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アスリートという強い説得力の怖さ

選手が「飲み残しのボトル」捨てる理由とは 「五輪清掃員の失望」記事受け為末大が解説→納得の声(J-CASTニュース)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/59dac2fcdaffc44a273fc30fd12c33ae6b9f6861


素敵な感動と謎な閉会式で幕を閉じたオリンピック。

この記事、そんなオリンピックの清掃員が嘆いている、というところが発端になっています。
なんでも、アスリートたちが飲みかけの飲み物を中身が入ったまま捨てているというのです。

それに対して上記の記事では、スポーツ解説の方が「ドーピング対策です」と反論しています。

なんでも、飲みかけのボトルやコップに禁止薬物を入れる不届き者がいるらしく、それをされてしまうとドーピング検査で失格処分になるので、目を離した飲み物は口にしないというのです。

とんでもない「ならず者」がいるのだと、目からウロコです。

記事のコミント欄などにも「腑に落ちたー」と称賛の声がたくさん上がっています。

でもです。

ここで、私の果汁がたくさん詰まったオレンジ色の脳みそが「ぽちゃ〜ん」と音を立てました。

あれ?

飲み物を粗末にしてることには変わりはないなー、と。

なんか「アスリート」「ドーピング対策」という説得力のあるワードに惑わされていますが、飲み物が飲み残されて捨てられているという事実は、1ミリも変わっていないのです。

コレでは子どもたちに「オリンピックのアスリートのようになりなさい」などと言おうもんなら、飲みかけの飲み物を「ポイっ」と捨てられても怒ることもできません。

あわわわわ……

もしかすると、こういうアスリートへの特別視が繋がってバッハ会長という怪物を産み出したり、スポーツ団体の不祥事に繋がっているのかもしれません。

ちゃんと問題が解決されることを祈ります。

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