お米の支援活動を通して広がる「分け合い」と「助け合い」の精神
日本では食料が豊富にあると感じられる一方、実際には食べることに困っている家庭も多く存在しています。
今回は、そんな家庭にお米を無償で届ける取り組み、「GOODEARTH 米二ティー」を紹介します。
このプロジェクトは、農家が余らせている古米を、子育て世帯やシングルファミリーに提供するという温かい支援活動です。
この活動を通じて、私は「分け合う」「助け合う」精神の大切さをすこし再認識できた気がします。
GOODEARTH 米二ティとは?
「GOODEARTH 米二ティ」は、古米の問題を抱える農家と、食料支援を必要としている家庭をつなぐコミュニティです。特に、子育て世帯やシングルマザー、シングルファザーを対象として支援が行われています。
飽食の時代と言われている日本ですが、実は多くの家庭が食費に困っており、子どもたちに十分な食事を提供できていない状況も少なくありません。このような家庭にお米を届けることを目指して始まったのが、「GOODEARTH 米二ティ」だそうです。
GOODEARTHの公式Instagramでは以下のように活動の趣旨が述べられています。
支援の仕組み
この取り組みでは、農家から余った古米を集め、それをGOODEARTH STOREのオンラインショップで低価格販売しています。
支援を受けたい家庭は、シンプルな手順でお米を注文することができます。
お米の支援を受けたい方: 支援が必要な家庭は、GOODEARTH STOREのサイトでお米をカートに入れて注文するだけです。
お米を支援したい方:お米が余っている農家ではないけど、困っているご家庭を支援したい方は、以下のリンクからポチっと支援できます。
【米ニティ】活動費カンパ(寄付専用ページ)
サブスク米ニティおうえんだん(寄付専用ページ)
お米を提供したい方: お米の寄付は随時受付中との事。
買取価格は寄付金額や助成金により、都度相談だそうです。
お問い合わせ:GOOD EARTH さんの公式Instagram @goodearth_storeへ
お米問題とは?
近年、日本ではお米の消費量が減少しています。
その原因の一つとして、ライフスタイルの変化やパンや麺類といった他の主食への移行が考えられます。
さらに、新型コロナウイルスの影響で飲食店が営業自粛を余儀なくされたため、業務用のお米の需要も大幅に減少しました。この結果、農家ではお米が余ってしまい、特に古米の在庫問題が深刻化していました。
古米は、収穫してから時間が経つにつれて品質が落ちるため、新米と比べて市場価値が低く、売れ残ることが多かったのです。
しかし、令和6年のコメ不足問題が発生。
今度は様々な要因が重なりお店のコメ売り場からお米が消えました。
米不足によりお米の価格は高騰し、主食のお米を減らさざるを得ない状況に。どちらの状況でも、GOODEARTH 米二ティのような支援活動が大きな助けとなったご家庭は多いのではないでしょうか。
米二ティの活動への想い
以下、【グッドアース米ニティ】販売ページ引用
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GOODEARTH代表藤原ひろのぶさんのメッセージ
つくづく思うのです。
主食をお金で交換できるようにしちゃいけない...と。
当たり前のように商品化すると、お金がない家に生まれた子どもが必然的に食べれなくなってしまうから。
【子どもが食べる】
これは権利であって、日本に生まれた以上は、どの家に生まれても関係なく守られなきゃいけない。
だからね、出来る事が何かと考えた結果
業者から安定的に仕入れて、仕入れ価格よりも安く販売する。
(現状、力不足で無償で提供する事は出来ないのが悔しい)
安売りをしたいのではなく
"子どもが食べる"
という権利を、誰かに守ってもらうのではなく、誰かが守ってくれるのを待つのではなく、積極的に実践をしていく。
その取り組みの一つがGOODEARTH米ニティなのです。
売れば売るほど赤字になる取り組み、経営者としてはやっちやいけない判断。
が、しかしその他の商品が売れれば何とか補填できる。
米は要らないけど応援はしたい!!
と思ってもらえる方は買い物を。
未来のためにできること
今回EDENもお米の低価格販売という形で関わらせていただいたGOODEARTHさんの取り組みを紹介しました。
この企画はお米の値段が高騰してて、子どもに満足に食べさせられない家庭に出来る限り安く米を届けよう‼︎ の目的で始まったそうです。
私たちはきっと誰でも、子どもたちが過ごす未来は明るいものであってほしいと思っていますよね。
よその子が満足に食べられないのは自分のせいじゃない。関係ない。
いつの間にか、全て他人事になっていませんか?
私たち一人ひとり、みんなが生きる社会を作っていくんですよね。
農家も課題がいっぱい。貧困家庭の問題もそう。
だけど、そんな損得勘定どがえしで、赤字になってでも子供のいっぱいご飯を食べてほしい。そんな想いが、誰かの救いになって、豊かな未来につながったりするのかなぁとも思えます。
そして、自分もそんな誰かのちょっとした支えになれる生き方がしたいなと思ったのでした。あなたはどうでしょうか?
詳しい活動内容はGOOD EARTHさんのnote記事もご覧くださいませ。
お米の支援はこちらから簡単にできます!
【グッドアース米ニティ】の低価格販売米はからご購入できます。
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