個人ITエンジニアのキャリアプランをマーケター視点で考えてみた
どうも、ニックです。
今回ですがITエンジニアが個人で生きる上でのキャリアプランをマーケター視点で考えてみました。
1つ「マーケターから見る個人ITエンジニアの進み方」として参考要素程度にとらえて頂ければ幸いです。
本記事の筆者
マーケター歴7年目のフリーランスのマーケターです。
元々はベンチャー企業で幹部という名の使い走りをしつつコンテンツマーケティングをメインに活動していました。SNSやメルマガ・ブログなどライティング分野が得意分野です。
現在ではITエンジニアを支援する会社から「うちのITエンジニアに個人向けのマーケに関して教えてもらいたい」と依頼を受けて、日々ITエンジニアの方のマーケの相談に乗っています。
本記事では、その中で考えた
ITエンジニアが個人で稼ぐ方向性の4パターン
に関して記載をしていきます。
その1 エンジニアとしての技術力を高めていくタイプ
知人に大手SIerからフリーランスエンジニアになった人がいるのですが、この方を例に出しますと、このタイプはひたすらに技術力を磨く傾向にあります。
新しい依頼をこなし、とにかくいろんな言語に触り、覚えて仕事をしていっていく。その上で自身のスキルを高めて、出来ることが増えていくことに喜びを感じるタイプですね。
こういった方は自分の成長に没頭したいタイプなので、いわゆるSNS運用とかブログとかのマーケ力とかは正直に不要です。必要があればやるでしょうが、技術力に特化して進んで、エンジニアとしての本業で結果を出したほうがいいと思います。
ちなみにこの方は元々の給与水準は決して低いわけではなかったようですが(20代前半でボーナスで50万とかもらってましたね。)
残業時間が200時間を超えてたらしく、体を壊してしばらくエンジニア業から離れた結果、フリーランスとして動き始めたみたいです。
ただ、技術に特化する方の場合、世間の意見との乖離が生まれやすいので仕事をするにしても見つけるのに苦労するかもしれないです。
自分自身で仕事を取る時点で苦戦する可能性があるので(技術というか交渉の部分で)そういった部分を補完する自分の理解者がいると凄くやりやすくなるのだろうなと思います。
その2 自身の経験を継承していくタイプ
2つ目は「ブログで稼ぐ!」とか考える方とはまた別の情報発信に向いている方ですね。
いわゆる自分の経験や知識を自身と似た方に継承していくタイプ。
ITエンジニアだとQiitaとかで記事を書く方に多い気がしています。
このスタイルはその1の方のように自身の技術を磨きながらも、後輩の育成や自身の実績を残したいと思う方向きのスタイルです。
特にQiitaに関しては会社によっては執筆手当が出る会社もあるみたいですからね。
自分の名前を残したい!というよりかは「何かしら生きた記録を残したい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちが優先事項に上がりやすい方はこのタイプがおすすめです。
マネジメントや執筆業など幅広く世界を広げていきつつも、自身のITエンジニアとしての仕事はしっかりと押さえていくスタイルですね。
その3 技術畑に属しながら、完全に別のものを作り上げるタイプ
このタイプは技術や能力継承とはまた違って、ゲームとかアプリとか、またはお役立ちシステムとかそういった物を作るタイプです。
新しいなにか?を生み出して行く方になりますね。
このタイプの中でも下記の2種類に分類できます。
・とにかく自分の作りたいと感じたものをガンガン作っていくタイプ
・市場をリサーチして求められているものを作っていくタイプ
前者に関してはクリエイター気質がある方が該当しますね。
思いついたものや作りたいなーと思ったものを作り続けるタイプ。最近だとワンピースのコラゲームがバズってましたが、コレも1つの事例だと思います。
後者の「求められているものを作るタイプ」に関してはマーケ視点がある方向きですね。
