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お客様満足度の高いおいしいすいか直販を目指して

こんにちは!
野菜ソムリエプロASUKAです。
かなり更新がひらいてしまいましたが、農家は作物づくり最優先!
すいか農家にとっては、すでに農繁期突入です。
久しぶりにちょっと外作業を休みにしたのでたまっていた事務仕事(結局仕事、(笑))と、ブログで最近のスイカ栽培の様子を皆様とも共有したいと思い、机に向かっています。


すいか栽培の重要ポイント

EDENのすいかは4月下旬に定植します。

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そこから、毎日トンネルハウスの温度管理やつるの管理をしていきます。
脇芽をとったり、摘心したり、本当にわが子以上に手をかけてあげているよな~(母としてちょっと後ろめたい気持ちもあったり・・・)、過保護かな~と感じながらも、日々真剣にすいかと向き合っています。
規模も増やしたので、あたらしくお手伝いしてもらう人も増えたのですが、
『すいか栽培って大変なんですね!』と初めての方は口々に言うので、やはり軽作業ではないのかな、と改めて感じます。
すいか栽培において、すべての作業に意味があって大切な作業なのですが、その中でも重要なのが、まさに今の時期の『着果』です。

『着果』とは、すいかの実がなり始めること

受粉して、赤ちゃんのようなすいかの実がつきます。
その『着果』した時期を確認して把握することにより、おいしいすいかの収穫適時期を見極めることができるのです。
2,5haほどの面積のすいかなのですが、一個一個すいかを探しながら実のなり具合を確認していくのですが、これが重要であり意外に大変な作業でもあります。青々と生い茂る葉の中から小さな赤ちゃんすいかを見つけて確認していく作業。ちょっと想像つくでしょうか?
かなりポジティブに言えば、宝探しゲームともいえるかもしれませんが(笑)

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摘果(摘み取り)作業で厳選されていくEDENすいか

着果の確認と一緒に行われるのが、摘果作業。
形が悪かったり、傷物だったり、ダメなすいかはあえて容赦なく摘み取ります。正直これは、もったいないという感情や同じくかわいい赤ちゃんすいかを残してあげたいという衝動にも駆られますが、あえて心を鬼にして、「おいしいすいか」をお届けするため!と割り切って作業します。
選ばれたすいかにしっかりと栄養を送って、より甘くておいしいすいかになるようにとても重要です。

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すいかも『自然の恵み』

EDENのすいかは露地栽培、施設栽培と違って天候不順により出来や収穫時期に多少ばらつきが生じてしまいます。
お客様に、すいかも自然の恵みであるということを理解してもらえるとうれしいです。
近年の天候不順により、EDENでも様々な経験をしました。昨年でいえば集中豪雨による畑の水没。その前でいえば猛暑によるすいかの日焼けによる作物被害。おいしいすいかにかける想いはとても強いですが、自然の中では人間の行動なんてちっぽけで到底かなわないと感じることもしばしば。その都度できる最大限の努力をしているつもりですが、悔し涙を流したことも少なくありません。しかし、予想外のことが起こることによって一昨年より去年、去年より今年、と最悪の事態を想像してできる事前対策を徹底して行う意識がついていることは間違いない事実です。
気温や天候の影響により毎年『その年のすいかの味』はあると思います。

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満足度の高いおいしいすいか

EDENでは、栽培工程で最低3度はすいかをチェックしています。
さらに収穫するとき、磨くとき、箱詰めするとき、収穫時だけでさらに3度はすいかの色や形、音を確認してから発送手配に入ります。
それはお客様に『すいかおいしかった!』と喜んでもらいたい一心です。
しかし、それだけしてもすいかの中身まで切って確認できないというすいかの特徴があります。こればかりは、デメリット。
農家がよりお客様の満足度をあげるには、食べてくれたお客様の感想はとても大切。『おいしい!』も『まずい!』もぜひお声をきかせてください。
『おいしいすいか』は努力の賜物。
おいしくないすいかは何かしらの原因があり、今度の対策も必要です。
気づくことができなければ改善もできませんので、ぜひ教えてください。
自然の農作物であるため、何らかの影響で不具合が混じってしまった可能性も考えられますので、代替品でまずは、対応させていただきます。

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栽培過程も楽しむ


「スーパーから買って食べる」だけではなく、
「畑から知って食べる」EDENのすいか をお届けしたいと思っておりますので、ぜひInstagramなどを畑を覗いて夏のおいしいすいかをお楽しみくださいませ!
そして、ご感想をいただければ私たちのやりがいもアップしますのでお気軽にフォロー&登録してコメントいただければ嬉しいです。

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