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ド素人、プロに手伝っていただく

前回の開墾後、みごとに全身筋肉痛になったナカノです。手のマメ、ようやく痛まなくなりました。

先日、前職の離任式に行って参りました。

※ナカノは昨年度まで、特別支援の教員をしていました。

そこで、「四月からどうしてるの?」といろんな方から訊ねられたため、「畑を開墾しはじめて、体めちゃくちゃ痛いです!!」と話をしたところ、詳しい方から「○○の時期には△△を植えた方が良いよ!」「なにかあったら相談してね!」とすっごく嬉しいアドバイスとお言葉をいただきました。人って、ありがたいなぁ…。

さて、前回は鋤で雑草を取っ払ったくらいだし、今日こそ鍬で土をほぐして、糠をすきこもうと、鍬を片手にえっちらおっちらやっていました。

今日はなんと!軍手をして長靴をはいている!!ちょっと進化したナカノです!!!
(前回は素手にスニーカーというなめきった格好なのも良くなかった!!だからマメなんてできたんだな反省反省!!)

そしていざ始めると--鍬、めちゃくちゃ便利!雑草もざくざく掘り返せる!!前回より疲れない!!

そう喜びながら、ちまちまちまちまちまちまちまちま…と耕していたおりました。すると。

「畝立てしてんの? 」

そう声をかけてくださったのは、(前回とは別の)お近くの農家さん。

「畝立てってなんぞや?」と思うド素人ですが、普段からよくお話をする方なので、力を抜いて「そうなんですよー、じゃがいも作ってみようと思ってー」と臆することなく答えられました。鍬持って軍手して長靴はいてたこともあり、気持ちだけはかなり「前回よりそれっぽい」気分だったのもあります。

すると、畑を見回した農家さんが一言。

「うちのトラクターでやってあげるよ?」

「ええぇぇえっ!? 良いんですかっ????」

思わず食いついてしまうわたし。前回、「機械なくても無心になれて良い」とか書いたのにね!手作業の、あまりのちまちまさにちょっと先が見えなさすぎましたからね!

「トラクターならすぐできるから、もう少ししたらやってあげるよ」

と、農家さん。

正直、めちゃくちゃありがたい。

トラクターが来る前に、長い枯れ草やぼうぼうに固まって草が生えてるところは取り除いておいて、とのことだったので(トラクターに絡まってしまうので)、急きょ鍬を手放し、えっちらおっちら通り道になる部分の枯れ草を移動したり、草の固まりをちぎったりして待っていると。

満を持して、トラクター登場!!!

もうほとんど一瞬のできごとでした。

畑の中を行ったり来たり。それを三回ほど繰り返し、時間にしておよそ15分程度で素敵な畑が誕生しました。

前回の成果

トラクターで耕していただいた成果

めちゃくちゃふっかふかでした。

足がめちゃくちゃ沈む!!すごい!!これでじゃがいも植えられるじゃんっ!!

「これをしばらくおいておくと、中の雑草が枯れて肥料代わりになるよ」

なんと!すぐさま植えられるわけではないのですね!

「草はちゃんと土に返した方が良いよ。そしたら、別に肥料も入れなくて良いから。枯れ草も細かくして入れ込むと良いよ」

なるほどなるほど。本当に自然の力で、良い土にできるわけですね。これぞパーマカルチャーの考え。

本当に本当に本当にめちゃくちゃ助かったので、お礼を言っていると、更に「良い案配になった頃に、もう一度トラクターでやっといてあげるよ。機械は早いからね」とのお言葉までいただいてしまい…!本当にお優しい…!!!

農家さんによると、ナカノがえっちらおっちらやっていた放棄耕作地は元々田んぼだったらしく、土も良い土だとのこと。こんなに手助けしていただいたのだから、しっかり実らせてお返しができるようになりたいと、心から思いました。がんばらねば…!

農家さんと別れたあとは、じゃがいもを植えるところに糠を、それ以外のところには薪ストーブから出た灰を撒いてすきこみました。灰をすきこんだところには、前述の元職場でご助言いただいた植物--「さやえんどう」を植えるつもりです。しかも種から!!

とりあえず、一週間おいてからの植えつけがすごく楽しみです。


ド素人今日の学び

①プロはすごい。機械は早い。

②作業中、暑いからって長袖をまくってはいけない…(腕が傷だらけになってしまった…痛い)




























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