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イギリス3度目のロックダウン

1月4日、英国首相ボリス・ジョンソン氏より英国3度目のロックダウン(2月中旬まで)決定の発表がありました。

過去最高の1日58,784人の感染者、死者407人を記録ということもあり、ロックダウンについては止むを得ない決断と思われます。

ではロックダウンとは具体的にどのような状態なのか、ルールは以下の通りになります。

・不要な外出は不可

・可能な外出: 食材、薬等の買い出し、病院、仕事(どうしても在宅では不可な場合のみ)、運動

・学校閉鎖(授業のリモート化)

・保育園、託児所は継続運営

・飲食店閉鎖(デリバリーのみ可)

・ホテル等の宿泊施設閉鎖

・運動・スポーツ施設(ジム、テニスコート等)の閉鎖

・公園は継続開放

・2世帯以上の交流禁止(身体的や精神的に問題、弱っている者は適用外)、両親が別居している場合、子供の移動は可

・野外での6人以上及び2世帯以上での交流不可

上記のルールについての率直な感想は、「詰めが甘い」です。
ここまでしても感染者が減るどころか、増える一方なのは国民の意識の低さに他ならないと考えています。
街中を見れば平気でマスクをせずに歩いている人が多く、スーパーのような室内に至ってもマスクをせず買い物をしている人が未だに見られますし、
そのような人々の入店を許すスーパー側の甘さもあります。

本当に感染者を減らしたいのであれば、
・外出時のマスク着用の強制化

・マスク不着用者の入店禁止

・着用しない場合の罰金

ここまで厳しくしないと感染者数の減少は見込めないと思います。

イギリスとコロナ・ロックダウンとのいたちごっこがいつまで続くのか、その鍵は国民1人1人の意識強化かと思います。ロンドン在住者の1人として今後の動きも注目していこうと思います。

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