ずるい女…
今日の仕事は入浴業務。
ひと組3名様を同系列のサ高住まで迎えに行き、9時少々過ぎてからのスタートとなりました。
ペアを組むのは 同い年の仕事を選ぶ上司です。
上司は途中でひとり、迎えがあるので私に特浴を担当して欲しいと言ってきました。
私は いいですよ、と答えました。
「特浴」とは ベッドで寝たまま入る入浴のことです🛀
普段なら彼女は「特浴」を選択します。私が一般浴とチェアインバスを担当することが多いです。チェアインバスは介護士が中腰になったり立位が取りにくい方を車椅子から入浴専用の椅子に移ってもらうのが大変なのです。
腰の痛みを訴えていた彼女はチェアインバスを敬遠していました。
ところが今日に限って一般浴とチェアインバスを受けるなんて…。
言われた直後は何も思わなかったのですが…。
答えは直ぐに分かりました。
月曜日の「特浴」は大変な利用者が増えたのです(>_<)
体重がかなり重く、調子のいい時には自ら車椅子からベッドに移って貰えますが今朝は調子が悪そうでした。前傾姿勢になりがちで活気がありません。
案の定今日は腕に力が入らないから座れないと言われました。
じゃあ私に抱きついて。
すると凄い力で抱きついて来ました。立ち上がろうとしてもらえると楽なのですが ぶら下がるように体重をかけてくるので かなり重みを感じます。
かなり気合いを入れてベッドに座ってもらい足をベッドに乗せますが その足を持ち上げるのも一苦労でした💦
おまけにかなり生々しいセクハラ発言を繰り返され 耳をふさぎたくなりました。
次の方は かなり躰道が激しく 手すりなどを握ったら中々力を緩めてくれず はずすのが大変です。風呂には入りたくないとかなり抵抗され、脱衣場の手すりを中々外してくれません。
力抜いて と外そうとすると何度も叩かれました。
上司と2人がかりで浴室に移動しベッドに移乗。ベッドでもものに捕まり上半身を起こそうとしていました。いつもすごい力なので外してもらうにはかなりの労力が必要でした。
次はサ高住から通われている女性、右足踵は壊死状態で骨が見えています。
薄くて横広のパットで足を巻いていました。
この利用者は管理者が洗っています。
患部から浸出液があるため湯船にはつかれません。
シャワー浴です👳🚿
車椅子からベッドへの移乗は管理者が行い抱き抱えます。私は膝の裏に手をまわして患部が色んなところに触れないように抱えました。
以前は手すりを持てば立位が取れて安定していました。
しばらく入院されていて最近退院、退院後 直接関わるのは初めてでした。管理者に聞きながらやるしかありません。
移乗が終われば他の利用者さんと同じように洗髪を行いました。
管理者は丁寧に洗身を行っていました。
かかとを洗うのは1番最後、その間体が冷えないようにシャワーを隅々までかけていきました。
管理者がかかとの消毒を終え再び移乗。
また足を持ってストレッチャーまで運びました。
初めにひとり小柄な女性を入れていました。協力的で洗いやすい女性でした。
4人を入れて 既に11:45 になっていました。
「特浴」はあと2人です。
同い年の上司が残りの2人を洗う時、手伝ってくれました。2人はいつも入れているので勝手は分かっています。
チェアインバスの方が湯船につかっている間、洗身をしてくれました。
ありがたいとは思いましたが 上司の担当が終わったら先に昼休憩に入ってくれた方が全体的にいいのに、と思いました。
徘徊する利用者がフロアにいて入浴業務以外の職員はてんてこ舞いしていたからです😵💫
看護師がチェックしなければならない利用者も多く、上司が早めに休憩を取りフロアの職員と交代すれば フロア担当も何人かは休憩に入れるのに…。
入浴も厄介な3人を避けていたのは一目瞭然。
管理者が洗った利用者は特にNo.2として関わっていた方がいいと思うのですが…。
何故避けたのか理解に苦しみます。
出来ることならもう彼女とは組みたくないなぁ、と思った1日でした。
今夜はぐっすり眠れるかな😴
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