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2525農園、2年目に入ります

昨年の春ごろに、開墾から始めた25252農園。

そろそろ二年目に入るということで、今年は絶対育てたいものがありました。

それは「インカの目覚め」

わたくし、大の芋好きなのですが、北海道に行ってから芋好きに拍車がかかり、特に食べて感動したのが「インカの目覚め」でした。

今も、北海道産のインカの目覚めを見かけると、迷わず買っています。

ねっとりした甘い味わい。これを自分で育てられたらどんなにいいだろう!

去年は出遅れて、残り物の種芋しか買えませんでしたが「今年こそは……!」と、無事購入致しました。

しかし、芋を植えるにはまず土を準備しなければなりません。

去年はまず、自分で鍬を振るい、手が痛くて途方に暮れた頃にご近所の農家さんに手伝っていただきましたが――今年は、耕運機という強い見方がいます!

更には、5歳になったちびスタッフが「あたしもお芋うえたい!」と、手伝いを申し出てくれました。

ちなみに、去年植えたのはじゃがいも、トマト、ナス、きゅうり、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいも、きゃべつ、ブロッコリー、そして今も植わっているにんにく……。

2021年の畑

作物が病気にならないよう、同じ場所に同じ作物は植えられません。

今回の種芋は、去年じゃがいもを植えていた場所と今にんにくが植わっている間の場所を耕して、植えることにしました。

まずは耕運機で長く直線に耕していきます。

そこに、竹の葉を細かくしたものと枯れ葉、そして薪ストーブの灰をちびっこに鋤で混ぜてもらいました。

竹の葉には土を豊かにする微生物が特に多く、そして灰で土壌をアルカリ性にします。

芋づくり

一生懸命、重い鋤を振って土と葉や灰を混ぜてくれるちびっこ。

「これやったらすぐ植えられるの?」

「まだだよ。土に栄養がいってからね。それに、お日様が土を消毒してくれるんだよ」

「消毒かぁ。じゃあ、今も消毒してるんだね」

晴れた空を見上げながら、ちびっこが言いました。

種芋で買ったのは、先ほど言ったインカの目覚め500グラムと、メークイーン1キロ。1キロの種芋からだいたい8キロの芋が収穫できるということで、もしかしたら12キロくらい穫れるかもしれない……! と皮算用。

「去年はお芋小さくなっちゃったから、今年は大きく育つと良いね」

そんなことを言いながら耕した畑を見ていると、「早くうえたいなぁ」とちびっこ。

農事歳時記を見ると、どうやら梅の花が咲くころに、種芋を植えると良いとのこと。

2月の末頃には、植える楽しみと咲く楽しみの両方が待っているんだなぁと、わくわくです。

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