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逃げて💨

よくご自宅で転倒して動けないからとディサービスをお休みされる利用者さんがいます。

ご主人と二人暮し、2人の息子さんがいますが よく買い物したり様子を見に来てくれてた息子さんが亡くなりました。

そのこともあり休まれていたこともあるのですが 、また転倒してアザだらけの顔は見せられないから休むと連絡がありました。

ですが今朝になり やはり来られるとの事。

久しぶりにお会いしましたが顔の半分は真っ青です。おまけに右目の周りが特に酷く殴られたようになっています。

年始も転んで休まれています。

確かにバリアフリーとは程遠い段差がある自宅に住まれています。

でも何度も転倒するなんて…。

「本当のこと言おうと思って来た。」

彼女はそう言いました。

「旦那に殴られた。」


今までも何度かアザを作って来られています。主に顔や腕でした。

ある時、ご自宅に送る際 旦那にやられたんだと告白されました。

引きこもりのように寝室から1歩も外に出なくなったご主人…。イライラを奥さんに当たって発散する感じでしょうか。認知からくるおこりっぽさかなという気もします。

もしそうならケアマネに話をしてご主人から離れましょう。

でも…文句を言いながらも彼女はご主人から離れませんでした。

ケアマネには話をしたようでしたが ご主人に下手に話をすると奥さんにまた当たる可能性もあるので難しいようでした。

特養に入る話もしたようですが ご主人は頭から反対だったようです。

そして今回…。尋常でないアザでした。殺されるかと思ったと…。

優しい息子さんをなくし思うところもあったのでしょう。

 ディサービスで気分転換してね、と声をかけ施設ではなるべく明るい話題を提供しました。

午後からケアマネが包括センターの職員と来ていました。

彼女とご主人の話をしていたようです。

 これでいい方向に向かうのではと思いますが 本人は半信半疑。ちゃんとご主人に話が通るのか、また殴られるのではないか…。

それでも そのご主人のいる自宅に送らなければならないなんて…。

 玄関に入る前、「何かあれば警察に電話してね。」と伝えるだけで精一杯でした。

どうか どうか 逃げて!

ぐっすり眠れる夜を取り戻してください。

行政は早く対策を!!

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