あなたに50個のだいすきを贈るね。

大好きなあなたへ。とうとう五歳になりましたね、おめでとう。

ママからあなたへ。もう一つのお誕生日のお祝いとして、あなたの大好きなところを50個言うね。どうぞ未来のあなたに届きますように。

一つ目。まぁるくて、いつも大好きなものを探すお目めがだいすき。

二つ目。ぷくぷくと柔らかなほっぺたがだいすき。

三つ目。たくさんの絵や工作を作る、器用なお手てがだいすき。

四つ目。雷さまから一生懸命守っている、ぷくっとおへそがだいすき。

五つ目。ダンスをしたりかけっこしたり、楽しむその足がだいすき。

六つ目。「今日はマックが食べたいな」そう朝言ったら、園から帰って来ても忘れずまた「今日はマックが食べたいな」と言ってくる、その初志貫徹さがだいすき。

七つ目。「これはね、パパとママと弟くん」そうお話しながら描いてくれる、可愛い絵がだいすき。

八つ目。「ドーナツ屋さんになる! 練習したいから、ドーナツ屋さんセット、お誕生日に買って」そう言い続けて四か月。無事、プレゼントもらえましたね。自分がやりたいことやほしいもの、考えられるところがだいすき。

九つ目。「ママ、一緒におトイレ行こう」まだまだ甘えん坊な可愛さが、だいすき。

十こ目。「パパ、一緒におトイレ行こう」ママがなかなか聞いてくれないとき。もっと優しいパパにお願いする。そんなところも大好き。

十一こ目。「今日はわたしが考えたスペシャルごはん!」そう言って、「たこやきサラダ」とか、独創的なお料理を考えてくれる。だいすき。

十二こ目。「卵はわたしが割るね」そう言ってお手伝いしてくれるの、だいすき。

十三こ目。「キティちゃんのまぜるやつ使うの!」自分なりのやりたい方法を持っているところ、だいすき。

十四こ目。「ママ、リングフィットやったら?」ママのことまで考えてくれるのね。ママもやらないとと思っていたよ。だいすき。

十五こ目。「パパもリングフィットやったら? パパ一回しかやってないじゃん」パパのこともよく見てるんだね。だいすき。

十六こ目。「ママ! 弟くん、今しゃべったね! すごいねっ」この前まで「弟くんはまだ赤ちゃん」って言ってたのにね。すごいね。だいすき。

十七こ目。「ぶりぶりぶり~」クレヨンしんちゃんを真似してケツだけ星人を見せてくれる。おうちだけにしとこうね。だいすき。

十八こ目。「うんち!」「ちんちん!」「うんち!」「ちんちん!」弟くんと二人で延々と言い合ってる。よっぽど楽しいんだね。だいすき。

十九こ目。「弟くんがわたしのおもちゃとったぁぁぁぁ!」わんわん大泣き。さっきまで仲良く遊んでたじゃない。強い気持ちをもってるんだね。だいすき。

二十こ目。「そらくんはやさしい男の子で運動が好き」「やねちゃんは恥ずかしがり屋の女の子」「かなえちゃんはサッカーが得意」お友達を心の中に作って教えてくれる。想像力がいっぱいだね。だいすき。

二十一こ目。「小学生になったら、おむつとって寝るね」先日、寝る前に宣言してきたね。安心して眠れるなら、まだ夜のおむつは無理しなくて良いんだよ。あなたのペースでね。だいすき。

二十二こ目。知らない人が集まるお出かけ先。ずっとママの横で静かにお座りしていたね。帰ってきたら疲れた顔。頑張ってくれたんだね。だいすき。

二十三こ目。「ママ! 焼きおにぎりが食べたい!」お友達のお弁当、よく見てるね。それを伝えてくれるの、だいすき。

二十四こ目。「ママのお弁当おいしかった!」ありがとう、その一言がとっても嬉しいよ。だいすき。

二十五こ目。「ママの作る唐揚げ最高!」実は冷凍唐揚げなんだよ。ごめんね、だいすき。

二十六こ目。「スパゲッティじゃない! パスタ!」そこはこだわりなんだね。面白いね。だいすき。

二十七こ目。「ママ、絵本読んでー」絵本だいすきだね。本を読むのが楽しいと思ってくれるの、なんだか嬉しいな。だいすき。

二十八こ目。絵本や映画を観ながら「なんで〇〇するの?」最近、増えた言葉だね。いろんなことに興味をもつようになったんだね。だいすき。

二十九こ目。「あなたはどうしてだと思う?」そんなママの言葉に一言、「分かんない」。そりゃ、分かってたら訊かないよね。だいすき。

三十こ目。「パパ、今日はたぬきさんが観たい。あのね、お化けとか出てくるんだよ」観たい映画のために、パパに一生懸命プレゼンテーションをするあなたの声が聞こえてくると、笑っちゃいそうになる。だいすき。

