フリースクールに来る理由
久しぶりにフリースクールにやってきましたボランティアの大村です
今回は新しく見かけた子が何人かと、フリースクールお試し中の子がいて
お試しのAさん(名前はまだ知らない)は、和草のいろいろなものに興味を示したり、子どもたちの輪の中に入りたそうだけど飛び込めない、という状態でした
なにかを背負って生きている感じのなかで、ここなら大丈夫かも?という二つの感情がないまぜになっている姿がなんだか切なく
和草で友だちと居場所ができるといいなと、心から思いました
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改めて考えてみると、学校には居場所がなくて、フリースクールには居場所があると感じられる子にとって、その2つはなにが違うんだろうかと
・・・フリースクールは名前にこそ「学校」が入っているけれど、もっと根源的な「名のつかない場」を作り出すためのアイデアなのではないかと
つまり、学校を補完するのではなくて、今の社会を補完する存在なんじゃないかと
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和草でホラー映画を暗闇部屋でみんなで見ました
みんなで見れば怖くないと思いきや、その後「トイレに1人で行けなかった」とか、「怖くてその夜眠れなかった」という話を聞き、素直に生きていることにニッコリ(笑)
フリースクールはいまの社会の最先端で、一番面白いところの一つだと思っています