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何でもない1日の終わりのはずが①

1日目
さっきまで
ご飯をモリモリ食べて、
トイレが汚れているから掃除をしろと指摘をして、
部屋の真ん中でひっくり返りみんなを笑かして、
本当にいつも通りの日常を送っていた、大切な家族ハチワレ猫が、急にうまく息ができなくなりました。

23:00過ぎ、
明日もお仕事だからと、
猫ちゃんにいつも通りおやすみと挨拶をし、自室のお布団に入った矢先、廊下から咳のような音がしました。

元々慢性鼻炎持ちの猫だったため、たまに咳をする事はあったのですが、
いつもよりも苦しそうな、大きな音の咳に家族全員慌てて駆け寄りました。

背中をさすったり、声をかけたりしながら少し様子を見ていましたが、
2〜3分以上収まることがなくすぐに病院へ行く準備を。

以前から、夜間の動物病院は少し遠くにある~とは認識していましたが、詳細は調べられておらず。
検索をかけるも動揺のあまり文字が文字に見えませんでした。
やっとの思いで近くの夜間救急動物病院の電話番号を見つけ出し、震える手で必死に電話をかけました。
正直このあたりの記憶はありません。

病状を伝えたところ、すぐにきてもらって大丈夫とのことでしたので、急いで車で向かいました。
約30分、車の中で口を開けて必死に息をし、時折聞いたことのない苦しそうな声で鳴いている姿を目の前に、声をかけることしかできない不甲斐なさに押しつぶされそうでした。
車の中で2〜3度嘔吐もしながら、
ギリギリの呼吸ではありましたが、なんとか病院に辿り着きすぐに先生に預かってもらいました。

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