利益を考えて動く方は「マーケ視点」×「技術力」が使えると本当に最強だと思います。
とはいえ、自身でマーケも技術も全部出来る方もいるのでしょうが、いきなり最初から出来る人は絶対数としては少ないと思います。(個人的な観測でしかないですが)
なのでITエンジニアの場合、最初は技術から入って、その上でマーケ視点を持つ人と話している中で「あ、それできそうかも」といった形から入っていく形がベターですね。
その4 自身の経験から情報発信に移行するタイプ
で、最後にはブロガーとかそういった方々ですね。
その2と系統としては似ているのですが、どちらかというと多いのは「自分の何かを伝えたい!」というよりかは「まずは利益を上げていきたい!」と考える人が多い傾向です。(良い悪いはないです。どっちも先を見てるのは良いことかと)
ただ、正直な所、エンジニアの人たちで技術面の内容に触れず情報発信の方面に進むのは個人的にはもったいないのかなーと感じてます。
できないとは言わないですが、情報発信で一角の人物になるには多少なり求められる能力があるのと、ITエンジニアのインフルエンサー枠自体は割と固定化されてるイメージがあります。(もちろん入る余地はあるけど)
なので、このタイプに進む人は「なにかしら技術とか以外の面で伝えたいこと」が合ったり、自分の現状を多くの人に知ってもらった上で、別の目標を叶えたいという願望がある人がやったほうがいいですね。
ぶっちゃけどのタイプがおすすめなのか?
正直、利益の確立だけを考えるならば、今できるスキルを活かす方面で考えたほうがITエンジニアの方に関しては早そうだなと思います。
人による前提はあるものの、個人的には
「技術力×なにか」の観点で進めるのが話を聞いている感じはおすすめだなぁーと。
特に直接お話をしてて感じることはひとくくりに「ITエンジニア」と話してますが、業界や会社、人によっても変数がめちゃくちゃ大きく、一概には全く括れないんだな。ということです。
正直、アフィリエイターとかライターだと、パターン分けってそんなに分類が起きないんですよ。
ITエンジニアの場合、そもそも言語だけでも何十種類もあるわけですし、なにかに特化すれば差別化もやりやすいです。
なのでオススメしたいのはこの中だと2,3のパターンになるのかなと考えています。
別途で単純に面白い職場に出合っていたり、経験が豊富だったりする場合は4の道もおすすめですね。
キャリアプランに関しての蛇足
最後に蛇足ですが、自分のキャリアプランに置いて最も重要なことはなにか?というのは
自分にあった道を見つけること。だと思ってます。
「んだよ、そんなん当たり前のことじゃねーかよ?」
と思ったあなた。本当にそのとおりです。
マーケターだろうとライターだろうと、エンジニアだろうと人事だろうと経営者だろうとなんだろうとこの「自分にあった道」が一番なんてことは本当に当たり前の話ですよね。
だけども、この「自分にあった道の見つけ方」という部分は正直に簡単なことではないように思えます。
そもそも自分が何が好きなのか?得意なのか?
得意と好きはどちらを重視したほうがいいのか?
好きと得意は別物なのか?
今までやってきた方針は実は合ってなかったんじゃないのか?
偏った情報で見れてない視野があるんじゃないのか?
今やってる方法より効率的かつ現実的な方法があるんじゃないのか?
とか沢山色んな事を考え、知り、過去の人の事例を参照にして、時間をかけて少しずつ見つけていくもの。
マーケター7年やってきてようやくそんな気がしています。
PS、Twitterアカウントやブログの添削をやらせてくれませんか?
2022年4月からTwitterを始めたこともあり、まず何かをしたいなと思ってまして。
この記事を見ていただけた方にはアカウント添削を【完全無料】でやらせてもらえたらなーなんて思ってますm(_ _)m
TwitterのDMであなたの発信を見てマーケター視点で「より伸ばすには?」と思える点をお伝えしますので、興味がある方は是非DM送ってもらえれば幸いです。