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すいか通販おすすめ|山形EDEN 就農物語⑫

すいか通販におすすめ!山形農家EDEN

代表の我妻拓也が担当記事。
農業人生は今もつづいてますが、就農物語はこれでラストです。 ***************
これまで書いてきたように、農業を始めて今までいろんなことがありました。 みんなきっと同じようにいろんな物語があるはず。
ちょっとEDENを身近に、すいかを食べるときの会話のひとつにでもなれば嬉しいですが・・。
ところで、皆さんには”農業”という職業がどう映っているでしょうか?
いろんな声が上がってきそうですが、 僕は明るく楽しく農業がしたい!と思っています。 確かに大変な作業も多く、自然に影響される事もあり、ギャンブル的なのような要素もある。
だからこそ僕にとってはやりがいがあります。

すいか直送農家になるまで
すいか直送農家になるまで

以前、農作業中にラジオで武田鉄矢さんが「きたるべきバカ」の話をしていた時があり、妻と顔を合わせて「俺(あなた)の事みたいだな!」と2人で同じことを思い、吹き出した事があります。
「ただのバカ」じゃなくて、「きたるべきバカ」。
僕の場合は「きたるべき農業バカ」ですね(笑)
逆境にこそ燃える。
ちょっとネジが外れた僕くらいのバカが、農業を楽しめるコツなのかもしれません(笑)

すいか直送農家
すいか直送農家

集中豪雨で畑が水没したこともあります。自然の影響はこれからも大きい職業でもあるのが現実です。そんな時に踏みとどまれるリスク管理をしなければいけないことも学びました。
まだまだ農業経験の浅い僕がいうのも変ですが、 これからの農業は多面的機能があるからといって特別に守られているものではなく、職業としての選択の一つでなくてはならないと思っています。
農家だから、儲からなくてもしょうがない。
農業だから、給料安いけどしょうがない。
農家の長男だから、なんとなく継ぐのが当たり前。
やめるにやめれずに農家を続けているが子供には継がせたくない。 そ
んなしょうがなくやっている農業は、きっと楽しくない。
補助金などは確かに大事ですが、儲からないから補助金でなんとか続けている農業では持続可能とはいいがたいのではないでしょうか。
農作物を作って、納得して買ってもらい、おいしく食べてもらって、ちゃんと利益を出せる。
そうして経済活動として成り立つ努力はしていくつもりです。

すいか直送EDEN
すいか直送EDEN

僕は農業をしていることを誇りに思っています。
現代の食料は豊富で、食べたいものを食べたいだけ簡単にすぐ食べられる時代です。 気軽に食べられる加工品、輸入品がありふれてます。
でも、いざ何かあった時、自分で作物を作って食べていけるという事は生命線。 身近な人たちも守れる強さだと思います。
僕の祖先がそうして命を繋いできてくれたように、僕もそういう強い「生きる力」を子供たちに背中で見せてやりたいのです。
EDENでは今、すいかを中心にお米や野菜も栽培しています。
「すいかと言えばEDENだよね」そういってもらえることが本当に嬉しい。 これからも、もっとたくさんの人にEDENのすいかを食べてもらいたいと心から思っています。
お客さんだけではなく、自分の子どもたちにも「パパがつくったすいか美味しい!」「アスパラ最高!」なんていられると、やっぱり自分が生産者としてやってきてよかったという喜びになるのです。
「農業は、楽しくやりがいのあるいばらの道!」
その道をかっこよく切り拓いて、農業を未来につなげたい。
きっと、農業に限らず他の道を生きるとしてもきっと大変な事や苦労することもあるはずです。
ましてや経験したことのない新しい事に挑戦するときは、簡単にはいかないことが必ずあります。

すいか直送農家になるまで
すいか直送農家になるまで

僕はクワ一本で始めた、あの時の気持ちは絶対に忘れません。
あまりのしんどさに後悔がチラついた時もありましたが、 今ここで引き返せない。やってやる!と、自分を信じて前に進むしかありませんでした。
その時の苦労が、今の自分の自信につながり、頑張る糧になっています。
あの時を乗り越えられたのだから、多少困難な事があってもきっと大丈夫だ、乗り越えられる!と自分に思わせてくれます。
苦労は無駄にならない!経験という自分の力になります。
昔の人が「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言ったのは本当に納得です。 去年より今年はもっとうまいすいかを作りたい。
今年より来年はもっとたくさんの人にすいかを届けたい。
農作物を食べてくれる、その先のお客さんの顔を思い浮かべながらする農作業はより責任感がもてる。
もちろんうまくいくことばかりではありませんが、失敗と反省、そして改善を繰り返しながら取り組んでいます。


EDENの農作物を食べてくれるときに、より僕たちを身近に感じてすいかやお米などを食べていただけたらと思い、今回は長々と紹介させていただきました。
「ぬくもり伝える、笑顔ひろがる。EDEN」
農業から美味しさと笑顔を伝えたい!という思いから、EDEN-笑伝-(えでん)と名付けた農園。
より多く方に、EDENのすいかや農作物で“おいしい笑顔” になってもらえたら嬉しいです。
だいぶ長々と自分語りをしてきてしまいました。
ここまでお読みになってくださった方、本当にありがとうございました!

すいか通販EDEN
すいか通販EDEN

我妻拓也・我妻飛鳥

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