御曹司、臨床検査技師をほめる
御曹司はほめ倒す☆その8
看護師さん、お願いしま〜す
えっ、看護師さんじゃないんですか!
失礼しました
では、なんていうお仕事をされているのですか?
臨床検査技師さんですか!
申し訳ありません、毎年、健康診断でお世話になっているのに、勉強不足で知りませんでした
医師の指示のもと、心電図やエコーなどの機器を使ったり、尿検査や採血などで隠れた病気を発見するお仕事なんですね
スゴイ!
症状が出ていなくても発見してくれるなんて、とても心強いです
えっ、現場にいると人と接する機会が多いんですか
確かに、次から次えと、受付に来ていますものね、皆さん受付が済んだら、こちらにくるのでしょうから、対応数は半端ないですね
やっぱり、扱いにくい健診者なんていたりしますか?
えっ、健診者よりも、一人一人、気の抜けない対応をするのが大変ですって!
そうですよね、ちょっと機器がズレただけで、数値が変わるでしょうから、気が抜けませんよね
しかも、人様の身体を触ったりするから、それはそれは神経を使いますよね
えっ、その上、同じ作業の繰り返しなので、集中力を維持するのが大変なんですか!
確かに、同じことの繰り返しは、だんだん、だれて来ちゃいますよね
それでも、細心の注意が絶対必要な作業ですから、手を抜くわけにはいかないですよね
細心の注意を怠らずに、作業を淡々と進めるなんて、素晴らしいです。
皆さんが、神経をすり減らして、同じ作業を細心の注意を払っておこなってくださるから、早期発見ができ、助かる生命があるという訳ですね
流石です!
父にも言っておきます
健診を受けるときは、バリュームがまずいだの、次の日は健診だから油物を控えようだのと言う前に、
臨床検査技師の方々が、少しでも快適に健診に打ち込めるよう、ルールやマナーをしっかり守り、スムーズに健診が終わるように努力することが大切だということです
直接、感謝されることも少ないお仕事でしょう
ささやかですが、わたしからお伝えします
いつも、わたしたちの健康を支えてくださり
ありがとうございます