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[映画鑑賞記録] Les Choristes
1949年、音楽教師マチューは「池の底」という名の寄宿舎に赴任する。この学校には、親をなくした子供や素行の問題で親元を離れた子供たちが集団生活をしていた。子供たちに本来の純粋さや素直さを取り戻してもらおうと、マチューは合唱団を結成し、歌う喜びを教えていく。最初は面白半分だった子供たちも、徐々に歌うことの素晴らしさ、楽しさに目覚めていく。そんなある日、マチューは誰もいないはずの教室から美しい歌声を耳にする。それは学校一の問題児、ピエールだった・・・。
[2008-04-11]
静かで美しい映画です。
ハリウッド映画と違い、子供達の歌声がすべて、という感じですね。学校一の問題児であるモランジュの歌声のすばらしさ、彼がマチューにいたずらしたときに、正面から怒らずに「歌わせない」という罰を与えたマチュー、そしてコンサートでマチューにいきなり歌うように促されたときのモランジュの表情がとっても良かったです。
しかし、順調だった物語が、いきなり悪い方向に向かってしまってさっと終わってしまったのは非常に残念です。そこがフランス映画っぽいなぁと思いました。
あとは、久しぶりにフランス語を聞けてよかったです。フランス語を聞きながら英語の字幕を見るというのは未だ不思議な感じがします。でも、昔はフランス語もフランス映画もあまり好きではなかったのですが、最近はどっちも好きになってきました。私も少しは成長したということでしょうか。