全集中!の申し子
いまさら鬼滅ですか?
と言われそうなタイトルです。
炭治郎ではなく、今日は小学生の息子とテレビにまつわるお話です。
我が家はほとんどテレビを見ませんが、
朝はEテレと共に始まります。
長男の起床時間は7時までと決めています。
それ以降に起きるとゲーム時間が減らされるので彼も必死です。
早く起きる私は
6:50頃に目覚まし代わりにテレビをつけてあげます。
その音を聞いた長男はバタバタと起きてくる。
そして7時のカウントダウンと共にテレビを消す。
毎日そんな朝を迎えていました。
ところが最近は下の子(未就学児)も一緒に起きてきて、
朝から「構ってちゃん」を発動します。
そんな時でもEテレがついていれば、
テレビに気を取られて大人しくしてくれる。
それで我々は朝の準備が進められます。
とても助かっています。
ただこれには弊害が。
学校に行く準備をしないといけない長男も
漏れなくテレビに気を取られるんです。
着替えも、身支度も
朝ごはんを食べることも進まない。
挙げ句の果てには妻が話しかけても
完全にスルーするほどテレビに集中してしまう。
3回くらい名前を呼んでようやく気付くレベル。
忙しい朝にイラッとします。
こんな様子を見ていて感じるのは
子どもの集中力の凄さです。
私はそんなに真剣にテレビを見られません。
特に朝のEテレは再放送が多い。
2度目3度目に見るものを
集中してみることは難しい。
ただ我が家の長男坊は
「その「はなかっぱ」見るの何回目だよ!」
っていうのもいつも真剣に見てます。
親の呼びかけを気にも止めずに!
これは我が子特有のものなのか、
多くの子どもがこうした特性を持つのか。
でもこの能力は素晴らしいと思います。
気になることに徹底的にのめり込めるって
簡単なことじゃない。
大人は生きてきた過程で
いつしかこうした力を忘れ去ってしまったのではないかとも思いました。
彼を見ていて趣味が少なく何かに熱中することの少ない私は
羨ましいとすら思えています。
いつまでも好きなことにトコトンのめり込める。
そんな大人になって欲しいと思うのでした。
ただ、親の呼びかけには返事をしてね。
こうして世界はどんどん良くなる!