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出版志望だった就活生がタクシー会社に出会った話 #noteで社員訪問④

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。

就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「『note見ました!』で社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。もちろんオンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。この人にお話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

飛田尚子(2018年入社、乗務員経験2年半)

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出身: 神奈川県平塚市
大学:早稲田大学
学部:政治経済学部政治学科
【経歴】
2018年4月 日本交通入社、池袋(現板橋)営業所に乗務員として配属
2019年1月 EDSキッズタクシー開始
2020年10月 新卒採用チームに配属

大学時代のこと

私は元々文章を書くのが好きで、学生時代はずっと文章を書いてました。出版系やマスコミ系などの仕事に就きたいとずっと思っていたので、マスコミ系の就職に強いと言われていた早稲田大学を目指して受験。1年目は落ちてしまったので浪人をしてギリギリ滑り込みました。

大学時代は出版サークルでの活動が一番楽しかったです。うちのサークルで出していた出版物にはこれといったジャンルがなく、学期の始めに各自が書きたいテーマを持ち寄ってプレゼンをして、多数決で通すという形式でした。「どうせ書くなら他の人があまり取り上げなさそうなテーマで書こう」と思っていたので性病や自殺をテーマにした記事を企画したりしていました。

2年間の就活と挫折

実は私、就活を2年やりました。就活1年目の時は「面接用の自分」を作っているところがありました。でも結局会社の人には見抜かれてしまいましたね。選考が不合格になるにつれ、自分の存在自体がまるでダメだと言われているように感じていました。

就活2年目になってからはその反省を踏まえ「ありのままの自分で望んでみてダメだったらしょうがない」と思えるようになっていたので、悔しさや後悔はあまり感じなくなっていました。

面接のために作った自分ではなくありのままの自分でいて、ダメだったら「向いていなかったんだな」という風に納得できるようになったんです。

日本交通との出会い

日本交通との出会いは就活2年目の時です。最初の年には出版・マスコミ業界を目指していたのですが、それがあまりうまくいきませんでした。でも他に自分が何をしたいのかイメージすらつかなかったので、結局もう一年やろうと思って次の年も出版・マスコミ業界を見ていました。

でも2年目までそれだけだと、またダメだった時に無職になってしまう!と思って、視野を広げようと思ったんです。身近な人に相談をする中で、とある人に「文章で発信することが好きだったら、広報にも向いてるんじゃないの?」と言ってもらいました。

それがきっかけで広報の仕事をナビサイトで調べているとき、真っ先に目に入ったのが日本交通でした。業務内容を見ると「タクシーの会社なんだ」「そういえば私、運転できるな」と思ったんです。

運転を仕事にできて、広報という職種もある。日本交通であれば、私が好きなことを目指せそうだなと思ってエントリーしてみたのが日本交通との出会いです。

日本交通での面接

ほぼほぼ忘れてしまいましたが……(笑)。私の時は役員の方との面接でした。「今どういう会社受けてるの?」と言われて「出版社です」という話をしたら「君はその出版社が第一志望なんだ?」と訊かれました。

就活のセオリー的なことで言えば「最終選考では『御社が第一志望です!』と言うものだ」という認識でいたのですが、この方には嘘をついてもすぐバレるだろうなと本能的に感じ、バカ正直に「はい、そうです。その出版社が第一志望です。」と言ってしまいました。「もう日本交通、落ちたな」と思ってたんですが、蓋を開けてみたら合格だったのでとても印象的に残っています。

今思うと人に対して真っ当な会社だったんだなと思います。まだ営業所と新卒採用しか経験していませんが、どこを切り取ってみても人として大切であるべきなところを本当に大事に考える会社だなと改めて感じます。

乗務員時代の思い出

キッズタクシーをやっていたときのことです。

キッズタクシーの研修を終えてデビュー後、最初のお客様が産後退院のご家族様でした。お母さんとお父さんと赤ちゃんがいて、赤ちゃんは生まれてきたばかり。私はその時新生児を触るのすら初めてで、心臓がバクバクでした(笑)。震える手で赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて、ベルトを締めて、絶対にカックンブレーキにならないように気を付けながら運転をしました。

到着したときに赤ちゃんのおばあちゃん(奥様のお母様)が降りてきてくれていて、私の姿を見た瞬間「女性の運転手さんだったんだ。よかったね~!」と言ってくれたのが、すごく嬉しかったです。最後私の方からご両親に「ご乗車ありがとうございました」と伝えたら、ご夫婦の方が二人揃ってピタッと並んで、私の方を振り返って頭を深々と下げて

「こちらこそ本当にありがとうございました。」

と言ってくれました。その瞬間肩の力が抜けて「なんとかなった~!」と思いました。すごく嬉しかったので、今でも印象に残っています。

乗務員時代で印象に残っていること

お客様をお迎えに行く時間に1~2分ほど遅れてしまったことがありました。

遅れたときはしっかり謝らないといけないのはマニュアルにも書いてあるし自分でも分かっていたんですが、その時はお客様にとっさに謝れませんでした。そこに到着するまでに通らないといけない道が渋滞していて、自分ではどうしようもないことで遅れてしまったという自分の中での言い訳意識と「たかだか1~2分じゃん」という自分の中の傲慢な考えですね。

その場では言われませんでしたが、後になって「おたくの乗務員さん、遅れたのに謝ってこなかったんですが?」というお叱りの連絡が来てしまいました。その出来事以来、自分の中の「今回はいいかな」や「1~2分だったらいいかな」といった甘えた部分は、絶対に人にバレるんだなというのを実感しました。

「たかだが1~2分じゃん」というのはあくまで私の勝手な考えであって、お客様は1分1秒を争っていたのかもしれない。うちはお客様第一主義の会社なのに、お客様のことを第一に考えていなかったと、今でも反省ポイントとして覚えています。

飛田にとって”仕事”とは?

「仕事」≒人生だと思っています

人生の構成するもののうちにプライベートの時間もあって、仕事が人生の100%だとは思いません。でも人生のうちプライベートと睡眠を除いた3分の1の時間は仕事です。「明日も仕事っていやだな……」と思いながら生きるよりは「仕事って楽しいな~!」と思いながら生きた方が、死ぬ時になって自分の人生を思い返してみた時に「悔いのない楽しい人生だったな」と思いながら死ねるんじゃないかなと思います。

学生へのメッセージ

まず過去の自分には「意外と社会って自分の居場所があるよ」と言いたいです。

就活がうまくいかないと、自分という存在がすべて否定されたような気持ちに陥ると思います。私がそうでした。でも社会って大学生が思っているその100万倍広いです。本当にいろんな人がいて、でもその人たちみんなに居場所がちゃんとある。

会社だって一つや二つじゃないし、世の中には400万社くらいある中で、そのどれにも自分が当てはまらないなんてことは絶対ありません。万が一無いんだったら自分が会社を作ればいいと思います。「自分の居場所がない……」と落ち込まないでほしいです。

就職活動を始めたばかりでどうすればいいのかわからないとか、つまづいちゃってどうすればいいのかわからない人はもちろん、社会に自分の居場所ないんじゃないかってくらい落ち込んでしまっている、そういう人は迷わず、日本交通に来てもらいたいなと思っています。私含めて、人事が全力で向かい合います。

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

飛田尚子(とびた しょうこ)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。


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