三十一こ目。「あのね、先生もマック食べたいって。誘ってあげようか」先生の気持ちも考えてあげてるんだね。一緒に行けたら楽しいね。だいすき。

三十二こ目。「今日は先生に、マックの絵を描いてあげた」先生をマックに連れて行ってあげなかったから、絵を描いてプレゼントしたんだね。先生、喜んでくれて良かったね。だいすき。

三十三こ目。「お友達にお花の種もらったの。植えよう!」そう言ってまいた朝顔の種、夏に花を咲かせたね。咲いているのを見つけた時嬉しくて、パパにもすぐに教えてあげていたね。だいすき。

三十四こ目。季節が終わった朝顔の種を、ちゃんと自分で集めていたね。また、来年植えようね。だいすき。

三十五こ目。「前にこんなところに行ったよね」最近よく、ふと二、三年前のことでも想い出してお話してくれるね。よく覚えてるなぁとびっくりするよ。だいすき。

三十六こ目。「地震があったら、頭を隠すんだよね」園で習ったことを、しっかりおうちでも教えてくれてありがとう。だいすき。

三十七こ目。「寝てる間、地震あったの? わたしの頭、ちゃんと守ってくれた?」ごめんね、ママも寝てた。だいすき。

三十八こ目。「ママ、包丁気をつけてね。指切らないでね」「ママはおっちょこちょいだからなぁ」心配かけてごめんね。野菜切りながら怪我してるの何度も見てるから、心配しちゃうよね。だいすき。

三十九こ目。「わたし、注射こわいの。とがってるし。でもガマンするんだ」とっても偉いね。今年は泣かずに、インフルエンザの予防接種できるかな?

四十こ目。「注射打つと、進化するんだよね。白血球とか、キラーT細胞とか」「怖いお姉さんがやっつけるんだよね」『はたらく細胞』は勉強になるね。よく覚えたね。だいすき。

四十一たにこ目。「ママ、お白湯作ってー。寒いからね、あったまるんだよねー」そう言うあなたにお白湯を持っていったら、「お米も鮭も入ってない!」って怒ってたね。それはお茶漬けって言うんだよ。だいすき。

四十二こ目。お腹の中にいたあなたは、あまりキックとかも多くなくて。穏やかに毎日を一緒に過ごしていたよね。だいすき。

四十三こ目。生まれたのは、大きな満月の日だったね。おかげで綺麗な満月を見ると、今でもあの日を思い出すよ。だいすき。

四十四こ目。生まれてきたあなたは、2500グラム未満。体重がお乳を吸うのも最初は難しくて、体重が減ってしまうことが心配だったよ。でも頑張って大きくなったね。だいすき。

四十五こ目。離乳食は、たくさん食べるかと思ったら、いきなり笑いながらひっくり返しちゃったり。その笑顔がにくたらしいけど可愛くて、思わず写真撮っちゃったよ。だいすき。

四十六こ目。「弟くんに起こされた。爽やかに寝てたのに」「蜘蛛の巣に雨がついてて、宝石みたい」その言葉選びや感性、とっても素敵だよ。だいすき。

四十七こ目。いつの間にか、「パパと結婚する」って言わなくなっちゃったね。あなたの世界が、ぐんぐん広くなってるんだね。だいすき。

四十八こ目。「わたし、大きくなった?」大きくなったよ。手は、あんなに小さかったのに。足もあんなに細かったのに。毎日ごはんを食べて、遊んで、考えて、泣いて、楽しんで、大きくなってるんだね。おかげで、去年の服はつんつるてんだね。だいすき。

四十九こ目。「わたしが大人になって赤ちゃんうんだら、家族がふえるね。そしたら、大きい家に引っ越そうね」ありがとう。まだまだゆっくり大きくなってね。だいすき。

五十こ目。「ママ、だいすき」いつもそう言ってくれてありがとう。ママもだよ。だいすき。

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