ブログ3:英語

資格とか勉強とか仕事とかについて。

仕事の関係上、たまにだが絶対に英語を使わなければならない場面がある。私は本当に英語が出来ない。5歳から中学卒業まで英会話教室とか公文とか行っていたはずなのに本当に出来ない。学校では普通にテストでいい点をとっていたが、実用は出来ない(単純に教科書丸暗記で乗り切ってたから)。読めないし書けないし聞き取れないし、そんな状態で話せるわけがない。学校で受けたTOEICは3分の1も集中が続かないので全部適当に塗った。明らかにヤバいのに、勉強をする気がこれっぽっちも起きない。

そんな私が、どうやって英語が必要な場面を切り抜けているかと言うと、翻訳ソフトに頼る。これ一択だ。翻訳ソフトはどんどん翻訳の精度が上がっているが、そのままの文章を使おうとすると、上司に真っ赤に添削される。あんまりにもそれをすると流石に指導されるし申し訳ないので、自分で考えたけど間違えちゃったんだな。くらいのレベルにしなければならない。どうするか。

まず2行くらい英語翻訳にかける。翻訳した英文を日本語で再翻訳する。ソフトが苦手な言い回しは明らかに変な文章になって出てくるので、そこの単語や言い回し、接続詞をソフトが翻訳できる形にする。コツは、出来るだけ短い文にする、極力修飾しない、丁寧語や尊敬語、謙譲語は使わない。だ。3〜4回くらいこれをすれば、ソフトの癖がわかってくる。そしたら今ある文章を全部ソフトのために直して、全部英語翻訳する。そして日本語に翻訳、変なところを修正。また英語翻訳して……。これで本来あった文章のツッコミどころが、多分5分の1くらいになる。あとは上司に指摘してもらって直して終わりだ。文明の利器は頼ってなんぼだ。

そんな私だが、英語を勉強しようと奮起したことは1度や2度ではない。参考書を買ったりワークを買ったり、学生時代の教材を引っ張り出して勉強しようともした。本当に続かなかった。最長で1週間くらいだ。語学が一朝一夕で成るわけがない。そうこうしてるうちに、英語を見聞きするのが苦痛になってきた。

これが仕事なら、3年くらいは頑張ったと思う。実際、今の職について半年くらいで適応障害になったり鬱病予備軍になったり睡眠障害で全然寝れなくなったりした。でも、じゃあ辞めるかとはならない(実家に帰りたくなかったし、その為にはお金が必要だった)ので、ダラダラ続けていたら3年目の初めにふっと肩の力が抜けて、それ以来仕事が楽しい。仕事に慣れたんだと思う。英語は、出来ないからと言ってすぐに悪いことが起きるわけじゃない。出来なくても死なない。別に好きでもないので特別やる気もない。もちろん、出来たら楽しいと思うし旅行の幅も広がると思う。でも翻訳アプリがある。ちょっとお金を出せば高性能な翻訳機械だって買える。英語を勉強する時間と、翻訳機械を買う為に残業する時間を考えた時、残業する方が全然楽だ。

私は一生英語が出来ないと思う。まあいいや。

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