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アスパラガスのおいしい茹で方
農家直伝!アスパラガスのおいしい茹で方
春が旬のアスパラガスは、上手に茹でるのがおいしくいただくコツ。
上手に茹でないと食感がわるくなったり、水っぽくなったりと、せっかく新鮮なアスパラガスを存分に楽しめません。
別の記事でアスパラガスの栄養素や保存方法 を紹介しておりますが、今回はアスパラガスのおいしい茹で方について紹介します。
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アスパラガスはどこまで皮をむく?
アスパラガスは部位によって固さが違うので、火の通りやすさも変わってきます。まずは固い部分を取り除きましょう。
アスパラガスはどこまで食べられるの?と、どこまで皮をむけばいいのか、ちょっと疑問に思う方もいるかもしれません。
細いアスパラガスだと、茎の下の方を両手で持ってしならせると、ポキンと折れるところがあります(だいたい根元から4~5cm)。
折れたところより上は皮も柔らかいので、おいしく食べられます。
それより下は、皮の繊維が固いので取り除きましょう。
太いアスパラガスや、根元のかたい部分は、皮をピーラーで薄くむくことで、中はおいしくいただけます。
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おいしく茹でるポイントは「時間差」
根元の部分と穂先では火の通り時間が異なります。アスパラガスを茹でるときは「根元から先に入れる」のが鉄則です。
アスパラガスが1本そのまま入る大きさの、鍋やフライパンにたっぷりのお湯を沸かします。
沸騰した湯に塩を入れ、アスパラガスの根元から先に入れ、10~20秒ほどしたら、倒すようにして全体を入れて茹でます。
アスパラガスのゆで時間の目安は「普通の太さで1分~1分30秒程度」「太めのもので2分強程度」くらいでしょうか。
余熱で少し柔らかくなるので、少し固さが残るくらいがちょうどよいでしょう。軽く上下を返すように動かしながら茹でると均一に火が通ります。
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火を止めたら、ザルに上げて冷まします。
下にトレイやボウルなどおいてザルの下に空気が通る隙間を作ると粗熱が取れやすく、変色しにくくなります。
時間がないときや緑色を鮮やかに仕上げたいときは、冷水に取って手早く冷まし、早めに水気をきりましょう。 長く水につけておくと、食感がみずっぽくなってしまうので、ここはささっとスピード勝負です。
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アスパラガスレンジで簡単!茹で方
アスパラガスを少量だけ茹でたいときは、電子レンジでの調理が便利。
アスパラガスをあらかじめ食べる長さにカットし、水にさっとくぐして耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけたら1~2分加熱しましょう。
さらに、細めのアスパラガスなら、1本のままクッキングシートにくるんで1分ほど加熱、ひっくり返してさらに1分加熱します。
加熱後はクッキングシートを広げて素早く粗熱をとり、変色を防ぎます。
笑伝アスパラガスは雪解けを待って5月頃には顔を出す予定です!
お楽しみに!