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伸び悩んでいる時に意識すべき「成長の3方向」—高津佐和宏さんのVoicyから学んだこと

伸び悩む時期はきっと誰にでもある

こんにちは!
今日は先日Voicyで聞いた農業経営コンサルタント・高津佐和宏さんのお話を皆さんにシェアしたいと思います。

高津佐さんは、長年にわたり農業経営の現場で活動しており、多くの農家をサポートしてきた経験豊富な農業経営コンサルタントさんです。農業の多角的なアプローチを通じて、効率化や生産性向上、さらには農家の持続可能な発展を目指した助言をされています。
私は高津佐さんのVoicyでいつも気付きを学びの機会をもらっています。

最近、私自身も数字や業績が気になっていたか、知的好奇心を掻き立てられるような機会が減っていて、日常生活にどこか物足りなさを感じていました。そんな中、高津佐さんが語っていた「成長の3方向」という話が心に響いたので、今回はその内容を少し掘り下げてお伝えします。

成長するための3方向とは?

高津佐さんが言うには、成長が停滞していると感じる時、次の3つの方向性を意識すると良いとのことです。それは、「広げる」「高める」「深める」です。この3つのアプローチを実践することで、成長の停滞から抜け出せるかもしれません。

1. 自分を広げる

まずは「広げる」という方向です。これは、新しい人間関係を築いたり、これまで行ったことのない場所に行ったりと、視野や経験を広げることを意味します。普段の生活に新しい要素を取り入れることで、自分の可能性を広げることができます。例えば、農業においては、異なる分野の専門家との交流や、他地域の農家と連携して新しい技術を取り入れることが「広げる」に当たります。普段は参加しないようなセミナーや展示会に顔を出すだけでも、新たな視点を得るきっかけになることがあります。

2. 自分を高める

次に「高める」。これはスキルや知識をレベルアップさせることです。自分の技術や知識をさらに向上させ、より高いステージへと進むことが大切です。農業においては、新しい農法や栽培技術の研磨、デジタル技術の活用した生産性の向上などが「高める」に該当します。
特に、これからの時代は技術革新が進み、効率的に生産を行うことが求められるため、常に学び続けることが重要です。

3. 自分を深める

最後は「深める」です。これは、自分の内面を見つめ直し、得意分野や強みを再確認することを意味します。外に目を向けるだけでなく、内側に意識を向けて自分の本質を理解することも、成長に繋がる大切なプロセスです。
自分の深堀りや、自分のありたい姿を見つめ直す機会にもなります。

農業でも、自分の得意とする作物や作業工程を見つけ、それに集中することで、さらなる深みを持った農業経営を行うことが可能です。
例えば、自分がこれまで成功してきたパターンを振り返り、その根本にある強みを再確認することが「深める」方向への第一歩です。
これが新しい市場の開拓や、より高品質な作物生産に繋がることも多々あります。自分の農業スタイルや理念を再確認することで、次のステップが見えてくることがあります。

より成長するためのアクションプラン

成長が停滞していると感じた時に、無理にがむしゃらに頑張るだけでは、かえってうまくいかないことがあります。
収穫量が伸び悩んだ時、ただむやみに作業を増やすのではなく、一度立ち止まって問題点を分析し、今後どうすれば良いのかを冷静に考えることが重要です。

効率だけでは得られない「楽しさ」も大切

農業経営でも、効率化が進むことで作業時間を短縮し、コスト削減を目指すことはもちろん大切です。
しかし、効率を追い求めるばかりで、作業の楽しさや創造性を失ってしまっては本末転倒です。
例えば、もし「どこでもドア」が発明されて、どこへでも瞬時に移動できるようになったらどうでしょうか?
確かに効率は上がりますが、移動中に感じるワクワク感や、新しい場所での発見といった体験はなくなってしまいます。

農業も同様に、手間暇をかけることで初めて見えてくる価値があるのです。作物の成長をじっくりと見守り、その過程で得られる小さな喜びや発見こそが、私たちの成長意欲を支えていると感じます。

生産性と成長を両立させるために

これからの時代、人口減少などの影響で効率的な働き方が求められています。しかし、効率化だけでなく、その先にある「プラスα」。
つまり知的好奇心や成長意欲を大切にすることで、より豊かな人生が築けるのではないでしょうか。

農業者としても単に生産量を追い求めるだけではなく、一人の人間として、「広げる」「高める」「深める」という3つの成長の方向を意識してみると良いかもしれません。

まとめ

成長に迷いが出た時には、一度立ち止まり、「広げる」「高める」「深める」という3つの方向を意識する。
それが、新しい視点や成長への道を開く鍵になるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い一日をお過ごしください!

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