子どもの言い分は知らないが
こんにちは、ボランティアの大村です
みんなで散歩に出かけたときに三匹のやぎに出会ったそうです
放牧状態になってたので、柵の中に追い込んであげようと(おせっかい)
しかし男子二人は「やぎ怖い!」と何を始めるでもなく逃げ出し
・・・フリースクールに戻ってみると、
「俺ら二人はヤギに追われて、ちょう怖かった。ヤギってのはよ・・・」
みたいな話になっていて(笑)
いやいや、君たち遠目に見ただけやん(このくだり、前もあったな)
* * *
フリースクールの台所で、ひとりの子と踊りながら
片付けをしていました
すると「何か楽しそうなことやってる?」という顔をして
他の子どもたちが台所に順番にやってきます
普段、「○○やろーよ」と言ってもゲームに集中して振り返らないのに、
楽しそうな雰囲気には敏感に反応して、言われずとも寄ってくる感度は
すごいなぁと
この話って、昔話「こぶとり爺さん」で鬼と仲良くなる秘訣じゃない?
* * *
帰り際
ある子が「針金を使って人形を作る!」と針金の方に向かいつつ、
使っていたストローを「持ってて!」と後ろ手に差し出しました
全く後ろを見ないままの、あまりに自然な動きだったので
ストローに気づくまでに0.5秒ほどフリーズしてから受け取る
その様子を全部見ていたその子のお母さんと、
「絶対受け取ってもらえる」という信頼感はありがたいけど、
高校生ぐらいでもう「周りの異性を振り回すんじゃないか」と
一緒に笑いました
忘れられたストローは、そのままずっと手の中にありました