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個展

イラスト好きだなー。その人の個性が表れるから。その人の性格、趣味、スタイルが現れ、その人の存在を大きくしてくれる。私は、それはとても素敵なことだと思うのです。また、鑑賞者によって捉え方や感じ方が異なる点もイラストの醍醐味だと思います。


今回は私の大好きなイラストレーターである「しぐれうい」さんの個展の概要と観に行った感想を書きます。
そもそも「しぐれうい」さんが何者なのか知らない方がいらっしゃると思うので説明します。(知ってる方は区切り線まで飛ばしてもらって大丈夫です)

「しぐれうい」さんは日本のイラストレーター・漫画家です(イラストレーター・漫画家になる前はゲーム会社に勤めていた)。ホロライブ(VTuberグループ)所属の「大空スバル」さん、ぶいすぽっ!(VTuberグループ)所属の「千燈ゆうひ」さんなどのキャラクターデザインや漫画『かんきつパンチ!』(芳文社)を連載したことがある人気イラストレーター・漫画家です。
また、趣味でVTuber(バーチャルユーチューバー)活動を行っています(開設18/11/02・初投稿19/5/18)。歌ってみた(既存の楽曲をカバーすることを表す用語)動画やYouTubeLIVEではマシュマロ(配信者に匿名でメッセージを送ることができるサービス)の返答配信ゲーム配信、VTuberとのコラボ配信やコラボ動画などを投稿しています。
イラストレーターとしての「しぐれうい」さんとVTuberとしての「しぐれうい」さんのファンからは「うい先生」や「ういママ」と呼ばれ、親しまれています。
オリジナル楽曲もあり、『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』や『うい麦畑でつかまえて』、『放課後マーメイド』など多くの楽曲をリリースしています。最近はボカロPの「いよわ」さんが『勝手に生きましょ』を「しぐれうい」さんに楽曲提供し、その歌詞とMVがファンの間で話題になっています。


そんな幅広く活動されている「しぐれうい」さんが、8月30日から六本木ヒルズで 個展「雨を手繰る」を開催しました(9月22日まで)。2度目の開催おめでとうございます!
私は昨日、実際に彼女の個展に行ってきました。
しぐれういさんのイラストレーターとしての側面、VTuberとしての側面をそれぞれ表現した展示構成でした。しぐれういさんが今まで制作した描き下ろしたオリジナル作品版権作品VTuberとしての「しぐれうい」さんのイラストが多数展示されていました。さらに、2D・3D技術を駆使した映像作品や有名クリエイターである「木下龍也」さんとのコラボ作品レイヤーアート(切り絵などの作品を幾重にも重ねることで、色彩を豊かに表現した作品)や傘をモチーフとした展示エリアなど鑑賞者が楽しめる内容となっていました。

多くの作品が展示されている中で、私が最も心惹かれた作品を発表します。

このイラストを観た瞬間、鳥肌が立ちました。なぜなら「今にもこちらに話しかけてきそうな感じがした」からです。好きなポイントは髪の毛やセーラー服のスカーフが靡いてるところ。そして、「女の子が傘を差している」だけなのにどこか儚い雰囲気。堪らない...!
私は日常の雨は好きになれない。だけどイラストの雨になると好きになる。不思議です。

展示品を観たあと、グッズを購入しました。

・公式図録(右下) ・作品集(左下)
・アクリルキーホルダー(中右) ・しおり(中左)
・缶バッジ(カプセルトイ・右上)
※図録と作品集以外は会場限定商品

イラストだけでなくグッズでも楽しませてくれる「しぐれうい」さんに感謝しかありません。
作品集に書かれてる「ただの線に呼吸の仕方を教えるのがわたしのお仕事」。かっこいい...!


個展を観てきた感想
「やっぱり私はイラストが大好きなんだな」と再認識させられました。しぐれういさんの作品を間近で観ることができたこと。観る角度によって変化するイラスト。イラストを撮る時に譲り合う個展独特の空気感。グッズを購入できたこと。展示構成が、傘を模した中央で分割し、イラストレーターとしての「しぐれうい」さんとVTuberとしての「しぐれうい」さんが対照的に配置されているところが言葉にできないくらい綺麗でした。
おかげで心が浄化されました。ありがとうございます。

皆さんも是非しぐれういさんの個展に行って間近で観てみてください(写真と実物では見え方が全く違うので)。個展に行けない方はpixivにイラストが投稿されています。また、VTuberとしてのしぐれういさんも是非観てみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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