを動かすと、画面のちらつき+画面に一瞬線?が入る!
割とわかりやすいくらいにちらつきが発生し、若干のストレスを感じる。
射撃、デスマ、カスタムでは全く感じなかったので、許容範囲ではあるけど気になる!!
もしかしたらモニターの設定が悪い可能性があるのでしばらく様子見する。
[2024/10/29 追記]
INZONE hub アプデで1.0.13.0にアップデートした後、モニター側もアップデートしたらちらつきが収まった。と思う・・・また様子見する
・総評
INZONE M10S Valorant編の総評としては、
メリット
・めっちゃぬるぬる
・遅延とかも無し
・用途によって24.5インチ27インチを使い分けできる
デメリット
・解像度フルHD(1920×1080)NG
・画面のちらつきアリ??
こんな感じ!全然悪くない使用感だったし、これから使用するのが楽しみ!
■ゲーム使用(Monster Hunter: World)
正直モンハン用に買ったといってもいい。
きれいな画面、大きな画面でモンハンしたい!!!
とのことで、すごい軽いけどメモのこします。
まずはタイトル>オプション>Displayから
NVIDIA DLSS を"ON"に設定する。
NVIDIA DLSSは20シリーズ以降から使用可能で、40シリーズはフレーム生成(AIつかってFPS値あげるヨ)が使用できる。
しかし、モンハンワールドではQHD(2560×1440)以上の解像度じゃないとNVIDIA DLSSが使用できない。
https://game.capcom.com/manual/MHW_PC/ja/steam/page/22/5
参照:CAPCOM MHWI公式webマニュアル
ん?QHD(2560×1440)以上?と思ったそこのあなた!
そうです!INZONE M10SならDLSS使えちゃうんです!
RTX40シリーズ+QHD(2560×1440)モニターを使用すると、高画質かつ高フレームレートでモンハンが楽しめるんですヨ!
DLSSフレーム生成を使用すると
・DLSS使用前
FPS値:150前後
・DLSS使用後
FPS値:200前後
こんな感じに少しヌルヌルになる!
皆が期待しているモンハンワイルズの動作環境では
解像度FHDでフレーム生成を使用しているので問題はないと思うケド・・・
■ゲーム使用(COD BO6)
フレーム生成でFPS350くらいでた。洋画みたいな迫力になったヨ。おわり。
■総評
まだ使用初日だけれど、買ってよかったなって思える品だと思う。
正直SONYさんの1つ前のモニターはかなり酷評で心配していたけれど、M10Sはこの先5年くらいメインモニターとして使用していけるスペックがあると思う。
有機ELで27インチ、解像度QHD(2560×1440)のモニターは他社製品でもいくつかあるが、460Hzで24.5インチモードがついていると考えればこの価格も納得できると思う。
有機ELは応答速度が速いため、この先ゲーミングモニターとして流通する可能性はかなり高いとみてる。
学生とかには出しにくい値段だから、安くなってから購入検討するのはかなりアリだとおもったヨ!!!
画面のちらつきが改善されれば100点!されなければ90点って感じの製品でした!
個人の拙い文章をここまで読んでくれてありがとうございました。
一緒にゲームしようネ!