ノビタキ オスの変身、旅する鳥
戦場ヶ原は高原の湿原・草原で、朝早くから野鳥の爽やかなさえずりを聞くことができる。ホオアカやアオジ、カッコウ、ビンズイなど鳥の種類が多いが、特にノビタキ(ヒタキ科)は、ハイカーに人気の夏鳥だ。
ノビタキはヒタキ科の夏鳥で、本州中部の高原や北海道で子育てをして、秋には暖かい南の大陸に渡っていく。小さい体(13cm程度)であっても、毎年「渡り」をするのには驚いてしまう。
秋になると、戦場ヶ原のノビタキは冬羽になり、南に移る準備をする。同時に奥日光には、秋の「渡り」の中継地として、短期間だが、ヒタキ科の野鳥ノゴマ、ムギマキが飛来する。見つけたら嬉しくなる鳥だ。
空nyan!
奥日光では、子育てをする鳥や長い距離を旅する鳥が見られる。