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何でもない1日の終わりのはずが②


夜間救急でやっている動物病院に駆け込み、
先生に猫ちゃんをお渡しした後、
約20分ほどで診察室に呼んでいただきました。

夜間救急ではありましたが、
幸いにも命の危機のあるような動物は他におらず、優先して見ていただけたようです。


今日症状が出るまでの様子や、
これまで大きな病気にかかったことはないこと、慢性鼻炎があり、症状がひどい時はかかりつけ医でもらっている抗生剤を飲ませていることなどを伝えた後、先生からこんな質問をされました。
「いつからですか?こんなに顔が変形しているのは。」と。

レントゲンを見せていただき、
鼻の軟骨が溶けてしまっていること、
その為顔が変形して、眉間の辺りが膨らんで猫らしい顔つきではなくなっていること、
頑張って息をしていた影響が食道拡張も起きていること、
肺や心臓には問題がないこと、
などをお話ししてくださいました。

毎日顔は見ていました。
ピンクのお鼻がかわいいねって。
昔と比べて長くなったお髭が立派やねって。
顎の下のふわふわの毛が素敵やねって。
顎を撫でた時に笑顔になるのがたまらんよねって。
毎日毎日飽きもせず、可愛いねって言っていたはずなのに。
なぜ気がつけなかったんですかね。
ダメですね。



その日は一旦、吐き気止めの注射と、
点滴を打ってもらい、しばらく酸素のお部屋で様子を見ていただきました。

3時間後ぐらいに、落ち着いてきたので帰ってもらって大丈夫とのことで帰路につきました。
帰りの車では、息は落ち着いていましたが、
自宅まであと10分ぐらいのタイミングから、粘り気のあるよだれが止まらなくなりました。

心配になり、救急の先生にお電話をしてしまいましたが、
恐らく車に酔ってしまったのか、気分が悪くなったのではないかとのことでした。

帰宅後、よだれは治りましたがぐうっと言う苦しそうな音をたてながら、全身で必死に呼吸を続けていました。



夜間の救急病院では、厳しいお話もされましたが、
状態について簡潔に正直に話して下さり、
迅速かつ的確に処置もしてくださった、スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

レントゲン・血液検査・酸素室での処置・点滴、吐き気止めの注射などで、60,000円ほどでした。
かかりつけ医の方に後日お話ししたところ、
夜間の救急病院にしては安いとのことでした。
もし、大阪付近の夜間救急病院に行かれる方がいらっしゃいましたら、参考にしていただければと思います。

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