2021年振り返りno.22(9月の海へ)
北海道の夏の海、お盆を過ぎるとあっという間に水温が下がる。
明るい海の色から、段々と冷たい深い藍色になる。
その日は朝から天気も良く、気温も高め。
まだ綺麗な夏色の海が見られるかもしれない…。
そう思いつき、デイキャンプの道具をトランクに詰め混み、車を出し、2時間ほどで大好きな島牧の江ノ島海岸に着いた。
想像通りの、夏色の海が目の前に広がっていた。
早速、なるべく波打ち際にワンポールテントを設営して、
コンビニで買ったサンドイッチとコーヒーでランチする。
お腹が満たされると、波の音が気持ちよくて眠い。
横になって、昼寝した。
少しして、何やら気配を感じた。
"ん?!"
1匹のカモメがいる。
テントの中を覗いているようだった。
横になりながら、そのカモメを眺めていた。
のどかだな~。
時間の流れが明らかに違う。
暫くウロウロしていたカモメが、今度は海に出た。
目の前の海をユックリ横切って行く。
すると、そのカモメは少し距離を置いたあたりに上陸してきた。
"かなり人間慣れしたカモメだな~"
と思っていたら、更に近づいてくる。
なんだか話しかけるみたいに自分を見る。
何となく、そのカモメと会話した感じがした。
不思議なカモメだった。
その日、疲れた身体がスッカリ浄化されたようだった。
カモメさんに感謝(^^)